本日、1年生は「レク学」の授業を通して安河内先生からいろいろなことを教わりました。
まずは認知症の方に向けて「効果のあるアロマセラピー」について


ラベンダーやローズマリー、レモンなどの香りにどんな効果があるのか、
また、どれくらい手軽に取り組めるのか、などを教えていただきました。
ローズマリーは自宅で育てることもできる簡単な植物だそうです。
レク学の授業は、参加者も楽しみながら受講することができるので、
カメラを向けると授業中ではあるのですが、ピースサインが出てしまいます。

次に、コップ積み立てお参りゲーム。
4チームに分かれて、一人ずつコップを積み重ね「紙コップ祭壇」を作り
「OTになれますように」とお参りして、また紙コップを元に戻します。
チームごとに競争しながらやるので、「早く早く、そこ違う!」と本人も周りも大盛り上がり。


司会役の安河内先生もノリノリです。

その次は、新聞を細く長くちぎって、誰が「一番長く」ちぎることができるかを競うゲーム。

手先の器用さが求められます。
最後は「デュアルタスクトレーニング」

一時(いちどき)に二つ以上の課題を同時にやりながらゲームを進めます。
例えば、足踏みしながら引き算をしたり、手や足を動かす方向を変えながらしりとりしたり、
頭と体を同時に使いますので、脳への刺激大です。

「解剖学」や「生理学」などの専門的な医学の勉強、
+ 患者さんの気持ちを動かすための「レク学」の授業、です。
将来的には学生の皆さん自身が、安河内先生のように「引き出し」をたくさん持って
患者様や利用者の皆様に提供できるようになれるといいと思います。
1年生の皆さん、頑張っていきましょう。
作業療法科1年副担任 手塚雅之