学校法人セムイ学園 厚生労働大臣指定/愛知県知事認可専修学校

ブログ
東海歯科医療専門学校

日本咀嚼学会認定の健康咀嚼指導士です

この度小森先生が日本咀嚼学会から健康咀嚼指導士の認定証を授与されました。㊗😊㊗

最初は2018年に認定を受け、今回無事に更新されたそうです。

様々な学会がありますが、何故その分野に興味を持たれたかインタビューをしたところ「咀嚼をするための歯科技工物を製作することが歯科技工士の役割のひとつですから、良いものを作るために咀嚼を知ることが重要だと思いました」とのことでした。

何事にも疑問を持つことが学びにつながるのですね!

デジタルモデリングゼミ

デジタル関連のゼミのひとつに「デジタルモデリングゼミ」があります。

愛知学院大学歯学部 歯科理工学講座の河合達志先生、堀美喜先生、また実際に臨床されている歯科技工士の先生方から講義だけでなく実習も交えてのゼミです。

Blenderの基礎から始まり実際にモデリングをして3Dプリンタで出力まで行いないました。

👆3Dプリンタの説明を真剣に聞いています。

👆楽しそうにデザインしていますね。

👇臨床では歯科医師が操作する口腔内スキャナもお持ちいただき模型をスキャンしてみました。

出力したレジンの歯牙を洗浄して最終重合します。

👇学生さんはそれぞれ好きな歯牙をデザインして3Dプリンタで仕上げていました。

 半透明のレジンなので写真だと見にくいですが、みなさん満足の出来栄えだったようです。

プログラミングで温度測定

2024年最初の歯科理工学では温度測定ができるように各自パソコンでプログラミングをしました。

氷水と熱湯の測定、歯科材料である常温重合レジン(硬化時に発熱します)の発熱経過を測定しグラフにする実験を含めた授業です。

難しいところやわからない時は先生方やクラスメイトに聞きながらみなさん良い感じで測定できていました。

測定後にはグラフにしました。先生からも「よくできました!」と嬉しいお言葉をいただきましたよ。

可愛いミニナイフを製作して理工学を学ぶ!

歯科技工士科1年生では歯科理工学という科目を一年を通して学びます。

歯科に関わるたくさんの材料や機器について理工学の方面から学ぶとても大切な科目で、国家試験でも出題されます。

でも中には「難しい・・・」と感じてしまう学生も少なくないのですが、今回の実習ではミニナイフを作る工程を通して金属の性質などの知識を得ることができます!

講師は、本校の卒業生でもあり長きに亘って歯科理工学を教えていただいている、森 茂紀先生です。

先生は歯科技工の技術と知識を基にミニチュア作品や、イヤフォン、またそれらを作るための自作の道具などを製作するアイデアマンもあります!

学生さんたちはでき上がってきた小さなナイフをみてとても良い笑顔です。

技術と知識を得ることで難しいと思われがちな科目も楽しく学べるのが良いですね!

☆先生の35歳の時に受賞した作品を本校に展示させていただけることになりました。

ショーケースに展示しておりますので、歯科技工の技術がふんだんに盛り込まれた作品ですので、オープンキャンパスなどでお立ち寄りの際にご覧ください!

歯科技工士国家試験について紹介

歯科技工士国家試験について紹介

12月に入り、歯科技工士科2年生の皆さんは2月に控えた国家試験への対策に熱が入ってきました。

歯科技工士として働くには、国家資格の取得が必要です。歯科技工士国家資格を取得してはじめて、歯科技工に関する技術・知識を所有していると認められて仕事をすることができます。

今回は、歯科技工士国家試験の概要と資格取得までの流れを紹介します。

■ 歯科技工士になるために必要な国家資格とは?

歯科技工士になるには、国家資格である「歯科技工士免許」の取得が必要です。歯科技工士免許を取得することで、歯科技工士として就職でき、歯科技工所や歯科医院などで専門スキルを活かして働けるようになります。逆に言えば、国家資格の歯科技工士免許を取得しないと、歯科技工士になることはできません。

■ 歯科技工士の国家資格の取得方法と流れ

歯科技工士の国家資格を取得するには、所定の流れで学習を行う必要があります。独学だけで歯科技工士になることはできないため、まずは以下を参考に基本となる国家資格取得までの道のりを確認してみましょう。

1.専門学校などで歯科技工士の知識・技術を学ぶ

歯科技工士になるには、指定された歯科技工士の養成機関で専門的なスキルを学ぶ必要があります。養成機関では、歯科技工士に必要な技術と知識を効率良く学べるカリキュラムが導入されているため、一から学習をはじめることが可能です。歯科技工士の養成機関には、専門学校、短期大学、大学などいくつかの種類があります。進学先次第で卒業までの期間が変わるため、事前に詳細を確認しておく必要があるでしょう。

歯科技工士になるための修業年数は、2〜3年となっています。大学では4年間の通学が必要ですが、専門学校などでは最短の2年間で求められる学習を終えられるため、早く歯科技工士になることが可能です。修業年数が短い分学費も安く抑えられるため、歯科技工士を目指すなら専門学校を選ぶのが効率的でおすすめです。

2.歯科技工士国家試験を受験する

歯科技工士の国家資格を獲得するためには、専門学校などの養成機関で必要な学習をし、厚生労働省が行う歯科技工士国家試験を受験しなければなりません。国家試験を受験するには、歯科技工士の養成機関の卒業(出願&受験は在学中に卒業見込で可能)が欠かせないため、まずは学校の勉強に力を入れて国家試験に備えましょう。

歯科技工士の養成機関では、国家試験を意識した授業や対策が行われています。そのため歯科技工士国家試験の合格率は高く、毎年90%以上を記録しています。

なお、受験願書作成などの国家試験の受験手続きは、学生であれば養成機関でアドバイスを受けながら11月頃に全員一緒に準備するのが一般的です。一般財団法人歯科医療振興財団に支払う受験手数料は30,000円(令和5年度実績)です。

歯科技工士の国家試験は年に1回、2月中旬ごろ(次回は令和6年2月18日に実施予定)を目処に行われます。試験会場は北海道、宮城県、東京都、大阪府及び福岡県となっているため、愛知県の方は大阪府で受験することになります、歯科理工学、歯の解剖学、顎口腔機能学、有床義歯技工学、歯冠修復技工学、矯正歯科技工学、小児歯科技工及び関係法規などの学説試験と、歯科技工実技の実地試験の2種類で能力を試されます。

3.国家資格に合格し、「歯科技工士免許」を取得する

歯科技工士国家試験の合格発表は3月下旬に厚生労働省ホームページと一般社団法人歯科医療振興財団ホームページに受験地と受験番号を掲載して発表されます。合格して歯科技工士名簿への登録申請を行うことで、国家資格である「歯科技工士免許証」の交付され、正式に歯科技工士として働けるようになります。必要な費用は、手数料と登録免許税をあわせて13,750円(令和5年度実績)です。

■ 歯科技工士の国家資格は更新の必要がある?

歯科技工士免許は1度取得すれば更新の必要はありません。ただし、歯科技工士として働いている場合には、2年ごと12月31日現在の業務従事状況を翌年1月中旬までに都道府県に対して届出る必要があります。届出は義務となっているため、怠ると届出義務違反となるので注意が必要です。

■ まとめ

歯科技工士になるには国家資格の受験と合格が必要ですが、 合格率は90%以上と高く、養成機関でしっかりと授業に取り組んでいれば合格の可能性は高まります。

受験手続きの時期が近づくと養成機関からアナウンスやサポートがあります。受験願書の記入の際には、戸籍抄本など取り寄せて役所に登録してある名前や住所を記入するなどのポイントがありますので、説明をよく聞いて準備してください

>>2年で歯科技工士を目指す東海歯科医療専門学校の紹介はこちら

参考サイト
 厚生労働省|歯科技工士国家試験の施行
 一般社団法人歯科医療振興財団|歯科技工士登録

■この記事を書いたのは...

 学校法人セムイ学園 入学サポートセンター

口腔内模型を3Dデータ化する様子を動画でご紹介♪

デジタル歯科技工の紹介動画です🎥
歯科医院から届いた口腔内模型をスキャンして3Dデータを作成する様子をご紹介します💻
デジタル歯科技工は難しそうと思われがちですが、短時間&簡単なパソコン操作でできちゃいます👍🏻

■使用機器
Aadva CAD/CAM システム
3shape

■使用音楽
音楽: Walk
ミュージシャン: @iksonmusic

■歯科技工士科の紹介はこちら
https://www.tokai-med.ac.jp/dental-technician/

歯科理工学 歯科材料と加工技術を学ぶ

歯科医療では様々な材料を使用し加工することで歯科技工物として患者さんの口腔内で機能する適切なものを提供しています。

適切な技工物を製作するためには、材料の性質や特徴を学び加工技術を習得することが大切です。

現在、本科1年生は 愛知学院大学歯学部歯科理工学講座 堀 美喜先生より「歯科材料と加工技術」を受講しています。

実際に使ってみることで材料の理解が深まります。

↑ 実際に歯科で使用する印象材で小物の型採りをしました。細部まで綺麗に採取できていますね。

この材料を使用して、歯科医師が口の中の型を採ります。

↑ 上と同じ印象材を1週間そのまま放置したもの(左)と水中保管(右)したものです。

保管方法の違いによってこんなに変形するんですね。大きさや感触の違いを学びました。

↑ 石膏に塩を入れて硬化速度の違いを学んでいます。

通常、印象材に石膏を流して歯の模型を作ります。石膏は水と混ぜて固めますが、その他のものを添加すると性質が変わります。

どのような変化が起こるか知ることで、混ざってはいけない理由も知ることができます。

↑ 歯などの原型を作るワックスを操作してみました。種類によって軟化や硬化が違うんですね。

特徴を知ると材料の扱いや気を付けるポイントも分かります。

『理工学』という響きに難しいイメージを抱く学生さんもいますが、講義だけでなく実際に材料を触るなど実習も交えての授業をしてくださるのでイメージしやすく楽しみながら学んでいました。

クラウンの技工

本科1年生の実習の様子です。

すでに様々な実習を行っていますが、今回は歯のかぶせ物を製作する実習の一つである「クラウンの技工」を紹介します。

かぶせ物を製作するために必要な模型作りから始まり、現在はワックスで歯の形態を作り上げるワックスアップの段階です。

ワックスやインスツルメントの扱い方に苦戦しながらも皆さん一生懸命取り組んでいました。

材料や道具の使い方と同時に「解剖学」で習っている、「歯の形態や特徴」を考えながらの技工操作は難しく感じる学生さんもいるようですが、随時チェックに来て修正を繰り返しながら進めています。

次回からはワックスアップしたものを金属に置き換える「鋳造」にうつります。

出来上がりが楽しみですね。

【コラム】デジタル技術を活かした歯科技工

歯科技工士というと、昔ながらの手作業で歯の補綴物を作るイメージがありますが、最近ではデジタル技術(CAD/CAMなど)を使った歯科技工が大きく進歩しています。デジタル技術を活用して製作した見た目が本物の歯に近い白い補綴物(CAD/CAM冠)は、保険適用範囲が拡大し、患者さんや歯科診療所からのニーズが急増しています。また、デジタル技術を活用することで、製作時間や手間が大幅に削減され、歯科技工の効率化や人手不足解消への貢献が期待されています。

さらに、令和4年3月からはデジタル機器(CAD/CAM)を使った歯科技工について、条件付きながらリモートワークが認められました。設備費用などの課題が残るものの、これからの歯科技工士の働き方を大きく変える可能性を秘めています。

「コンピューターを使って歯の形を設計」と聞くと「プログラミングなどの知識が必要で難しいのでは?」と感じるかも知れませんが、専用のCAD/CAMソフトを使うことで、ほとんどマウスだけでデザインすることができます。

>>デジタル歯科技工で歯をデザインする様子を動画でチェック

まとめるとデジタル歯科技工の魅力は以下のとおりです。
・ 製作時間が短縮され、効率的に仕事ができる
・ 製作でトラブルがあっても、残ったデータから簡単にやり直しができる
・ リモートワークで自宅でデジタル歯科技工が可能

東海歯科医療専門学校では、歯科技工士専門学校として全国有数のデジタル歯科技工に関する授業時間があり、複数のメーカーのCAD/CAMシステムを備えるなど設備も充実しています。

歯科技工士は、歯科医療の一員として、患者さんの健康や美しさに貢献できるやりがいのある仕事です。
デジタル技術に興味がある方は、ぜひ本校で一歩先行くデジタル歯科技工士に挑戦してみてください。

>>まずはオープンキャンパスで職業や学校を知ろう!
東海歯科医療専門学校のオープンキャンパス情報はコチラ
https://www.tokai-med.ac.jp/open-campus/dental-technician/

スポーツデンティスト 佐々木先生

歯科医師でスポーツデンティストの資格を取得されている 佐々木 隆之先生をお招きし、スポーツマウスガードの重要性や製作法をご講義いただきました。

スポーツマウスガードは、装着した選手自身の歯や身体を守るだけではなく、接触した相手の選手のケガを防ぐ役割もあります。また、噛み合わせを調整することで、選手のパフォーマンスを向上させる効果についても研究されています。

歯や口腔内のプロである歯科医師や歯科技工士が製作する大切さについてもご講義いただき、学生さんは歯科技工士という仕事の重要性を再認識していました。

セムイの魅力をまるごと体感!

セムイ学園ならではの特別なオープンキャンパス。先生や生徒とのふれあいを通じて、セムイ学園の日常を体験しよう!オープンキャンパスでしか体験できないプログラムを用意してお待ちしております。

オープンキャンパスの見どころをチェック!

詳しく見る