審美修復について
2018.07.31
こんにちは、歯科技工士科2年担任の山口です。
7月17日と24日に2年生向けに山田 和伸先生による、歯冠修復技工学の審美(しんび)修復についての実習がありました。
今回の実習では前歯(上顎左側中切歯)のオールセラミックの歯を一本製作するという内容になります。
まずは山田先生からそれぞれの材料の特性や役割について説明を受けて
デモンストレーションを見せていただき、実習を進めていく、という流れで実習を学んでいきます。
(↑ 学生も真剣です)
患者さんにとって、前歯の審美性はとても重要なものになります。
色や形、隣の歯や噛み合う歯とのバランス・・・考えてもキリがないほど、沢山の要素が複雑に絡み合ってきます。
それらのひとつひとつの工程をしっかりと覚え、丁寧にこなして患者さんはもちろん、自分の納得のいく歯を作っていけるようになってもらいたいですね☺
夏休み明けの実習での完成を予定していますが、学生の作った歯を見るのが楽しみです。
(歯科技工士科2年 山口)
※オールセラミック
歯のクラウン(かぶせ物、差し歯)やブリッジ治療における金属を使用しない最新の治療法。
出店:Wikipedia
※しんび‐てき【審美的】の意味
[形動]美を的確に見極めようとするさま。美を深く追究するさま。「審美的な関心」