2010.02.02 Tuesday 08:08
コードブルー2ndより(カテーテルアブレーション治療)
フジテレビ系列 コードブルー2ndにて が心臓カテーテル手術を受け快方に向かっている場面がありました。ドラマの中で登場した緋山美帆子(戸田恵梨香)が受けた手術。
それは。心臓カテーテル手術(カテーテルアブレーション)です。今回はこのカテーテルアブレーションについて紹介したいと思います。
カテーテルアブレーションの”アブレーション(ablation)"とは、直訳すると「取り除く、切除する」と言う意味になります。しかし、ここでは「焼灼」の意味で用います。
まず、カテーテルアブレーションを行う前に、心臓の検査を行います。
それが、心臓電気生理学的検査(EPS)と言われる検査です。
このEPSは、電極カテーテルを血管から挿入し、心臓の中まで挿入。そして、心内心電図の記録、心内膜からの心室への刺激を行う検査です。
心臓の動き・拍出は刺激伝導系と呼ばれる決められた刺激の経路を通って、心臓は一定のリズムで血液を拍出しています。
このESP検査では、この刺激伝導系の異常を調べ、診断を行います。
その診断により、ペースメーカの適否、またはカテーテルアブレーション治療を行えるか、などを判断します。
<適応・治療>
カテーテルアブレーションでは、WPW症候群、発作性上室性頻脈、また限局した頻脈回路が原因となる不整脈が対象となります。
これらの不整脈の発生源や発生経路なる心筋組織を焼灼(焼き切る)を行います。
カテーテルアブレーション治療中は、体表面に対極板を装着し、心臓内にあるカテーテルから高周波通電(300〜800kHz程度)を行います。
カテーテル先端が接している心筋組織の温度を60℃程度に上昇させ、目的の心筋組織を凝固壊死させます。
このカテーテルアブレーションは心臓カテーテル室で行われます。
臨床工学技士は、この心臓カテーテル室での業務も携わっており、この治療でも、医師、看護師、放射線技師、臨床工学技士がチームを組み治療を行います。
今後も心臓カテーテル検査室での心臓電気生理学検査やカテーテルアブレーション治療などの準備から各種装置の操作、データ管理まで幅広く臨床工学技士が携わる場面は多くなります。
これらの業務を安全かつ適切に行えることも大切となるでしょう。



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