学校法人セムイ学園 厚生労働大臣指定/愛知県知事認可専修学校

ブログ
東海歯科医療専門学校

自分の指の型からエピテーゼ作り

歯科技工士科2年生のエピテーゼ製作実習の様子をご紹介します。

前回までに歯科用の印象材を使って、自分の指の型取りを行いました。

今回は、その型の中にワックスを流し入れ、指の形を再現します。ワックスが固まったら取り出して、ワックスを形成するための歯科技工用インスツルメントなどを駆使して、余分なワックスの除去やしわ、爪などの形成を行いました。

指紋やシワまで再現されるため、学生さんたちは改めて見る自分の指を本物と見比べながら、熱心に実習に取り組んでいました。

次の工程は、ワックスをシリコーンに置き換える準備です。

3Dプリンタで落花生を出力してみました。

デジタル歯科技工の紹介動画です🎥
歯科技工用のスキャナでスキャンした「落花生」を3Dプリンターで出力してみました。

9月3日(日)オープンキャンパスの参加者の皆さんにお見せしたかったのですが、時間内に完成できなかったので、動画でご紹介です。

■使用機器
Aadva CAD/CAM システム
3shape
formlabs

■使用音楽
音楽: Walk
ミュージシャン: @iksonmusic

■歯科技工士科の紹介はこちら
https://www.tokai-med.ac.jp/dental-technician/

口腔内模型を3Dデータ化する様子を動画でご紹介♪

デジタル歯科技工の紹介動画です🎥
歯科医院から届いた口腔内模型をスキャンして3Dデータを作成する様子をご紹介します💻
デジタル歯科技工は難しそうと思われがちですが、短時間&簡単なパソコン操作でできちゃいます👍🏻

■使用機器
Aadva CAD/CAM システム
3shape

■使用音楽
音楽: Walk
ミュージシャン: @iksonmusic

■歯科技工士科の紹介はこちら
https://www.tokai-med.ac.jp/dental-technician/

新CADシステム研修

歯科技工士科の教員が、新しく加わったデジタル歯科技工用のCADシステム「Aadvaスキャン&3shape Dental System」についての説明をメーカーさんから受けました。

教員用と学生さん用のPCをネットワークで連携させることで、より分かりやすい授業ができる環境になります。

また、システムの速度や操作性も向上しており、一緒に説明を受けた入学サポートセンターのスタッフでも使えるほどでした。

ただ、患者さんの口腔内に調和して機能を発揮する歯科技工物を作るには、専門の知識や経験が不可欠です👍🏻

学生の皆さんは、夏休み明けの以降の授業やゼミで使うのをお楽しみに♪

天然歯形態を学ぶ

歯科技工専攻科の学生は天然歯の形態や特徴を習得するために彫刻やワックスアップ、ポーセレン築盛を日々行っています。

実際に制作するものは歯冠(歯茎より上の見えている部分)が多いですが、歯冠と歯根(歯茎に埋まっている部分)の移行的な流れを知ることでより適切な歯冠修復物が製作できると考えています。

本科では基本的な歯の形態や特徴を学ぶことが第一ですが、本科を卒業してさらにレベルアップを望む専攻科生はひとつひとつ違う特徴のある歯牙を見て真剣な眼差しで実習をしていました。

有根ポーセレン(左)、歯冠色ワックス(真ん中)、石膏見本模型

外国語ゼミ

本校の特徴の一つであるゼミに「外国語ゼミ」があります。

第一回のこの日はゼミ内で呼び合うニックネームを考え自己紹介も英語で行ったようです!

英語圏での在留経験があるスタッフから実践的な英会話を楽しく学べる外国語ゼミは人気ゼミのひとつです!

最近では海外の講演なども簡単に見られるようになりました。英会話の学び方を知るだけでも知識を得るチャンスが増えますね。

東海歯科医療専門学校の教育の3本柱である「グローバルエデュース」にもあるように国際的に活躍できる能力を身につけて広い視野でより良い医療を提供できる歯科技工士を目指していきましょう。

歯科理工学 歯科材料と加工技術を学ぶ

歯科医療では様々な材料を使用し加工することで歯科技工物として患者さんの口腔内で機能する適切なものを提供しています。

適切な技工物を製作するためには、材料の性質や特徴を学び加工技術を習得することが大切です。

現在、本科1年生は 愛知学院大学歯学部歯科理工学講座 堀 美喜先生より「歯科材料と加工技術」を受講しています。

実際に使ってみることで材料の理解が深まります。

↑ 実際に歯科で使用する印象材で小物の型採りをしました。細部まで綺麗に採取できていますね。

この材料を使用して、歯科医師が口の中の型を採ります。

↑ 上と同じ印象材を1週間そのまま放置したもの(左)と水中保管(右)したものです。

保管方法の違いによってこんなに変形するんですね。大きさや感触の違いを学びました。

↑ 石膏に塩を入れて硬化速度の違いを学んでいます。

通常、印象材に石膏を流して歯の模型を作ります。石膏は水と混ぜて固めますが、その他のものを添加すると性質が変わります。

どのような変化が起こるか知ることで、混ざってはいけない理由も知ることができます。

↑ 歯などの原型を作るワックスを操作してみました。種類によって軟化や硬化が違うんですね。

特徴を知ると材料の扱いや気を付けるポイントも分かります。

『理工学』という響きに難しいイメージを抱く学生さんもいますが、講義だけでなく実際に材料を触るなど実習も交えての授業をしてくださるのでイメージしやすく楽しみながら学んでいました。

クラウンの技工

本科1年生の実習の様子です。

すでに様々な実習を行っていますが、今回は歯のかぶせ物を製作する実習の一つである「クラウンの技工」を紹介します。

かぶせ物を製作するために必要な模型作りから始まり、現在はワックスで歯の形態を作り上げるワックスアップの段階です。

ワックスやインスツルメントの扱い方に苦戦しながらも皆さん一生懸命取り組んでいました。

材料や道具の使い方と同時に「解剖学」で習っている、「歯の形態や特徴」を考えながらの技工操作は難しく感じる学生さんもいるようですが、随時チェックに来て修正を繰り返しながら進めています。

次回からはワックスアップしたものを金属に置き換える「鋳造」にうつります。

出来上がりが楽しみですね。

歯の形態と特徴

歯や口腔のプロフェッショナルの一員として歯科技工士科一年生は入学後すぐに『歯の形態と特徴』を学んでいます。

ヒトには親知らずを含めて32本の歯がありますが、どの歯にも形の違いや特徴があります。

わたしたち歯科技工士は患者さんの歯のかぶせ物や入れ歯などを製作するためその違いを知っておかなければなりません。

今回は講義を聞くだけではなくグループになり自分たちで調べまとめる方法で学習していました。

クラスメイトと協力しながら教え合ったりする姿がみられました。

何事も基礎が大切ですのでしっかりと知識を得て適切な歯科技工ができるようにしていきましょう。

【コラム】デジタル技術を活かした歯科技工

歯科技工士というと、昔ながらの手作業で歯の補綴物を作るイメージがありますが、最近ではデジタル技術(CAD/CAMなど)を使った歯科技工が大きく進歩しています。デジタル技術を活用して製作した見た目が本物の歯に近い白い補綴物(CAD/CAM冠)は、保険適用範囲が拡大し、患者さんや歯科診療所からのニーズが急増しています。また、デジタル技術を活用することで、製作時間や手間が大幅に削減され、歯科技工の効率化や人手不足解消への貢献が期待されています。

さらに、令和4年3月からはデジタル機器(CAD/CAM)を使った歯科技工について、条件付きながらリモートワークが認められました。設備費用などの課題が残るものの、これからの歯科技工士の働き方を大きく変える可能性を秘めています。

「コンピューターを使って歯の形を設計」と聞くと「プログラミングなどの知識が必要で難しいのでは?」と感じるかも知れませんが、専用のCAD/CAMソフトを使うことで、ほとんどマウスだけでデザインすることができます。

>>デジタル歯科技工で歯をデザインする様子を動画でチェック

まとめるとデジタル歯科技工の魅力は以下のとおりです。
・ 製作時間が短縮され、効率的に仕事ができる
・ 製作でトラブルがあっても、残ったデータから簡単にやり直しができる
・ リモートワークで自宅でデジタル歯科技工が可能

東海歯科医療専門学校では、歯科技工士専門学校として全国有数のデジタル歯科技工に関する授業時間があり、複数のメーカーのCAD/CAMシステムを備えるなど設備も充実しています。

歯科技工士は、歯科医療の一員として、患者さんの健康や美しさに貢献できるやりがいのある仕事です。
デジタル技術に興味がある方は、ぜひ本校で一歩先行くデジタル歯科技工士に挑戦してみてください。

>>まずはオープンキャンパスで職業や学校を知ろう!
東海歯科医療専門学校のオープンキャンパス情報はコチラ
https://www.tokai-med.ac.jp/open-campus/dental-technician/

セムイの魅力をまるごと体感!

セムイ学園ならではの特別なオープンキャンパス。先生や生徒とのふれあいを通じて、セムイ学園の日常を体験しよう!オープンキャンパスでしか体験できないプログラムを用意してお待ちしております。

オープンキャンパスの見どころをチェック!

詳しく見る