こんにちは、教員の大野です。

相変わらず忙しい日々を送っていますが、

徐々に国家試験対策用の問題作成も目途が

立ち始め、精神的な余裕が出てきました。

新型コロナウイルス感染症の拡大防止のな

かで効果的な教育のあり方を検討して成果

を恐々と確認してきましたが、ようやく例

年以上の成果を出すことに成功しています。

今後の「予想外」へ対応するための「準備」

という意味でも大事な事として取り組んで

います。

医療機関において臨床実習中だった実習生

の前期日程が修了し、学内残留学生と合流

して久しぶりに2年生一同がそろいました。

本日は後期日程で臨床実習に臨む実習生へ

の「申し送り」と久しぶりの国家試験形式

の模擬試験を実施し、成長過程の中間確認

を実施していますが・・・

これまで新型コロナウイルス感染症の拡大

防止を中心に遠隔講義などの教育のあり方

を模索してきましたが、成績の維持はでき

ても「向上」が難しい時でもありました。

しかし限られた時間および予算のなかで効

果的な成果を出す方法論としても「教授学」

は絶対に必要になってきました。

遠隔講義系のセミナーや勉強会、また「教

授学」に関する資料や自己学習などにも努

めてきました。

当然ではありますが・・・

学生さんも良く頑張っていました！！

臨床実習生は自らが体験した救急搬入事例

をもとに傷病者の方を観察することで得ら

れたバイタルサインなどの情報から病態や

緊急度・重症度の把握に関することを学習

していました。

また学内残留学生さんはスパルタ教育とし

て試験や長時間におよぶ試験解説、さらに

は一定の点数が取得できるまでは帰宅でき

ない教育システムなど・・・

イロイロな困難を乗り越えています。

なお本日の成果は例年以上の得点率の向上

を認めています。

しかし一部の学生さんでは伸び悩んでいる

ことも確認されています。

時間と労力の効率は悪いと言われますが、

個別指導と根気をもって取り組むことにな

ります。

国家試験合格率100％をめざして粘り強く

頑張っていきます。