学校法人セムイ学園 厚生労働大臣指定/愛知県知事認可専修学校

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東海医療科学専門学校

このままでは危険では?」と認識を持つことが重要です

臨床工学科2年生の病院安全管理学の授業にて、KYTを行っています。
KYTとは危険予知トレーニングの事です。
1つの事例をもとに、グループで危険を予測し情報共有、ディスカッションを行います。
このKYT を行う事で、日常には多くの危険が潜んでいる事に気付き、危険対策を考える力を身につけます。

臨床工学技士のたまご~KYT 02 臨床工学技士のたまご~KYT 04

今回は各班毎に1つのイラスト(病院での風景)を見ながらKYTを行いました。実際の危険箇所を話合い、またその危険を解決する方法を考えます。
最後は、各班にどのようなディスカッションが行われたかを発表します。

臨床工学技士のたまご~KYT 01

臨床工学技士の大事な職務に「医療安全」が上げられます。医療安全を高めるためには1人1人が「何かおかしい?」「このままでは危険では?」と認識を持ち改善を行っていく必要があります。臨床工学技士として、また医療人の1人として医療安全の共通認識をもち行動することが求められます。
KYTは今回のみで終了ではありません。医療現場で働く際にも継続して行ってほしいトレーニングです。

臨床工学技士のたまご~KYT 03

臨床工学技士の扱う医療機器

臨床工学科 1年生がスタートして、一か月が経過しようとしています。

 

たくさんの器械の名前が出てきたので、『百聞は一見に如かず!』実習室に見学に行きました。

学科教員が器械について説明すると、興味津々で聞いています。

実際に『触っていいよ』と声掛けすると、おっかなびっくりで触っています。

臨床工学技士のたまご~医療機器演習07 臨床工学技士のたまご~医療機器演習01

 

一年生からはたくさんの疑問が出てきました。器械の値段を聞いてはびっくり、機能を聞いてはびっくり。難しく考えず、イメージや興味をもって勉強に取組んでほしいですね。

臨床工学技士のたまご~医療機器演習03 臨床工学技士のたまご~医療機器演習02

 

これから、どんどん器械に触れてしっかり知識を身に付けていきましょう。

普段の手洗い、本当に綺麗になっていますか?

医療従事者として大切な1つに感染予防対策があります。
最も基本的なことは医療従事者による手洗いの励行です。

医療従事者の手指は感染源の伝播媒体となるため、正しい手洗い方法を習得し、目的にあったレベルの手洗いが常にできるようにしておかなければなりません。

手洗いには、日常的手洗い、衛生的手洗いなどがあります。
このうち日常的手洗いは、日常生活における手洗いと同様に、食事の前やトイレの後などに行う簡易な手洗いです。
流水のみの場合、石けんを用いる場合があります。この手洗いによっても手指の菌の一部を除去できますが、この手洗いの本質はあくまでも物理的な汚れの除去にすぎず、患者さんの処置前後などには、より念入りな衛生的手洗いを行う必要があります。

今回の演習では、まず手指に特殊なハンドクリーム(ブラックライトで光る蛍光パウダー配合)を塗り、普段の学生さんが日常通りで行っている方法の手洗いでどこまで汚れが落とせる実施します。

そして、ブラックライトに手をかざしてみると・・・・・
想像していた以上に「汚れている・・・」
Σ(Д゚;/)/…エエ!?

その後、衛生的手洗いを実施。
それでも爪の縁などには、まだ汚れが残っています。

今回の演習では、学生さんの多くが手洗いの奥深さ、難しさを感じてくれたと思います。
しかし、これからは医療従事者を目指す心得として手洗いの手技を学んで欲しいと思います。

基礎数学の補習

4月に入学した1年生も授業がスタートして2週間。少しずつ90分の授業にも慣れてきたころでしょうか。

さて、臨床工学科の1年生では数学の補習が始まりました。

臨床工学技士のたまご~基礎数学補習~3 臨床工学技士のたまご~基礎数学補習~1 臨床工学技士のたまご~基礎数学補習~2

臨床工学技士に必要な科学的視野を養う数学。きっと苦手な人もいるでしょうが、数学講師をはじめ、しっかりサポートしていきます!得意なものも、苦手なものも、どんどんチャレンジしてください!

3年生 就職試験対策(集団討論2019)

臨床工学科3年生の就職試験対策が始まりました。

今回は集団討論についてです。

臨床工学技士のたまご~就職試験対策 集団討論01 臨床工学技士のたまご~就職試験対策 集団討論02

決められたテーマにて集団討論しますが、ただ話をするだけではありません。

話をしている姿勢、聞く側の姿勢など、キャリア担当が巡回しながら学生1人1人をチェックしています。

臨床工学技士のたまご~就職試験対策 集団討論04 臨床工学技士のたまご~就職試験対策 集団討論03

集団討論では、話の内容も重要ですが、その時の姿勢についても重要であることを学生に気付いてもらいます。

来週以降のキャリア講習にて、さらなるステップアップを目指して行きます。

 

 

血液回路、ダイアラザの構成を調べる

血液浄化療法の実習にて、透析血液回路、ダイアラザの構成を調べました。
基本的な実習ですが、今後の血液浄化療法を学ぶ上に置いて、血液回路の構成、そしてパーツの役割を知っておくことは、今後の勉強において必要となります。

現在、血液透析は各社自動化が進んでおり、血液回路も各社メーカにより異なります。しかし基本構成は同じであるため、血液回路の基礎知っておけば様々なメーカに対応できます。

血液透析回路の構成には必要な条件がいつかあります。臨床工学技士としての現場で働いていた時、血液回路の役割や形状を細かく観察することがありませんでしたが、1つ1つのパーツには意味があり、非常に興味深いです。

 

また、ダイアライザの構造についても調べました。
実際のダイアラザを観察しやすいように金のこぎりで切断します。
非常に単純な構造と思いきや、切断してばらしてみると予想していなかった発見があります。

 

今回の実習内容を、今後のプライミング実習やトラブルシューティングを学ぶ知識へとつなげていきます。

新入生歓迎会を行いました。

新学期が始まり1ヶ月が経ちました。今年もラウンドワンにて新入生歓迎会(ボーリング大会)が行われました。

ボーリングは新1年生~3年生までのミックスチームで行われます。

新1年生は初めて先輩との交流会であり緊張した様子もありましたが、最後には楽しんでいました。

先輩、後輩と良い関係を築き、学校生活を楽しんで下さい。
臨床工学技士のたまご~新入生歓迎会(ボーリング大会)

血液中の酸素量を増やし治療します~高気圧酸素療法~

高気圧酸素療法の特別授業を行いました。

臨床工学科3年生は5月に高気圧酸素療法が行える施設へ実習に行きます。

その前にある程度の知識を持って実習に望んでほしいため、特別外部講師を招いての授業です。

臨床工学技士のたまご~高気圧酸素療法 特別講義~3 臨床工学技士のたまご~高気圧酸素療法 特別講義~2

 

高気圧酸素療法とは、日常生活している大気圧よりも高い気圧の状態にすることで、血液中の酸素量を増やします。それにより、一酸化炭素中毒、減圧症、ガス壊疽、突発性難聴、腸閉塞(イレウス)などに治療効果があります。

また、この高い気圧状態にする装置として、第1種(一人用)と第2種(多人数用)があります。

 

この特別講義では、治療効果の原理、事故の危険性から臨床工学技士の役割や重要性、治療時間や回数、治療を受ける前の注意事項、副作用などを学びました。

今日の知識を持って、臨床実習に望んでください。

意外性や驚きの体験授業(血液透析 中空糸体験)

血液浄化療法の授業の風景です。

今日の授業テーマはダイアライザの中空糸についてです。
ダイアライザとは、血液浄化療法を行う際に、血液の中に含まれている尿毒素や水分を除去するために用いるものです。ダイアライザの中には8000~12000本の中空糸膜と呼ばれるものがありますが、1本が髪の毛の太さと同じくらいで、ストロー状になっています。
臨床工学技士のたまご~血液透析 中空糸体験~1

よ~く観察すると、血液が通る穴が肉眼でも見えます。

ダイアライザはこの中空糸膜の素材が多数有り、臨床工学技士として各種類の特徴を知っておく必要があります。

今回、授業の中において、中空糸膜の構造がストロー状になっていることを実感してもらうために、実際に中空糸をストローに見立てて、お茶を飲んでもらいました。
臨床工学技士のたまご~血液透析 中空糸体験~3

臨床工学技士のたまご~血液透析 中空糸体験~2

当初はこんな糸くずの様なものでお茶が飲めるのか?と半信半疑でしたが、実際に口にお茶が入ると至る所で「飲めた!」という歓喜が上がります。

ストロー状のものでお茶を飲むといった、単純な体験ですがそこには意外性や驚きがあります。
教科書的な知識として、構造が理解でき、尚それを体感することは大事であると思います。

今後もより学生がリアルに実感し、イメージできる授業を行って行きたいと思います。

臨床実習では必須です!心カテ・アブレーション授業

本日は、臨床現場で活躍している先生を招いての心カテ・アブレーションの授業です。
この分野の技術進歩は目覚ましく、最新の情報を知っておくことが大切です。

この授業では、臨床で実際に使用しているデバイス(カテーテル)に触れることにより、
よりイメージを持ち学習することができました。
また、実際のバルーンやステントが開く様子を間近で見ることができ貴重な体験となりました。

6月からの臨床実習でも心臓カテーテル検査に携わる臨床工学技士の仕事を見学することでしょう。
今後はさらなる心臓カテーテル分野の知識を深めるため、企業施設での研修も予定しています。
しっかりと理解し、頑張ってほしいものです。

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