こんにちは、学科長の大野です。
ほぼ毎日の補習講義に忙しい日々を送ってい
ますが、学生さんたちの受講態度も良く、国
家試験の合格に近づくためにも頑張っていま
す。学生さんたちも日々、頑張っています！

1年生も入学して早くも3ヶ月間が過ぎようと
していますが、基礎教科や専門基礎教科が修
了しつつあります。

近々、学生さんから大人気の講義が開催予定
であります。その講義は「臓器解剖実習」で
す。この「臓器解剖実習」とは・・・

解剖生理学が修了し、基本的な臓器の機能と
構造について学んでいますが、あくまでも救
急救命士標準テキストや解剖図などの参考文
献による学習です

そこで実際の臓器を解剖することにより、知
識の充実を図ることを目的としている講義で
す。

しかし医師以外の医療従事者が人体解剖など
の実習はできません。
そこで人間の臓器に極めて近い「ブタの臓器」
を用いた解剖実習を行います。

同時に動物の心臓や肺を用いた解剖であれば
自由にできるとも言えません。
あくまでも倫理観にそって臓器から学んでい
くことが大事です。

そのために事前学習として臓器のスケッチや
解剖学的な機能を救命士標準テキストなどか
ら調べて記載しています。

さらには事前のオリエンテーションなども行
い、学ぶことの必要性を理解したうえで学習
していきます。

今回の課題に関しても学生さんは真剣に取り
組み、後日、すべての課題に合格した学生さ
んが「臓器解剖実習」に参加することを許可
されます。

「本物」を学ぶための事前学習に頑張ってい
ました。