こんにちは、教員の大野です。

本日の本校近郊の天気は大荒れでした。突然

のゲリラ豪雨や巨大な雷、現在は晴れ晴れと

した空を眺めています。

天候の如く大荒れの学生さんの成績に一喜一

憂しております。

本校では定期的に国家試験形式による模擬試

験を実施して学生さんの学習状況を把握して

います。

すでに数科目の科目認定試験が終了し、不合

格であった学生さんを対象に再試験が実施さ

れていますが・・・

本校では学生さんの成績が「なぜ向上しない

か？」という問題を抽出して、問題解決のた

めの糸口をなる「学生面談」を行っています。

まずは高校生の頃の学習方法と成績です。

多くの場合で高校の成績は比較的に良好であ

り、本校入学後に再試験などの不合格となる

経緯を経ています。

本校入学後の悪化と考えるのではなく、学生

さん個人の学習方法や高校時の試験形態につ

いて確認すると・・・

「一夜漬け」の暗記で合格できています。

そこで医学知識に関しては関連性や暗記すべ

き内容の多さについて確認すると「一夜漬け」

では困難であることに一部の学生さんは認識

していきます。

つまり継続的な学習の重要性を実感します。

その後、学生さんの講義中のノートや家庭内

での学習について確認すると、多くの学生さ

んが真面目にキレイなノートと家庭内でも数

時間にわたる学習を行っていることもわかり

ます。

なぜ？　必死に努力しているが成果がない！

努力しても無駄では・・・？

自分には救命士の適性がないのでは・・・？

このように学習意欲の低下につながり、結果

的に自己退学などの選択肢にも反映していく

恐れもあります。

多くの問題点は学習効率、講義中の読解力や

集中力の不足（睡眠不足や栄養不足）もあり

ます。

まずは学生さんと教員がお互いに話し合い、

相談しなければわかりません。

問題点の解決は曖昧ではなく、具体的な学習

方法を伝えていき、早い段階からの補習や学

習指導を行っていくことが重要であると実感

しています。

天候の如く大荒れの学生さんの成績が晴れわ

たる晴天になるのはまだまだ時間がかかりそ

うですが・・・無理な話ではないです！！