『豚の臓器解剖実習!』
2021.07.27
こんにちは、学科長の大野です。
オリンピックのTV中継に毎日釘付けです。
東京都内での新型コロナウイルス感染の拡大
も懸念されますが、台風の接近もあります。
パラリンピック閉幕までの9月5日まで無事
に競技が終了してほしいです。
すでにイベントとしては終了していますが、
1年生の大人気の実習である「臓器解剖実習
」が実施されています。
医学部などにおいては医師の教育として人体
解剖を行うことで臓器の構造と機能を理解す
ることが必須となってきますが・・・
近年、医療従事者に対する教育として人間に
限りなく近い臓器構造である豚の臓器解剖実
習を本校でも導入しています。
この実習では「実感」が多く得られました。
臓器は心臓と肺・気管支を用いて事前レポー
トから得られた知識を活用しながら自分たち
で触れて解剖していくことになります。
まずは全員で合掌し、生命に対する感謝と尊
厳を示しています。
その後、こちらの指導手順に従って学生自身
が解剖していきましたが・・・
心臓の構造である心筋の太さや重みなどを触
れることで実感し、解剖図では実感しにくい
弁の構造も「なるほど!」と多くを学びまし
た。
夏季休暇後には1年生は解剖生理学などの基
礎医学から、病気に関する知識を学ぶ臨床医
学教育を学習していきます。
今回の「なるほど!」を病気の病態などに反
映していくために良い学びが得られました!