学校法人セムイ学園 厚生労働大臣指定/愛知県知事認可専修学校

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東海歯科医療専門学校

フルデンチャー

こんにちは今年初投稿になります、歯科技工士科1年担任の小林です。

 

1年生では有床義歯技工学の授業で「全部床義歯(フルデンチャー)」を製作中です。「入れ歯」だと聞き覚えがある方もいると思います!製作には工程が沢山あるので、時間をかけて完成まで行っていきます。

 

↑先生のデモンストレーションを真剣に聞いた後、↓各自自分の席に戻り実習に取りかかります。

 

上の写真では人工歯(既製の歯)を並べている最中です。

人工歯排列は、ただ単に歯を並べるのではなく、歯の方向や咬頭(歯の山)の高さの順、並べる順番、咬み合わせの位置などを考えながらすべての歯(28本)を1本ずつ並べていきます。

 

人工歯排列が終了後、歯肉(歯茎)をワックスで形成していきます。歯も植物と同様に根っこ(歯根)があり、1本ずつ生えている方向に気を付けながら様々な道具を駆使して削ったり、盛直しをしながら作ります。↓

今回、担当して頂いた服部先生と写真を撮って休み前の授業は終了です。ほとんどの生徒が休み前に歯肉形成まで終わっていたのでホッと一安心♪

 

「義歯が楽しい!興味がある!この工程が好き!」などなど沢山の声を耳にします。

今は義歯完成に向けて、休み明けからワックス(ピンク)の部分をレジンに置き換えていく工程をしています。その工程も投稿できたらと思っていますのでお楽しみに!

 

歯科技工は様々な内容があるので得意、不得意は人それぞれありますが好きな事を多く見つけて欲しいなぁ~と思っています♪

では、次の投稿でお会いしましょう。

 

 

歯科技工士科1年担任 小林

鋳造!

こんにちは、歯科技工士科2年担任の山口です。

久しぶりの投稿になってしまいましたが、12月から1年生の歯冠修復技工学にて「メタルコア・テンポラリークラウン(仮歯)」の実習が始まり、今日はメタルコアの鋳造(ちゅうぞう)を行いました。

 

神経を抜いた歯には、金属の土台やプラスチックの土台を作り、その上に被せもの(俗に言う銀歯や白い歯)を装着するといった治療法があります。

メタルコアはその、“金属の土台”部分を指します。

 

メタルコアの大まかな製作順序は、

 

①メタルコアのワックスアップ(形作り)

②作ったワックスパターンの埋没(型採り)

③鋳造(ちゅうぞう)※ワックスを金属に置き換える作業のこと

④置き換えた金属の形態修正・研磨

⑤完成!

 

といった流れになります。

 

1年生の学生からすると、今回の鋳造作業は少し期間が開いていたからか、ドキドキしているように見受けられました。

↑金属を溶かしている様子

慣れると炎も怖くなくなってきます・・頑張りましょう!☺

 

ちなみにメタルコアが完成すると、その上にテンポラリークラウン(仮歯)の製作へと進みます。

また、仮歯では扱う材料が異なるので、材料の性質・違いに触れて色々と吸収していってもらいたいと思います。

 

話は変わりますが、全国的にインフルエンザが流行しているため、国家試験を控えた2年生を含め、他の学生も教員もこの時期は特にハラハラしています。

今年は特に「インフルエンザ脳症」のお話も耳にします。

風邪でもインフルエンザでも、油断は大敵ですね。

人の多い場所へ行く場合はマスクをしたり、予防をしましょう。

そして帰宅したらうがい手洗いを忘れないように!

 

 

(歯科技工士科2年担任 山口)

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