こんにちは、作業療法科教員の山内です。
9月も終わりに近づき涼しくなりましたね。
学生の皆さんは、実習に、夏休みの遊び納めに忙しい時期だと思います。
作業療法士は、患者さんの日常に接する仕事です。
おおくの価値観が存在して世の中が成り立っていることを理解していないと
患者さん一人一人にあった日常に戻すことができなくなります。
また、もしかしたら個人の価値観を患者さんに押し付けてしまうことも
起きる仕事です。
患者さんの価値観を理解するためには、自身の豊富な人生経験と想像力が
必要です。たくさんの経験を得るために無駄な時間はありません。
寝すぎて体が痛いと思うことも経験
お家の庭の草むしりをすることも経験
学校で勉強することも経験
たくさんの経験を活かしていけるような作業療法士になれるように
努力していきましょうね。
本日(2009年11月17日)放送のNHK「プロフェッショナル仕事の流儀」で、作業療法士の藤原茂さんが取り上げらげられます。
以前から好きで見ていた番組でしたが、作業療法がテーマになるということで注目しています。
日本では高齢化が進んでいますので、よりリハビリテーションが重要視されるようになっていますが、
一般的には理学療法に比べると作業療法の影が薄い様に思います。
それは「どのような仕事をしているのかわからない」ということや
「理学療法との違いがわからない」ということが原因にあるのではないでしょうか?
2004年にTBSで放送されたドラマ「オレンジデイズ」でも作業療法が登場しましたが、メインのテーマではなかったこともあり、
イメージをつかみにくかったのを覚えています。
今回の番組で、どのような作業療法士像が描かれるのか、楽しみに見てみたいと思います。
精神障害領域業務
本来作業療法は、精神障害者への人道的な思いから始まっており、精神障害領域は作業療法の原点といえます。
社会適応能力を高めるために、手工芸やレクリエーションや音楽などの活動を用いて援助しています。
老年期障害領域業務
老年期障害の特徴として、認知症をはじめとした精神的障害や高齢化による体力低下などの身体的障害という心身両面の障害を併せ持つ場合が多くあります。
高齢者が年々増えるなか、作業療法として最もニーズの高い分野です。
身体・発達障害領域業務
脳卒中をはじめとする身体障害や脳性まひなどの発達障害へのアプローチも作業療法の業務のひとつです。
機能訓練(関節可動域訓練)・日常生活行為訓練(食事・排泄・入浴)・作業活動などを通して治療・指導・援助をします。
作業療法士[Occupational Therapist:OT]の仕事は、身体や精神に障害を持った方に障害の状況に合った機能訓練や手芸・園芸・陶芸などの作業を通して心身の障害を回復に導き、応用的な生活動作や社会適応能力の回復を図るもので、リハビリテーション医学において重要な役割を担っています。
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こんにちは、作業療法科教員の山内です。
9月も終わりに近づき涼しくなりましたね。
学生の皆さんは、実習に、夏休みの遊び納めに忙しい時期だと思います。
作業療法士は、患者さんの日常に接する仕事です。
おおくの価値観が存在して世の中が成り立っていることを理解していないと
患者さん一人一人にあった日常に戻すことができなくなります。
また、もしかしたら個人の価値観を患者さんに押し付けてしまうことも
起きる仕事です。
患者さんの価値観を理解するためには、自身の豊富な人生経験と想像力が
必要です。たくさんの経験を得るために無駄な時間はありません。
寝すぎて体が痛いと思うことも経験
お家の庭の草むしりをすることも経験
学校で勉強することも経験
たくさんの経験を活かしていけるような作業療法士になれるように
努力していきましょうね。
本日(2009年11月17日)放送のNHK「プロフェッショナル仕事の流儀」で、作業療法士の藤原茂さんが取り上げらげられます。
以前から好きで見ていた番組でしたが、作業療法がテーマになるということで注目しています。
日本では高齢化が進んでいますので、よりリハビリテーションが重要視されるようになっていますが、
一般的には理学療法に比べると作業療法の影が薄い様に思います。
それは「どのような仕事をしているのかわからない」ということや
「理学療法との違いがわからない」ということが原因にあるのではないでしょうか?
2004年にTBSで放送されたドラマ「オレンジデイズ」でも作業療法が登場しましたが、メインのテーマではなかったこともあり、
イメージをつかみにくかったのを覚えています。
今回の番組で、どのような作業療法士像が描かれるのか、楽しみに見てみたいと思います。
精神障害領域業務
本来作業療法は、精神障害者への人道的な思いから始まっており、精神障害領域は作業療法の原点といえます。
社会適応能力を高めるために、手工芸やレクリエーションや音楽などの活動を用いて援助しています。
老年期障害領域業務
老年期障害の特徴として、認知症をはじめとした精神的障害や高齢化による体力低下などの身体的障害という心身両面の障害を併せ持つ場合が多くあります。
高齢者が年々増えるなか、作業療法として最もニーズの高い分野です。
身体・発達障害領域業務
脳卒中をはじめとする身体障害や脳性まひなどの発達障害へのアプローチも作業療法の業務のひとつです。
機能訓練(関節可動域訓練)・日常生活行為訓練(食事・排泄・入浴)・作業活動などを通して治療・指導・援助をします。
作業療法士[Occupational Therapist:OT]の仕事は、身体や精神に障害を持った方に障害の状況に合った機能訓練や手芸・園芸・陶芸などの作業を通して心身の障害を回復に導き、応用的な生活動作や社会適応能力の回復を図るもので、リハビリテーション医学において重要な役割を担っています。