本日は、理学療法(PT)科と作業療法(OT)科の2年生を対象に、特別講義が行われました。講義内容は日本理学療法協会の初代会長を務められた遠藤文雄先生にご講演いただきました。日本にリハビリテーションの概念や、その専門職種が輸入され、国内で教育が始まり、協会の設立から現代に至るまでの歴史をお話いただけました。
何よりも、日本における理学療法士・作業療法士の誕生と成長を見届けて来られた先生のお話でしたので、とても説得力があり、勉強になる講演でした。
自分たちが目指している職業について歴史を知れる機会となりました。
お忙しいところ、ご講演いただきました遠藤文雄先生に厚くお礼申し上げます。
最後は、花岡楓さんに語っていただきます。
「私は身体障害分野の病院に体験実習として3週間行かせていただきました。
初めての実習ということもありとても緊張しました。実際に患者さんと触れ合うことを通して、教科書だけではわからなかったことを学ぶことができました。患者さんが1つの疾患だけを発症していることは少なく、何か他の疾患も合併していることも多かったため、この症状は何からきているのかなどの見極めが難しいと感じました。
また、患者さんとの心理的な「距離感」が大切であると学びました。私は近すぎず遠すぎない「距離」を上手くとることができず苦悩しました。
今回の実習では患者さんと接し方について、また、その病院の特色を理解することができました。今回の実習で学んだ事を生かして次の総合実習で更に努力していきたいです。」
東海医療科学専門学校 作業療法科2年 花岡楓
続いて、金子糸江さんに感想を語っていただきます。
「私は第二期の体験実習で身体障害分野の病院に3週間いかせていただきました。
大きい病院ということで病棟の窓からはドクターヘリが見えたりしていて驚きました。リハビリテーション科の中でも整形外科疾患と脳血管疾患など、さまざまな患者様がおり、また、リハビリテーション科の先生方それぞれの役割がしっかりしている印象で、素晴らしい指導をしてくださる方ばかりでした。
いろいろな疾患の方を見学させていただきすごく勉強になった反面、基礎的な知識がないとせっかく病院でしか学べないことを、吸収しきれないということを実感しました。基礎的な知識、疾患に対する理解があってこそ、患者様を目の前にして、学んできた事をリアルに感じることができ、本当に自分の知識になるんだと思いました。
今回の実習で学んだ事を生かして次の総合実習で更に努力していきたいです。」
東海医療科学専門学校 作業療法科2年 金子糸江
作業療法(OT)科の2年生は、先週で体験実習のⅡ期目を終了し、学校に戻ってきました。今週は、学内で実習の振り返りとともに、担当させていただいた患者様の症例報告を行なっています。
今回は、Ⅱ期目に実習を行なってきた3名の方々に感想を語っていただきます。
まずは、岩佐祐美さんです。
「今回、精神科の病院に3週間臨床実習させていただいて、とても貴重な経験をさせていただきました。精神科というと怖いイメージを持ちがちですが、実際はとても温かく私たちを迎えいれてもらえて充実した毎日を過ごさせていただきました。
毎日の実習では、相手のことをどこまで深く考えれるか、また、人の心を理解することの難しさを苦労しながら学びました。
精神科での実習は作業療法士の勉強としても成長できますが、それと共に、自分自身の内面的な成長も実感できる場所でした。まだまだ実習は始まったばかりです!仲間と共に高め合いながら実習を乗り越えていきたいですっ!」
東海医療科学専門学校 作業療法科2年 岩佐祐美
少し前の話題になりますが、今年の2月14日(バレンタインデイ)の日は、
1年生は皆「見学実習」中で学校へは登校しておりませんでした。
週が明けた先週の2月19日(火)、1年生の有志の女子学生の方々が
家でケーキを作って学校へ持ってきてくれました。
おはようございます。作業療法科教員の山内です。
雪がちらつく、寒い朝になりましたね。
さて、2年生は今日で体験実習 第二期が終了します。
あっという間の3週間でしたか・・・!?
それとも、長い 長〜い 3週間でしたか・・・!?
感じ方は、それぞれですよね。
私たち教員も3週間の間、各実習地へ訪問させていただきました。
私の場合は、特に身体障害分野(病院)への訪問が多かったのですが、
各施設の先生方から、共通したご意見をいただいたことがあります。
それは、
検査の仕方や知識は問題ありません(最低限知識・技術は、あります)
ただし、検査の意味の理解不足 や 探究心の少なさ 自身の過小評価
が目立つ との意見をいただきました。
これからの実習に向けて、参考になればいいな・・・と思いました。
今日で、実習終了の方々 お疲れさまでした。
あさっての2月24日(日)に愛知学院大学にて第48回作業療法士国家試験が
行われます。
3年間の学業や臨床実習での苦労は、全てこの日に合格するためのものだと
考えています。
今まで、自分自身で頑張って積み上げてきた力を、同級生同士で協力し、
励ましあってきた力を信じて全てを出し切っていただきたいと思います。
悔いの残らない、清々しい戦いをしてきて欲しいと心から願います。
あさってから始まる彼らの、彼女らの奮闘を陰ながら応援しています。
本当に、良い結果がでるといいですね。
早く臨床現場で、作業療法士の後輩として活躍し、成長を続けていく
みなさんの姿をみてみたいと楽しみにしております。
作業療法科専任教員 日比進
基本情報 | 担任紹介 | 学外実習 |
教育課程表 | ブログ |
本日は、理学療法(PT)科と作業療法(OT)科の2年生を対象に、特別講義が行われました。講義内容は日本理学療法協会の初代会長を務められた遠藤文雄先生にご講演いただきました。日本にリハビリテーションの概念や、その専門職種が輸入され、国内で教育が始まり、協会の設立から現代に至るまでの歴史をお話いただけました。
何よりも、日本における理学療法士・作業療法士の誕生と成長を見届けて来られた先生のお話でしたので、とても説得力があり、勉強になる講演でした。
自分たちが目指している職業について歴史を知れる機会となりました。
お忙しいところ、ご講演いただきました遠藤文雄先生に厚くお礼申し上げます。
最後は、花岡楓さんに語っていただきます。
「私は身体障害分野の病院に体験実習として3週間行かせていただきました。
初めての実習ということもありとても緊張しました。実際に患者さんと触れ合うことを通して、教科書だけではわからなかったことを学ぶことができました。患者さんが1つの疾患だけを発症していることは少なく、何か他の疾患も合併していることも多かったため、この症状は何からきているのかなどの見極めが難しいと感じました。
また、患者さんとの心理的な「距離感」が大切であると学びました。私は近すぎず遠すぎない「距離」を上手くとることができず苦悩しました。
今回の実習では患者さんと接し方について、また、その病院の特色を理解することができました。今回の実習で学んだ事を生かして次の総合実習で更に努力していきたいです。」
東海医療科学専門学校 作業療法科2年 花岡楓
続いて、金子糸江さんに感想を語っていただきます。
「私は第二期の体験実習で身体障害分野の病院に3週間いかせていただきました。
大きい病院ということで病棟の窓からはドクターヘリが見えたりしていて驚きました。リハビリテーション科の中でも整形外科疾患と脳血管疾患など、さまざまな患者様がおり、また、リハビリテーション科の先生方それぞれの役割がしっかりしている印象で、素晴らしい指導をしてくださる方ばかりでした。
いろいろな疾患の方を見学させていただきすごく勉強になった反面、基礎的な知識がないとせっかく病院でしか学べないことを、吸収しきれないということを実感しました。基礎的な知識、疾患に対する理解があってこそ、患者様を目の前にして、学んできた事をリアルに感じることができ、本当に自分の知識になるんだと思いました。
今回の実習で学んだ事を生かして次の総合実習で更に努力していきたいです。」
東海医療科学専門学校 作業療法科2年 金子糸江
作業療法(OT)科の2年生は、先週で体験実習のⅡ期目を終了し、学校に戻ってきました。今週は、学内で実習の振り返りとともに、担当させていただいた患者様の症例報告を行なっています。
今回は、Ⅱ期目に実習を行なってきた3名の方々に感想を語っていただきます。
まずは、岩佐祐美さんです。
「今回、精神科の病院に3週間臨床実習させていただいて、とても貴重な経験をさせていただきました。精神科というと怖いイメージを持ちがちですが、実際はとても温かく私たちを迎えいれてもらえて充実した毎日を過ごさせていただきました。
毎日の実習では、相手のことをどこまで深く考えれるか、また、人の心を理解することの難しさを苦労しながら学びました。
精神科での実習は作業療法士の勉強としても成長できますが、それと共に、自分自身の内面的な成長も実感できる場所でした。まだまだ実習は始まったばかりです!仲間と共に高め合いながら実習を乗り越えていきたいですっ!」
東海医療科学専門学校 作業療法科2年 岩佐祐美
昨日(水)の4コマ目、作業療法科1〜3年生の全員が二階講堂に集まり、
国家試験が終わったばかりの3年生から、国試受験までの勉強や生活面での工夫、
苦労した点、1・2年生へのアドバイスなど、様々な話を聞かせていただきました。
少し前の話題になりますが、今年の2月14日(バレンタインデイ)の日は、
1年生は皆「見学実習」中で学校へは登校しておりませんでした。
週が明けた先週の2月19日(火)、1年生の有志の女子学生の方々が
家でケーキを作って学校へ持ってきてくれました。
1年生は現在「再試験」の真っ只中です。
昨日は「解剖学」、明日は「運動学」、
今週末には「身体障害評価学」の再試験があります。
再試験は後がないので、皆必死です。
ご覧の写真の中では、早々と本試験に合格した学生さんが
講師役を買って出てくれて、ホワイトボードの前で即席の講義を
してくれています。
おはようございます。作業療法科教員の山内です。
雪がちらつく、寒い朝になりましたね。
さて、2年生は今日で体験実習 第二期が終了します。
あっという間の3週間でしたか・・・!?
それとも、長い 長〜い 3週間でしたか・・・!?
感じ方は、それぞれですよね。
私たち教員も3週間の間、各実習地へ訪問させていただきました。
私の場合は、特に身体障害分野(病院)への訪問が多かったのですが、
各施設の先生方から、共通したご意見をいただいたことがあります。
それは、
検査の仕方や知識は問題ありません(最低限知識・技術は、あります)
ただし、検査の意味の理解不足 や 探究心の少なさ 自身の過小評価
が目立つ との意見をいただきました。
これからの実習に向けて、参考になればいいな・・・と思いました。
今日で、実習終了の方々 お疲れさまでした。
あさっての2月24日(日)に愛知学院大学にて第48回作業療法士国家試験が
行われます。
3年間の学業や臨床実習での苦労は、全てこの日に合格するためのものだと
考えています。
今まで、自分自身で頑張って積み上げてきた力を、同級生同士で協力し、
励ましあってきた力を信じて全てを出し切っていただきたいと思います。
悔いの残らない、清々しい戦いをしてきて欲しいと心から願います。
あさってから始まる彼らの、彼女らの奮闘を陰ながら応援しています。
本当に、良い結果がでるといいですね。
早く臨床現場で、作業療法士の後輩として活躍し、成長を続けていく
みなさんの姿をみてみたいと楽しみにしております。
作業療法科専任教員 日比進