『 臨床実習事前研修スキルチェック! 』
2020.09.23
こんにちは、教員の大野です。
2年生の半分の実習生が本日より医療機関
で行われる臨床実習に臨んでいます。
なお残りの半分の学生さんは学内に残留し
て国家試験対策の取組みをふまえたシミュ
レーション実習を行います。
いよいよ救命士教育も終盤に迫っています!
先週は臨床実習直前ということで、この1
ヶ月間の学習してきた知識と技術を確認す
る「スキルチェック」を行いましたが・・・
それぞれの到達目標となる合格ラインはか
なり厳しいです!
例えば胸骨圧迫(心臓マッサージ)であり
ますが、シミュレータ(訓練人形)で評価
された正確率95%以上で合格となります。
また血圧測定では自動血圧計と比較して10
mmHg以上の誤差があった場合は不合格と
なります。
このような評価基準があり、スキルチェッ
クは基本的に1回のみの評価であり、失敗
が許されない試験になります。
教員の厳しい視線や1回のみの試験という
緊張感の中で大きなストレスを感じている
と思います。
これらのスキルチェック項目を数項目すべ
てに合格した学生さんは「実習生」として
臨床実習に臨みます。
試験結果ではありますが・・・
ほぼ全員が合格しています!!!
不合格の学生さんに対して「失敗した理由」
各自で確認して、確実にできるようになる
まで、再びトレーニング開始となります。
本来は失敗のゆるされない試験ではありま
すが、「失敗した理由」と足りない部分を
補った学生さんには「再試験」を許可して
います。なお再試験では無事に全員が合格
しています。
新型コロナウイルス感染症のあるなかで生
命を救うために日夜、頑張っている医療従
事者の皆さまとともに、同じ環境下で学ぶ
実習生としての最低限の義務として、最低
限度のスキルを修得しています。
当然ではありますが医学知識も必要です!!
学生さん最大の難関といわれる「筆記試験」
の内容と結果は後日、報告させて頂きます。