学校法人セムイ学園 厚生労働大臣指定/愛知県知事認可専修学校

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東海歯科医療専門学校

歯の形態と特徴

歯や口腔のプロフェッショナルの一員として歯科技工士科一年生は入学後すぐに『歯の形態と特徴』を学んでいます。

ヒトには親知らずを含めて32本の歯がありますが、どの歯にも形の違いや特徴があります。

わたしたち歯科技工士は患者さんの歯のかぶせ物や入れ歯などを製作するためその違いを知っておかなければなりません。

今回は講義を聞くだけではなくグループになり自分たちで調べまとめる方法で学習していました。

クラスメイトと協力しながら教え合ったりする姿がみられました。

何事も基礎が大切ですのでしっかりと知識を得て適切な歯科技工ができるようにしていきましょう。

専攻科の天然歯彫刻

今年の3月に歯科技工士科を卒業した学生が数名、専攻科に進学しました。

専攻科では、歯型彫刻の見本は平均的な教育用模型ではなく、”天然歯模型”を見本にして彫刻をして、より実践的な形態を学びます。

歯型彫刻で使用する材料や機器も本科とは違い、より本格的でカッコいいなと感じます(^^♪

まず、見本の形を描き写して、

材料が硬いので、機械で削って形にしていきます。

見本模型と同じ形、同じ大きさになるよう、色んな角度から観察し、角度を変えて削ったり、道具に変えて削り、完成させます。

遠くから見ると、歯って小さいですよね!!!

デジタルデザイン

デジタルを活用した歯科技工士科の授業”CAD/CAMシステム”がスタートしました!

本校卒業し数多くの臨床経験を積まれたのち、現在は歯科技工所を開設されている安達健太郎先生にお越し頂いてます。

デジタルを活用して歯を作る方法はいくつかありますが、まずはじめにアナログで製作した歯をデータにする方法で製作を進めました。

今回は各自ワックス(ろう)を盛って歯の形にしたものを確認していただき、先生から頂いたアドバイスをもとに修正を行いました。

次回は、自分で作った歯をスキャンして3Dデータにしていきます!

楽しみですね(^^♪

【コラム】デジタル技術を活かした歯科技工

歯科技工士というと、昔ながらの手作業で歯の補綴物を作るイメージがありますが、最近ではデジタル技術(CAD/CAMなど)を使った歯科技工が大きく進歩しています。デジタル技術を活用して製作した見た目が本物の歯に近い白い補綴物(CAD/CAM冠)は、保険適用範囲が拡大し、患者さんや歯科診療所からのニーズが急増しています。また、デジタル技術を活用することで、製作時間や手間が大幅に削減され、歯科技工の効率化や人手不足解消への貢献が期待されています。

さらに、令和4年3月からはデジタル機器(CAD/CAM)を使った歯科技工について、条件付きながらリモートワークが認められました。設備費用などの課題が残るものの、これからの歯科技工士の働き方を大きく変える可能性を秘めています。

「コンピューターを使って歯の形を設計」と聞くと「プログラミングなどの知識が必要で難しいのでは?」と感じるかも知れませんが、専用のCAD/CAMソフトを使うことで、ほとんどマウスだけでデザインすることができます。

>>デジタル歯科技工で歯をデザインする様子を動画でチェック

まとめるとデジタル歯科技工の魅力は以下のとおりです。
・ 製作時間が短縮され、効率的に仕事ができる
・ 製作でトラブルがあっても、残ったデータから簡単にやり直しができる
・ リモートワークで自宅でデジタル歯科技工が可能

東海歯科医療専門学校では、歯科技工士専門学校として全国有数のデジタル歯科技工に関する授業時間があり、複数のメーカーのCAD/CAMシステムを備えるなど設備も充実しています。

歯科技工士は、歯科医療の一員として、患者さんの健康や美しさに貢献できるやりがいのある仕事です。
デジタル技術に興味がある方は、ぜひ本校で一歩先行くデジタル歯科技工士に挑戦してみてください。

>>まずはオープンキャンパスで職業や学校を知ろう!
東海歯科医療専門学校のオープンキャンパス情報はコチラ
https://www.tokai-med.ac.jp/open-campus/dental-technician/

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