学校法人セムイ学園東海医療科学専門学校
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言語聴覚科ブログ
STひとくちメモ(カニューレ)
2009.06.25

指を使わなくても・・・

脳血管障害や呼吸機能障害の患者さんで、
時々、喉に穴が開いているのを見ることがあります。
そしてその喉の穴の中にはゴムのような管が入っています。
これを気管切開カニューレと言います。

この気管切開カニューレを装着すると、
空気はこのカニューレを通って外から肺へ出入りしますので、
カニューレ上部にある声帯へ空気が通いにくくなってしまい、
結果的に声が出せないという状態になってしまいます。

しかし、特殊なカニューレを用いるなどの方法によって
肺から送出された空気を声帯へ流すことができるように
なりますが、その際、カニューレの入り口を
”話す時だけ指で塞ぐ”という作業が必要になってしまいます。
すなわち、息を吸うときは指を離してカニューレ入口から
空気を取り入れ、声を出す時はカニューレ入口を指で塞ぐ
という頻回な作業が必要となるわけです。
これは、非常に大変です。

そこで開発されたのが、ワンウェイバルブ(下の写真②)
という医療器具です。
カニューレの入口に装着するだけで、吸気時にはバルブが開き空気を吸い、
呼気時にはバルブが閉まり空気は上方(声帯方向)へ向かいます。

これで、カニューレ装着者がフリーハンドで声を出すことが
できるようになりました。

大変素晴らしい道具です。

写真① バルブを装着していない状態
カニューレ1.jpg

写真② バルブを装着した状態
カニューレ2.jpg
(写真は高研社製)

コラム
2009.06.17

新聞を読もう

 去る6月13・14日、岡山(倉敷市)で開催された、日本言語聴覚士協会
学術集会に参加した。その折利用したホテルにあった地方紙(山陽新聞)に、
死因の究明に必要な解剖が、日本ではほとんど行われていない、そのことを
憂いた「海堂 尊」氏が提唱して、「Ai」を広めようとしている。
その記事が載っていた。
 以前、ブログに海堂氏の書いた「死因不明」という本について雑文を書いた。
「Ai」を通しての深刻な日本の医療界の現実を指摘していた。
日本人のほとんどは真の原因を知らされることなく死んでゆく(死んでから
知らされてもとも思うのだが)現実に驚かざるを得ない。
お粗末な「死療行政」?
  一地方紙にも「Ai」が取り上げられているのを見ると、広く「Ai」が広ま
りつつあるのかと思う。こうしたあまり一般的とはいえない内容のことについ
て、新聞は記事にしている。持って回った言い方をしたが、要は新聞を読んで、
最新の医学・医療とその関連領域の諸々を吸収して欲しいのである。記事から
は「深く」は求められないだろうが、「広く」は可能であろう。
その広さもSTには必要だと思う。
  諸君新聞を読もう。

言語聴覚士を目指す方に
2009.06.12

一度読んでみてはいかがでしょうか

「言語聴覚士をめざすひとのために」という本をご存じですか?
言語聴覚士が国家資格制度化されてから、
言語聴覚士(ST:Speech Therapist)を紹介する
いわゆる職業ガイドブックが幾冊と出版されるようになりました。
その中に、下の写真で紹介させていただく一冊の本があります。
当書籍は、愛知県内の言語聴覚士や言語聴覚療法に関わる
様々な専門家が中心となってまとめられたものです。
当校の専任講師や多くの非常勤講師、臨床実習指導者が
執筆されています。

STについての多彩な情報(資格、学問、臨床など)が
大変分かりやすく説明されていますので、
これからSTを目指してみようと考えている方には
お薦めの一冊です。

言語聴覚士をめざすひとのために

言語聴覚士をめざすひとのために

ネオメディク(丸善発売)

実習1期目が終わりました(学生の声)
2009.06.11

昼夜課程2年生の近況報告

★ 言語聴覚科 昼夜課程2年 Sさん(女性)

2年次の臨床実習(1期)がやっと終わりました。
私は次の3つで、今回の実習を無事に終えることができました。
1.健康管理、2.助け合い、3.貯蓄です。
とにかく、心身ともに健康でなければ全てが始まりません。
グループを組んだ相手にも迷惑がかかるので体調管理には気をつけました。
そして2つ目、助け合う事で困難を乗り切れました。
”分からなくなったら聞く””聞かれたら答える”
”ないものは借りる””励ましあう””良いところを認め合う”
”ひとりで悩まない”こうすることで互いによい関係を維持し続けられ、
途中で投げ出さずに取り組めたと思います。
3つ目の貯蓄は私にはとても大事でした。
作業スピードが遅い分、他の実習生と同じ時刻に課題を提出しようと思うと、
それなりの貯蓄が必要です。睡眠時間を削って課題に取り組みました。
内容はともかく他の皆に遅れることなく課題を提出できました。
終わってみると、実習パートナーに助けられて乗り切れた
というのが実感です。

【解説】
 昼夜課程2年生の臨床実習は4月〜8月の間で1回、そして
 10月〜12月の間でもう1回が行われます。
 前半の実習では学生が複数名で実習に行き、
 後半の実習では、ほぼ1名で行うことになります。

実習施設の先生との面談
2009.06.10

実習指導担当者会議がありました

6月6日(土)、
2年生が臨床実習でお世話になる各病院・施設の
STの先生方が東海地方初め、全国から約40名ほど
お集りいただき、会議が行われました。

会議のあとは、指導者の先生方と実習生とが
面談を行い、自己紹介や実習に関する諸情報など
いろいろな話をしました。

さぁ、1か月半後からは臨床実習開始です。
2年生はしっかりと勉強をしておきましょう。

実習指導者の先生方、お忙しいところ
ご来校いただき、誠にありがとうございました。

sidousyakaigi.jpg
実習指導者と学生との事前面談風景

毎日充実しています(学生の声)
2009.06.05

昼間課程2年生の近況報告

★ 言語聴覚科 昼間課程2年 Sさん(女性)  

「臨床実習に向けた準備が進んでます!」

2年生になってから授業時間が減り、ゆとりの時間が・・・
と思ったのも束の間でした。
今は臨床実習に向けて実践練習(口頭試問)やOSCE(実技試験)が
進んでいます。
患者役である先生方の名演技(?!)に本番さながらの緊張感をもって
臨んでいます。

<用語説明>

客観的臨床能力試験(OSCE:Objective Structured Clinical Examinationの略)
  臨床実習前に、模擬患者との医療面接(挨拶、礼節、自由会話)や各種検査の基本技術などの能力を備えているかをチェック、指導するものです。現在の所、本学科ではOSCE(オスキー)は必修科目とはなっていませんが、2年生全員が積極的に参加しています。

口頭試問
  臨床実習前に、言語聴覚学・障害学の基礎的知識が備わっているかをチェックするもので、失語症、高次脳機能障害、ディサースリア、摂食・嚥下障害の4領域について実施されます。OSCE同様に必修科目とはなっていませんが,
こちらも2年生全員が実力アップのために取り組んでいます。

STひとくちメモ(7つ道具)
2009.06.05

言語聴覚士の7つ道具

STには7つ道具があるのを知っていますか?
検査や訓練で使う検査キットや機器、訓練教材などとは
別に、小物として大切な携帯品があるのです。
それが↓の写真になります。

nanatudougu.jpg

①聴診器:
  飲み込みの際に、喉に食べ物が残っていないかなど
  嚥下の際の喉の状態を聞くために使います。
②ストップウォッチ:
  声をどれくらい長く出せるかを測ります。
③ペンライト:
  発音している際の、軟口蓋(口の天井の奥側)の
  運動を光で照らして観察します。
④ネイザルミラー(鼻息鏡):
  発音時に鼻から空気が漏れていないかどうかを評価します。
⑤舌圧子
  舌など口腔器官の筋力をみたりする場合に使います。
⑥綿棒:
  口腔内の刺激訓練や”ゴクン”と飲み込む運動を促進させる
  訓練をする際に使ったりします。

などになります。

では⑦つ目は・・・?これは臨床現場によって必要な小物は違ってくるのですが、
やはり多いのは「文房具」ですね。
”鉛筆、マジック、消しゴム、定規、メモ帳、糊など”
言語訓練の時、とっさに必要となることがあります。
先生方によっては7つ、8つ、9つ・・・ということもあります。

STの着る白衣のポケットの中には
結構いろいろな小道具があるんですよ。

卒業生が活躍します
2009.06.04

卒業生は学会発表でもがんばっています

第10回 言語聴覚士学会6/13,14両日に行われます。
今回は岡山県倉敷市が開催地となります。
どうやら関西以西では初の開催のようです。
学会HPをご覧になりたい方はこちらへ

今回のテーマは
『言語聴覚臨床のスコープ』(メインテーマ) 
「失語症機能訓練から社会的支援」
「嚥下訓練のエビデンス」
「発達障害に関する認知心理学的方法論」
「脳機能の回復とリハビリテーション」
「新生児聴覚スクリーニング」
「自閉症およびアスペルガー症候群に関する神経心理学的・生理学的研究」
「音韻論と語用論の方法」

などとなっています。

名古屋→岡山という距離ですが、在校生(2年生)の数名が学会へ行き勉強しに行くようですし、卒業生は数名が発表をすることになっています
当学科は1期生がようやく臨床6年目を迎えたところですが、
年々ST関連の学会で発表をする卒業生が増えていることを
うれしく思います。
臨床の場でも、研究や自己研鑽の場においても
大いに活躍してほしいと願っています。

コラム
2009.06.03

「職人」の渡り        

私は、STは言葉を介して治療する「技術者」・「職人」だと、ずっと思っているのだが、この発想を得たのが何時だったのか、どんなきっかけだったのかを、全く思い出せないでいる。しかし、文化学園に授業をやりに行っていた頃には、口にしていたことを思い出せるので、その頃かとも思う。4半世紀余り前からということになる。当時、私の授業を聞かれた方々はどんな風に思われただろうか。伺ってみたい気もする。
 ところで、この「職人」について、小関智弘氏の書いた「職人ことばの技と粋」を読んでいて、ちょっと気になる個所をぶつかったので、紹介したい。
かつては、鉄工所を次々に変えて行く「渡り職人」と呼ばれる、職工・旋盤工といった人たちがいた。それらの人々にとっては、職人の気まぐれや定着性のなさからなのではなくて、渡りが修行のひとつの形態であったのだという。技量を磨き、広い世間を知って人格を豊かにするこの渡りは、職人の修行として必要なことであった。技を磨くことは、同時に心の進歩をも意味していた。一職人の言葉として、「うまくなったと思えば、終わりでねぇか・・・満足しちゃえば終わりでねぇかね」と紹介されている。
 この言葉には「一丁前になったと思い、油断してはならぬ。心を引き締めろ」という気持が、込められていると思う。STも同じだと思う。『国家試験合格』それ一丁前なのではない。最初の一歩を踏み出したに過ぎない。その一歩目を「渡り」にかけてみようではないか。そして、広い広い世界をわが世界として受け止めようではないか。きっとそこに、すばらしい出会いが待っているにちがいない。
 若いST職人たちよ。わたりの場に羽ばたけ。

  (小関智弘「職人ことばの『技と粋』」 東京書籍刊 1600円)

学校法人セムイ学園 東海医療科学専門学校
〒450-0003 名古屋市中村区名駅南2-7-2(名古屋駅・伏見駅から徒歩12分)
TEL:052-588-2977(学校代表) FAX:052-588-2978

言語聴覚科

基本情報 担任紹介 学外実習
教育課程表 ブログ
STひとくちメモ(カニューレ)

指を使わなくても・・・

脳血管障害や呼吸機能障害の患者さんで、
時々、喉に穴が開いているのを見ることがあります。
そしてその喉の穴の中にはゴムのような管が入っています。
これを気管切開カニューレと言います。

この気管切開カニューレを装着すると、
空気はこのカニューレを通って外から肺へ出入りしますので、
カニューレ上部にある声帯へ空気が通いにくくなってしまい、
結果的に声が出せないという状態になってしまいます。

しかし、特殊なカニューレを用いるなどの方法によって
肺から送出された空気を声帯へ流すことができるように
なりますが、その際、カニューレの入り口を
”話す時だけ指で塞ぐ”という作業が必要になってしまいます。
すなわち、息を吸うときは指を離してカニューレ入口から
空気を取り入れ、声を出す時はカニューレ入口を指で塞ぐ
という頻回な作業が必要となるわけです。
これは、非常に大変です。

そこで開発されたのが、ワンウェイバルブ(下の写真②)
という医療器具です。
カニューレの入口に装着するだけで、吸気時にはバルブが開き空気を吸い、
呼気時にはバルブが閉まり空気は上方(声帯方向)へ向かいます。

これで、カニューレ装着者がフリーハンドで声を出すことが
できるようになりました。

大変素晴らしい道具です。

写真① バルブを装着していない状態
カニューレ1.jpg

写真② バルブを装着した状態
カニューレ2.jpg
(写真は高研社製)

2009.06.25
コラム

新聞を読もう

 去る6月13・14日、岡山(倉敷市)で開催された、日本言語聴覚士協会
学術集会に参加した。その折利用したホテルにあった地方紙(山陽新聞)に、
死因の究明に必要な解剖が、日本ではほとんど行われていない、そのことを
憂いた「海堂 尊」氏が提唱して、「Ai」を広めようとしている。
その記事が載っていた。
 以前、ブログに海堂氏の書いた「死因不明」という本について雑文を書いた。
「Ai」を通しての深刻な日本の医療界の現実を指摘していた。
日本人のほとんどは真の原因を知らされることなく死んでゆく(死んでから
知らされてもとも思うのだが)現実に驚かざるを得ない。
お粗末な「死療行政」?
  一地方紙にも「Ai」が取り上げられているのを見ると、広く「Ai」が広ま
りつつあるのかと思う。こうしたあまり一般的とはいえない内容のことについ
て、新聞は記事にしている。持って回った言い方をしたが、要は新聞を読んで、
最新の医学・医療とその関連領域の諸々を吸収して欲しいのである。記事から
は「深く」は求められないだろうが、「広く」は可能であろう。
その広さもSTには必要だと思う。
  諸君新聞を読もう。

2009.06.17
言語聴覚士を目指す方に

一度読んでみてはいかがでしょうか

「言語聴覚士をめざすひとのために」という本をご存じですか?
言語聴覚士が国家資格制度化されてから、
言語聴覚士(ST:Speech Therapist)を紹介する
いわゆる職業ガイドブックが幾冊と出版されるようになりました。
その中に、下の写真で紹介させていただく一冊の本があります。
当書籍は、愛知県内の言語聴覚士や言語聴覚療法に関わる
様々な専門家が中心となってまとめられたものです。
当校の専任講師や多くの非常勤講師、臨床実習指導者が
執筆されています。

STについての多彩な情報(資格、学問、臨床など)が
大変分かりやすく説明されていますので、
これからSTを目指してみようと考えている方には
お薦めの一冊です。

言語聴覚士をめざすひとのために

言語聴覚士をめざすひとのために

ネオメディク(丸善発売)

2009.06.12
実習1期目が終わりました(学生の声)

昼夜課程2年生の近況報告

★ 言語聴覚科 昼夜課程2年 Sさん(女性)

2年次の臨床実習(1期)がやっと終わりました。
私は次の3つで、今回の実習を無事に終えることができました。
1.健康管理、2.助け合い、3.貯蓄です。
とにかく、心身ともに健康でなければ全てが始まりません。
グループを組んだ相手にも迷惑がかかるので体調管理には気をつけました。
そして2つ目、助け合う事で困難を乗り切れました。
”分からなくなったら聞く””聞かれたら答える”
”ないものは借りる””励ましあう””良いところを認め合う”
”ひとりで悩まない”こうすることで互いによい関係を維持し続けられ、
途中で投げ出さずに取り組めたと思います。
3つ目の貯蓄は私にはとても大事でした。
作業スピードが遅い分、他の実習生と同じ時刻に課題を提出しようと思うと、
それなりの貯蓄が必要です。睡眠時間を削って課題に取り組みました。
内容はともかく他の皆に遅れることなく課題を提出できました。
終わってみると、実習パートナーに助けられて乗り切れた
というのが実感です。

【解説】
 昼夜課程2年生の臨床実習は4月〜8月の間で1回、そして
 10月〜12月の間でもう1回が行われます。
 前半の実習では学生が複数名で実習に行き、
 後半の実習では、ほぼ1名で行うことになります。

2009.06.11
実習施設の先生との面談

実習指導担当者会議がありました

6月6日(土)、
2年生が臨床実習でお世話になる各病院・施設の
STの先生方が東海地方初め、全国から約40名ほど
お集りいただき、会議が行われました。

会議のあとは、指導者の先生方と実習生とが
面談を行い、自己紹介や実習に関する諸情報など
いろいろな話をしました。

さぁ、1か月半後からは臨床実習開始です。
2年生はしっかりと勉強をしておきましょう。

実習指導者の先生方、お忙しいところ
ご来校いただき、誠にありがとうございました。

sidousyakaigi.jpg
実習指導者と学生との事前面談風景

2009.06.10
毎日充実しています(学生の声)

昼間課程2年生の近況報告

★ 言語聴覚科 昼間課程2年 Sさん(女性)  

「臨床実習に向けた準備が進んでます!」

2年生になってから授業時間が減り、ゆとりの時間が・・・
と思ったのも束の間でした。
今は臨床実習に向けて実践練習(口頭試問)やOSCE(実技試験)が
進んでいます。
患者役である先生方の名演技(?!)に本番さながらの緊張感をもって
臨んでいます。

<用語説明>

客観的臨床能力試験(OSCE:Objective Structured Clinical Examinationの略)
  臨床実習前に、模擬患者との医療面接(挨拶、礼節、自由会話)や各種検査の基本技術などの能力を備えているかをチェック、指導するものです。現在の所、本学科ではOSCE(オスキー)は必修科目とはなっていませんが、2年生全員が積極的に参加しています。

口頭試問
  臨床実習前に、言語聴覚学・障害学の基礎的知識が備わっているかをチェックするもので、失語症、高次脳機能障害、ディサースリア、摂食・嚥下障害の4領域について実施されます。OSCE同様に必修科目とはなっていませんが,
こちらも2年生全員が実力アップのために取り組んでいます。

2009.06.05
STひとくちメモ(7つ道具)

言語聴覚士の7つ道具

STには7つ道具があるのを知っていますか?
検査や訓練で使う検査キットや機器、訓練教材などとは
別に、小物として大切な携帯品があるのです。
それが↓の写真になります。

nanatudougu.jpg

①聴診器:
  飲み込みの際に、喉に食べ物が残っていないかなど
  嚥下の際の喉の状態を聞くために使います。
②ストップウォッチ:
  声をどれくらい長く出せるかを測ります。
③ペンライト:
  発音している際の、軟口蓋(口の天井の奥側)の
  運動を光で照らして観察します。
④ネイザルミラー(鼻息鏡):
  発音時に鼻から空気が漏れていないかどうかを評価します。
⑤舌圧子
  舌など口腔器官の筋力をみたりする場合に使います。
⑥綿棒:
  口腔内の刺激訓練や”ゴクン”と飲み込む運動を促進させる
  訓練をする際に使ったりします。

などになります。

では⑦つ目は・・・?これは臨床現場によって必要な小物は違ってくるのですが、
やはり多いのは「文房具」ですね。
”鉛筆、マジック、消しゴム、定規、メモ帳、糊など”
言語訓練の時、とっさに必要となることがあります。
先生方によっては7つ、8つ、9つ・・・ということもあります。

STの着る白衣のポケットの中には
結構いろいろな小道具があるんですよ。

2009.06.05
卒業生が活躍します

卒業生は学会発表でもがんばっています

第10回 言語聴覚士学会6/13,14両日に行われます。
今回は岡山県倉敷市が開催地となります。
どうやら関西以西では初の開催のようです。
学会HPをご覧になりたい方はこちらへ

今回のテーマは
『言語聴覚臨床のスコープ』(メインテーマ) 
「失語症機能訓練から社会的支援」
「嚥下訓練のエビデンス」
「発達障害に関する認知心理学的方法論」
「脳機能の回復とリハビリテーション」
「新生児聴覚スクリーニング」
「自閉症およびアスペルガー症候群に関する神経心理学的・生理学的研究」
「音韻論と語用論の方法」

などとなっています。

名古屋→岡山という距離ですが、在校生(2年生)の数名が学会へ行き勉強しに行くようですし、卒業生は数名が発表をすることになっています
当学科は1期生がようやく臨床6年目を迎えたところですが、
年々ST関連の学会で発表をする卒業生が増えていることを
うれしく思います。
臨床の場でも、研究や自己研鑽の場においても
大いに活躍してほしいと願っています。

2009.06.04
コラム

「職人」の渡り        

私は、STは言葉を介して治療する「技術者」・「職人」だと、ずっと思っているのだが、この発想を得たのが何時だったのか、どんなきっかけだったのかを、全く思い出せないでいる。しかし、文化学園に授業をやりに行っていた頃には、口にしていたことを思い出せるので、その頃かとも思う。4半世紀余り前からということになる。当時、私の授業を聞かれた方々はどんな風に思われただろうか。伺ってみたい気もする。
 ところで、この「職人」について、小関智弘氏の書いた「職人ことばの技と粋」を読んでいて、ちょっと気になる個所をぶつかったので、紹介したい。
かつては、鉄工所を次々に変えて行く「渡り職人」と呼ばれる、職工・旋盤工といった人たちがいた。それらの人々にとっては、職人の気まぐれや定着性のなさからなのではなくて、渡りが修行のひとつの形態であったのだという。技量を磨き、広い世間を知って人格を豊かにするこの渡りは、職人の修行として必要なことであった。技を磨くことは、同時に心の進歩をも意味していた。一職人の言葉として、「うまくなったと思えば、終わりでねぇか・・・満足しちゃえば終わりでねぇかね」と紹介されている。
 この言葉には「一丁前になったと思い、油断してはならぬ。心を引き締めろ」という気持が、込められていると思う。STも同じだと思う。『国家試験合格』それ一丁前なのではない。最初の一歩を踏み出したに過ぎない。その一歩目を「渡り」にかけてみようではないか。そして、広い広い世界をわが世界として受け止めようではないか。きっとそこに、すばらしい出会いが待っているにちがいない。
 若いST職人たちよ。わたりの場に羽ばたけ。

  (小関智弘「職人ことばの『技と粋』」 東京書籍刊 1600円)

2009.06.03

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