学校法人セムイ学園 厚生労働大臣指定/愛知県知事認可専修学校

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東海歯科医療専門学校

専攻科生による歯科技工ゼミ

本科1年の学生さんは選択制ゼミを受講しており、今回は本校の専攻科生による歯科技工ゼミの様子をお伝えします。

本科1年の学生さんは入学して7か月が経ち、少しずつ歯科技工の実習にも慣れてきました。

歯科技工ゼミでは、実習のひとつである歯の見本を参考に石膏棒に彫刻をする「歯型彫刻」を専攻科生の指導のもと行っています。

各歯の特徴の講義後、彫刻のデモンストレーション、そして実際の彫刻中にはひとりひとりアドバイスなどをもらっていました。

専攻科生は春に歯科技工士免許を取得しており、本科生にとっては学校内でより身近な存在だと思います。

本科1年の学生さんにとっては学校生活や技工のちょっとしたコツなどを話せる良い機会になり、専攻科生にとっては『理解してもらう』ことを学べる機会となりました。

↑専攻科生が採点とアドバイスを書いていました。応援メッセージもありましたよ♪

専攻科による歯科技工ゼミ

本科1年生が受けるゼミは様々ありますが、専攻科による歯科技工ゼミが始まっています。

このゼミは、1年生にとって歯科技工士の国家試験に合格し校内で一番近い存在である先輩が担当してくれるので、今後の自分たちのイメージもつきやすく、親しみやすいゼミのひとつです。

歯の特徴や彫刻のアドバイスを受けながら各自実際に彫刻をしました。

また、専攻科の学生さんも自身の経験を思い出しながら資料など作成することで、伝える大切さや難しさ、楽しさを学べたと思います。

専攻科 CAD/CAMシステム

本校では歯科技工士の専門学校卒・国家資格を保有した方がさらにレベルアップするために学べる『専攻科』があり、現在CAD/CAMシステムの授業を受けています。

コンピューターや機械を使い歯の被せものなどを作るシステムがCAD/CAMです。

歯科の知識を培ってきた専攻科の方がより深い歯科技工のお話をし合いながら、臨床に近い技術や知識を習得している姿を見ると就職後の活躍が楽しみです!

専攻科「審美歯科学」授業風景

専攻科ではプレスセラミックによるオールセラミックインレー製作の実習を行っています。

審美性の高いオールセラミックインレーの需要は多く、近年ではプレステクノロジーや材料の発達により従来の術式に比べて強度に加え製作工程も簡便になったため、広く普及しています。

専攻科では製作工程のコツや注意点に加え、ステイニングなど歯牙に調和させる方法を学んでいます。

専攻科「CAD/CAM技工学」授業風景

専攻科のCAD/CAM技工学の授業では前歯の3本ブリッジの製作をしています。

前歯ブリッジのフレームをCAD/CAMで製作し、そのフレームの上に陶材を築盛していきます。製作にあたり色調の目標としたのが各自の前歯部の色です。

各自前歯部の写真を撮り、数多くの種類がある陶材の中からどこにどのような色の陶材を盛るか、どのように透明感を出すかなど臨床経験の豊富な長谷川先生からアドバイスを受けて各自、陶材の選択をしていました。

専攻科「レントゲン読影」授業風景

大野公稔先生によるレントゲン読影の授業風景です。

レントゲンの情報をもとに歯科医師がどのような事を考えて治療を進め、歯科技工士にどのようなことを求めているのか等、歯科医師と歯科技工士がどのようにコミュニケーションをとっていく中で必要な考え方をご講義をしていただきました。

歯科技工士科1年生 彫刻ゼミ

歯科技工士科1年生を対象とした専攻科の学生による歯型彫刻ゼミの様子です。

普段から天然歯の彫刻を行っている専攻科のみなさんから歯をつくるうえで必要な歯の特徴や形態をとらえるポイントを教えてもらいました。

要点をまとめた資料をもとにわかりやすく解説してもらってから実習に移ります。

昨年度の歯科技工士国家試験に合格した専攻科の学生による歯型彫刻のゼミということで、1年生の皆さんも2年後の自分の姿をイメージしながら実習に取り組めたようです。

歯科技工専攻科「経営概論」授業風景

歯科技工専攻科の経営概論の授業風景です。

遠隔での授業となり、学生さんは自宅からの受講となりました。

グランド・ラボ株式会社の取締役で歯科医師でもある白石浩一先生に歯科業界を取り巻く環境や経営的側面から見た歯科技工についてなど様々なご講義をいただきました。

 

経営分析の手法を歯科業界に当てはめて歯科技工業界の現状や動向を考察したり、自己PRの仕方や社会人としてのマナーから取引先の開拓方法、社会保障制度に至るまで幅広く来年から歯科技工士として、そして社会人として働く学生さんにとって身につけた技術をどう社会に活かしていくのかを考える時間となりました。

 

 

 

 

歯科技工専攻科「顎義歯製作」授業風景

歯科技工専攻科の顎義歯製作の授業風景です。

顎義歯では歯とともに失われた顎の一部をレジン(プラスチック)で回復するため、そのままではとても重い義歯となってしまいます。

そこで肉厚になる部分を中空にすることで軽量化を図り、患者様が使いやすく装着感の良いものとします。

 

 

ただ軽くするだけではなく、強度と軽さを兼ね備えたものにしなければならないため、ポイントを教えてもらいながら切削作業を行いました。

今回の模型では完成品の顎義歯の目標が15gということで、レジン床に穴をあけないように慎重に中空部の切削作業に取り組みました。

歯科技工専攻科「最新矯正歯科学 拡大床」授業風景

最新矯正歯科学の授業風景です。

歯科技工専攻科の最新矯正歯科学では歯科技工士科の教科書等で学んだ矯正装置の知識をさらに深め、矯正装置の力の働き方や製作上の注意点を実際に製作することで習得する実習です。

矯正装置では形ができていても装置の特性を理解していなければ口の中で矯正機能を発揮できないものとなってしまいます。

今回の実習では拡大床を製作しました。   

拡大床とは顎の発達が弱く口が小さく、歯がきれいに並ぶスペースが確保できない場合に、ネジの力によって顎を広げて、歯並びやかみ合わせを改善するために用いる矯正装置です。

 

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