学校法人セムイ学園 厚生労働大臣指定/愛知県知事認可専修学校

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東海歯科医療専門学校

歯科技工専攻科「経営概論」授業風景

歯科技工専攻科の経営概論の授業風景です。

遠隔での授業となり、学生さんは自宅からの受講となりました。

グランド・ラボ株式会社の取締役で歯科医師でもある白石浩一先生に歯科業界を取り巻く環境や経営的側面から見た歯科技工についてなど様々なご講義をいただきました。

 

経営分析の手法を歯科業界に当てはめて歯科技工業界の現状や動向を考察したり、自己PRの仕方や社会人としてのマナーから取引先の開拓方法、社会保障制度に至るまで幅広く来年から歯科技工士として、そして社会人として働く学生さんにとって身につけた技術をどう社会に活かしていくのかを考える時間となりました。

 

 

 

 

歯科技工専攻科「顎義歯製作」授業風景

歯科技工専攻科の顎義歯製作の授業風景です。

顎義歯では歯とともに失われた顎の一部をレジン(プラスチック)で回復するため、そのままではとても重い義歯となってしまいます。

そこで肉厚になる部分を中空にすることで軽量化を図り、患者様が使いやすく装着感の良いものとします。

 

 

ただ軽くするだけではなく、強度と軽さを兼ね備えたものにしなければならないため、ポイントを教えてもらいながら切削作業を行いました。

今回の模型では完成品の顎義歯の目標が15gということで、レジン床に穴をあけないように慎重に中空部の切削作業に取り組みました。

歯科技工専攻科「最新矯正歯科学 拡大床」授業風景

最新矯正歯科学の授業風景です。

歯科技工専攻科の最新矯正歯科学では歯科技工士科の教科書等で学んだ矯正装置の知識をさらに深め、矯正装置の力の働き方や製作上の注意点を実際に製作することで習得する実習です。

矯正装置では形ができていても装置の特性を理解していなければ口の中で矯正機能を発揮できないものとなってしまいます。

今回の実習では拡大床を製作しました。   

拡大床とは顎の発達が弱く口が小さく、歯がきれいに並ぶスペースが確保できない場合に、ネジの力によって顎を広げて、歯並びやかみ合わせを改善するために用いる矯正装置です。

 

歯科技工専攻科「最新歯科理工学」授業風景

最新歯科理工学の授業風景です

今年の歯科技工専攻科の歯科理工学ではカスタムインイヤーモニター(個人の耳の形状に合ったイヤホン)の製作を行います。

一見、歯科技工とイヤホンと結びつかない気がしますが、補聴器の遮音性と装着感を高めるために歯科技工の技術を用いられていたこともあり材料、技術ともにカスタムイヤホンを製作するうえで入れ歯の製作と共通する部分が多くあります。

この授業ではカスタムイヤホンを実際に作ることで、それぞれの歯科材料の特性を学びます。

今回の授業をとおして歯科技工の技術の新たな活用方法を考える時間ともなりました。

歯科技工専攻科「口腔インプラント学」授業風景

歯科技工専攻科の口腔インプラント学の授業風景です。

 

 

 

 

 

口腔インプラントの上部構造としてオールセラミッククラウンを作るのですが、フレームにジルコニアを用いるためCAD/CAMシステムを用いての作業となります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

模型とあらかじめワックスアップしておいたフレームをパソコン上に取り込んで細かなデザインを行っていきます。

歯科技工専攻科「顎義歯」の製作

歯科技工専攻科では「顎義歯」製作の実習が始まりました。

 

顎義歯とは、ケガや手術、先天的な理由などにより生じた欠損を補填するための義歯(入れ歯)のことです。欠損部を封鎖することで咀嚼(噛む)、嚥下(飲み込む)、発音(会話)などの機能回復を目指します。

封鎖する範囲が広くなりがちな分、顎義歯自体も大きくなるため、通常の義歯よりも軽量化や動かないように固定するための工夫や複雑な形態への対応が必要となります。

 

学生さんは、顎義歯を歯に引っかけて固定するためのワイヤークラスプの設計や屈曲などに取り組みました。

歯科技工専攻科「口腔インプラント学」授業風景

歯科技工専攻科の口腔インプラント学の授業の様子です。

テンポラリーアバットメントを用いたテンポラリークラウンの製作をしました。(インプラント治療における仮歯の製作です)

 

 

 

 

 

 

 

口腔インプラントに対する技工作業は天然の歯に対して行う処置とは異なる点が多く、難しい分野ではありますが当校の校長で、セラミストでもある長谷川彰人校長から臨床での経験や知識に基づいた口腔インプラント技工の考え方を教えていただきました。

段階を踏んで最終補綴物となるオールセラミッククラウンまで製作を行っていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また、歯科技工士の作る補綴物により患者様の健康の維持をはじめQOLを向上させることができることや臨床経験のお話など、専攻科の学生が臨床に対する心構えを考える時間となりました。

歯科技工専攻科授業風景

当校の第1回生で現在、歯科材料メーカーにお勤めになっている岡田尚士先生にハイブリットレジン を用いたジャケットクラウンの製作工程を通して材料の取り扱いについてのレクチャーをしていただきました。(ちなみに今年の本科1年生は第45回生です。第1回生の岡田先生が当校を卒業されてから半世紀近く歯科のお仕事をなさっていることに歴史を感じますね)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

工程のレクチャーだけでなく歯科技工士としての材料の考え方をはじめ、

進路に関しても、歯科技工所や歯科医院だけでなくメーカーなど将来の選択肢についてもアドバイスをいただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

学生の皆さんも使い慣れない材料や機材に苦戦しながらも材料の特性等しっかりと学んでいました。

歯形彫刻と歯の形態

こんにちは、歯科技工士科の山口です。

 

早いものでもうすぐ年末ですね。

そして、年が明けるといよいよ歯科技工士科2年生の学生さんたちは国家試験です。

今年の国家試験は令和2年2月16日(日)です)

 

歯科技工士国家試験では実技試験として歯形彫刻も含まれるため、

1年生のうちから歯形彫刻を練習していきます。

 

上記したことを踏まえて、専攻科の学生さんたちが歯科技工士科の1年生を対象に

「歯形彫刻を通して歯の形態を伝える」といったゼミを行なっています。

まずは専攻科の学生さんたちがホワイトボードに歯の形態や特徴を書き込み、

歯についておさらいをしてから歯形彫刻へと進んでいきます。

 

↑ 専攻科の先輩からアドバイスを受けているところ

 

 

↑ 専攻科の先輩がホワイトボードへ文字や絵を書き込み、

わかりやすく説明をしてくれています。

 

 

 

歯科技工士科1年生の学生さんからは、

「先輩方が詳しく丁寧に教えてくれるので、少しずつ上手くなれている気がします!」

「彫刻のコツなどを聞けて、とても参考になります」

などの声を聞くことができました。

 

少しずつ歯の形態と特徴を捉えて、歯形彫刻の技術と知識を向上させていきましょう!☺

 

 

(歯科技工士科 山口)

義指の製作

こんにちは、歯科技工士科の山口です。

 

 

歯科技工専攻科の「顎顔面技工(がくがんめんぎこう)」の授業を覗いてきました!

顎顔面補綴(がくがんめんほてつ / エピテーゼ)と呼ばれる分野では、主に義眼や義耳、人工乳房など、歯科技工の技術を応用した補綴物を製作します。

担当の小森先生に指導を受けながら、前回までの授業では学生さんが自分自身の指の型を採り、ワックス(ろう)に置き換えて形を整えていましたが、今回の授業ではその指の埋没を行い、指の型枠を採る作業を進めていくそうです。

 

歯科技工士科本科生の時にも義歯の製作などで経験した作業でもあるので、学生さんたちはスムーズに作業を終えていました☺

 

↑ (画面左)1次埋没された義指 (画面右)埋没前の義指

 

↑ 遁路(とんろ)について

 

 

埋没後、石膏の硬化待ちの間に小森先生より、顎義歯の製作について説明がありました。

今までに習ってきたこととはまた少し違った製作方法になるので、皆さん真剣に耳を傾けていました。

 

 

 

人によって指の大きさ・長さ・形・肌の色など、全てに個人差があるので、学生さんたちの作っている義指の仕上がりが楽しみです♪

(顎義歯の完成も楽しみにしています!)

 

 

そして、今週の日曜日(11月10日)にオープンキャンパスがあります!

是非お気軽にお立ち寄りください♪

 

 

(歯科技工士科 山口)

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