作業療法(OT)科の3年生の待機組の皆さんの国家試験勉強も順調に進んでいます。
すでにいくつもの課題を調べ、みんなでシェアしながら、テストで確認していきます。
各自のノートもすいぶん分厚くなってきました。
教室の壁や柱にはみんなが調べた課題の資料が所狭しと貼ってあります。
もう100枚を超える資料が壁を埋め尽くしています。
解剖学・生理学という基礎医学分野を徹底的に勉強していますが、壁一面に人体の構造と機能の絵が貼り付けられています。
課題学習もそろそろ終盤です。連休明けからまた頑張って行きましょう!!
東海医療科学専門学校 作業療法科3年生担任 田中敏彦
前々回に3年生の「体験実習3期目の感想」をご紹介しましたが、今回はもうお一人をご紹介します。
今回に記事を書いていただいた山田理香子さんは、老年期分野の有料老人ホームに実習に行ってきました。その実習の感想をご紹介します。
「有料老人ホームでの実習を終えて〜老年期分野〜」
「今回、私は老年期分野で有料老人ホームへ実習に行きました。実習先が遠く、自宅から施設まで2時間かかりました。行きの電車はつい居眠りしてしまいましたが、帰りは1日の振り返りやデイリーノートの記録をしたりと移動時間を有意義に時間を使いました。 指導者の作業療法士の先生からは、「コミュニケーションが一番大切なのでコミュニケーションを学んでください。」とアドバイスをしていただきました。
私の担当の階は重度の障害を持たれた方が多く入所されているフロアでした。1日の流れは加湿器の水入れ、フロア掃除、ラジオ体操の進行、配膳準備、レクリエーションの企画と実践、といったものであり、
3週間のうち、1週間はリハ見学をさせていただきました。毎朝、ラジオ体操を行いますが、私の階は重度の障害を持たれた方が多いためか集まりが悪く、1人しか参加されない時もありました。これでは寂しいと思い、体操前に皆様のお部屋に行き、身体を動かす事が可能と思われる方には、参加していただけるよう声掛けをしました。「日によって、体調が悪いから参加できないわ、」と言われた時もありましたが、声掛けし続けることにより参加者が増えていき、少しずつ距離が縮まっていくことが実感できました。
もっとコミュニケーションを図るために利用者様を観察すると、歌を歌う時は生き生きとした表情をされていました。昔の歌を利用者に教えていただき自宅でも練習をしました。歌や遊びを通してコミュニケーションをとることにより当時の話など聞くことが出来、会話を広げやすいと感じました。その中で、印象に残った言葉は「音楽はうまい下手ではなく楽しむものだよ!」という言葉が心に残りました。
信頼関係は簡単に築けるものではないため、コミニュケーションが大切になってきます。相手を尊重する気持ちで接することにより、心を開いてもらいやすくなります。そのためには、相づちを打って話を聞いたり正しい敬語を使うことが最も大切だと思いました。反応がなくても話しかけると言うことを心がけて毎日を過ごしました。その結果、最終日の挨拶の時何人かの方達が子供のように「別れは寂しい」と泣いてくれる方もおり、気持ちが伝わったのだと実感することが出来嬉しかったです。
今回の実習を通して、作業療法はけっして身体の障害だけにアプローチする専門家ではなく、「こころ」に寄り添うことができる専門家なのだ、と感じました。
この経験を今後に生かせるように頑張っていきたいと思います。
ありがとうございました。」
東海医療科学専門学校 作業療法科3年生 山田理香子
先ほどの記事でもご紹介したとおり、現在3年生は大半の学生が実習に出ております。ただ全員ではなく、この時期は実習が無く、学校に待機している方々も何名かおります。
待機組の方々が毎日何をしているかと言うと・・・・
「国家試験の勉強」です!!
本格的な国家試験対策講義は10月からになりますが、この時期に待機の皆さんは、6月から10月まで続けて2回の実習を行うことになります。
ですので、実習前に勉強できるのはこの2ヶ月間だけになります。まだまだ国家試験本番までは長いですが、この時期をどう過ごすか、が今後を大きく左右します。
本番までまだ日がありますので、緊張感がなくなってしまうのでは・・・と心配しておりましたが、みんな一生懸命頑張って勉強しています。
毎日、朝から夕方まで課題学習からシェア学習、確認テストとしっかり行なっています。あと半分、頑張りましょう!!
東海医療科学専門学校 作業療法科3年生担任 田中敏彦
作業療法(OT)の3年生は、4月進級してからすぐに8週間の「総合実習」に大半の学生が出ております。
2年生の時の3週間の「体験実習」を終えてすぐになりますので、休む間もなくさらに長期の実習に臨んでいます。
そろそろ半分に差し掛かろうとしているところです。
さて、今回は2年生の時にご紹介できなかった「体験自習3期目」の感想をご紹介します。まずは、現在3年生の伊藤遼さんの感想です。
「体験実習を終えて〜身体障害分野〜」
「今回、私は身体障害分野の回復期の病院へ実習へ行きました。
回復期の病院とは、脳血管障害や骨折などの大きな怪我を受傷後にすぐに治療を受ける急性期病院での治療後に、自宅復帰を目的にリハビリを集中的に受ける病院です。
作業療法では、退院後の生活のために、入浴での浴槽をまたぐ訓練や、段差をまたぐ訓練、洗濯バサミやペグボードを使用し手指の巧緻性を高める訓練、洗濯や調理の訓練など、患者様がご自宅に復帰されてから必要となる動作訓練を行っていました。また、たとえ日常生活活動(ADL)のすべてはできないとしても、家族の助けやヘルパーなどの社会的資源を利用しながら、できるだけご自分で行っていけるような、その方にあった訓練が行われていました。このように様々な訓練を見学させていただいたことで、ひとつひとつの訓練が日常生活にどのように繋がっていくのか、またどのような訓練が必要になってくるのかを作業療法士として考えていく必要があるということを学ぶことができました。
また今回は実際に症例を持たせていただき、検査とその結果に対する評価を行いました。初めての検査と評価だったのでとても緊張しました。正しい検査方法と、検査を行う意味をしっかりと整理しておくことが大切であると思いました。」
東海医療科学専門学校 作業療法科3年生 伊藤遼
おはようございます。作業療法科教員の山内です。
今日もよい天気になりましたね。
天気が良いと、すがすがしい気持ちになります。
一年生は、
新学期も始まり、あわただしい時間の流れが落ち着きをみせ、
少し日常に疲れを感じ始めた頃でしょうか?
明日は、お休みです。
休みの日に元気を充電して
来週も元気な顔で登校できるようにしていきましょうね。
こころも からだも 元気が、一番!!
充実した、週末の思い出話を楽しみにしていますね。
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今年もゴールデンウィークがやってきました。
作業療法科2年生は、幸いにも授業が組まれておらず、
学生の皆さんは、気を抜くことができる休みの日々が続いております。
作業療法科1年生が入学して早1か月。
この1か月は慌ただしく過ぎました。
ひとまず、40名無事にこの1か月、学校へ通い、
授業を受けることができ、ほっとしています。
作業療法科1年の教室は6階です。
私はできる限り、階段でその教室まで
向かうようにしています。
作業療法(OT)科の3年生の待機組の皆さんの国家試験勉強も順調に進んでいます。
すでにいくつもの課題を調べ、みんなでシェアしながら、テストで確認していきます。
各自のノートもすいぶん分厚くなってきました。
教室の壁や柱にはみんなが調べた課題の資料が所狭しと貼ってあります。
もう100枚を超える資料が壁を埋め尽くしています。
解剖学・生理学という基礎医学分野を徹底的に勉強していますが、壁一面に人体の構造と機能の絵が貼り付けられています。
課題学習もそろそろ終盤です。連休明けからまた頑張って行きましょう!!
東海医療科学専門学校 作業療法科3年生担任 田中敏彦
前々回に3年生の「体験実習3期目の感想」をご紹介しましたが、今回はもうお一人をご紹介します。
今回に記事を書いていただいた山田理香子さんは、老年期分野の有料老人ホームに実習に行ってきました。その実習の感想をご紹介します。
「有料老人ホームでの実習を終えて〜老年期分野〜」
「今回、私は老年期分野で有料老人ホームへ実習に行きました。実習先が遠く、自宅から施設まで2時間かかりました。行きの電車はつい居眠りしてしまいましたが、帰りは1日の振り返りやデイリーノートの記録をしたりと移動時間を有意義に時間を使いました。 指導者の作業療法士の先生からは、「コミュニケーションが一番大切なのでコミュニケーションを学んでください。」とアドバイスをしていただきました。
私の担当の階は重度の障害を持たれた方が多く入所されているフロアでした。1日の流れは加湿器の水入れ、フロア掃除、ラジオ体操の進行、配膳準備、レクリエーションの企画と実践、といったものであり、
3週間のうち、1週間はリハ見学をさせていただきました。毎朝、ラジオ体操を行いますが、私の階は重度の障害を持たれた方が多いためか集まりが悪く、1人しか参加されない時もありました。これでは寂しいと思い、体操前に皆様のお部屋に行き、身体を動かす事が可能と思われる方には、参加していただけるよう声掛けをしました。「日によって、体調が悪いから参加できないわ、」と言われた時もありましたが、声掛けし続けることにより参加者が増えていき、少しずつ距離が縮まっていくことが実感できました。
もっとコミュニケーションを図るために利用者様を観察すると、歌を歌う時は生き生きとした表情をされていました。昔の歌を利用者に教えていただき自宅でも練習をしました。歌や遊びを通してコミュニケーションをとることにより当時の話など聞くことが出来、会話を広げやすいと感じました。その中で、印象に残った言葉は「音楽はうまい下手ではなく楽しむものだよ!」という言葉が心に残りました。
信頼関係は簡単に築けるものではないため、コミニュケーションが大切になってきます。相手を尊重する気持ちで接することにより、心を開いてもらいやすくなります。そのためには、相づちを打って話を聞いたり正しい敬語を使うことが最も大切だと思いました。反応がなくても話しかけると言うことを心がけて毎日を過ごしました。その結果、最終日の挨拶の時何人かの方達が子供のように「別れは寂しい」と泣いてくれる方もおり、気持ちが伝わったのだと実感することが出来嬉しかったです。
今回の実習を通して、作業療法はけっして身体の障害だけにアプローチする専門家ではなく、「こころ」に寄り添うことができる専門家なのだ、と感じました。
この経験を今後に生かせるように頑張っていきたいと思います。
ありがとうございました。」
東海医療科学専門学校 作業療法科3年生 山田理香子
先ほどの記事でもご紹介したとおり、現在3年生は大半の学生が実習に出ております。ただ全員ではなく、この時期は実習が無く、学校に待機している方々も何名かおります。
待機組の方々が毎日何をしているかと言うと・・・・
「国家試験の勉強」です!!
本格的な国家試験対策講義は10月からになりますが、この時期に待機の皆さんは、6月から10月まで続けて2回の実習を行うことになります。
ですので、実習前に勉強できるのはこの2ヶ月間だけになります。まだまだ国家試験本番までは長いですが、この時期をどう過ごすか、が今後を大きく左右します。
本番までまだ日がありますので、緊張感がなくなってしまうのでは・・・と心配しておりましたが、みんな一生懸命頑張って勉強しています。
毎日、朝から夕方まで課題学習からシェア学習、確認テストとしっかり行なっています。あと半分、頑張りましょう!!
東海医療科学専門学校 作業療法科3年生担任 田中敏彦
作業療法(OT)の3年生は、4月進級してからすぐに8週間の「総合実習」に大半の学生が出ております。
2年生の時の3週間の「体験実習」を終えてすぐになりますので、休む間もなくさらに長期の実習に臨んでいます。
そろそろ半分に差し掛かろうとしているところです。
さて、今回は2年生の時にご紹介できなかった「体験自習3期目」の感想をご紹介します。まずは、現在3年生の伊藤遼さんの感想です。
「体験実習を終えて〜身体障害分野〜」
「今回、私は身体障害分野の回復期の病院へ実習へ行きました。
回復期の病院とは、脳血管障害や骨折などの大きな怪我を受傷後にすぐに治療を受ける急性期病院での治療後に、自宅復帰を目的にリハビリを集中的に受ける病院です。
作業療法では、退院後の生活のために、入浴での浴槽をまたぐ訓練や、段差をまたぐ訓練、洗濯バサミやペグボードを使用し手指の巧緻性を高める訓練、洗濯や調理の訓練など、患者様がご自宅に復帰されてから必要となる動作訓練を行っていました。また、たとえ日常生活活動(ADL)のすべてはできないとしても、家族の助けやヘルパーなどの社会的資源を利用しながら、できるだけご自分で行っていけるような、その方にあった訓練が行われていました。このように様々な訓練を見学させていただいたことで、ひとつひとつの訓練が日常生活にどのように繋がっていくのか、またどのような訓練が必要になってくるのかを作業療法士として考えていく必要があるということを学ぶことができました。
また今回は実際に症例を持たせていただき、検査とその結果に対する評価を行いました。初めての検査と評価だったのでとても緊張しました。正しい検査方法と、検査を行う意味をしっかりと整理しておくことが大切であると思いました。」
東海医療科学専門学校 作業療法科3年生 伊藤遼
入学して、もうすぐ1か月が過ぎようとしています。
毎日の通学にも少しずつ慣れていくのを感じています。
学校には慣れつつありますが・・・
90分授業の長さと午後の睡魔は、なかなか手ごわいです。
授業の中には解剖学など医学的な勉強の他にビジネスマナーを学ぶ科目があります。
ゴールデンウィークも間近にせまってきました。
今週の金曜日まで講義を受けたら、学生の皆さんは来週からしばらくお休みです。
今回は2年生の家村さんが記事を書いてくれましたので、
ぜひ紹介させていただきます。
題して「ドッキドキの授業」です。
『 こんにちは。
新学期が始まってから半月が過ぎ、ようやく新しい授業に慣れてきた我々2年生
ですが、今週は今までにない手に汗握る授業がありました。
その名も義肢装具学!!
おはようございます。作業療法科教員の山内です。
今日もよい天気になりましたね。
天気が良いと、すがすがしい気持ちになります。
一年生は、
新学期も始まり、あわただしい時間の流れが落ち着きをみせ、
少し日常に疲れを感じ始めた頃でしょうか?
明日は、お休みです。
休みの日に元気を充電して
来週も元気な顔で登校できるようにしていきましょうね。
こころも からだも 元気が、一番!!
充実した、週末の思い出話を楽しみにしていますね。