臨床工学技士のたまご~臨床実習前 透析シミュレーション
2021.05.11
臨床工学科3年生は6月より、臨床実習がスタートします。
今回の実習では、看護科実習室の一部を借りて、模擬透析センターを作りました。
ここで、より実践的な実習を行います。
学生は患者役と臨床工学技士役に分かれれて、透析治療を行います。
患者役の学生はあらかじめ患者情報が伝えられており、その役を演じます。
臨床工学技士役の学生は治療中に様々なイベントが発生するため、その対処方法を学びます。
実習の最後にはディスカッションを行い意見交換を行いました。
多くの学生が普段気づくことが出来なかった事に気づけた様子です。
臨床実習では学生が警報解除の行為、トラブル対処を実際に行う事は出来ませんが、実際のトラブルの原因追求を行い、
対処方法を理解することで、より臨床実習では見方が変わってくると思います。
また、患者役を行う事で、普段気づくことのできない患者さんの気持ちを少し理解出来たようです。
今回の実習で学んだ経験を臨床実習で活かして欲しいと思います。