こんにちは、学科長の大野です。

昨日（5/29）から東海地区でも梅雨となり、

恵みの雨になれば良いです！！

　

梅雨の時期となれば、個人的には早い段階と

は思われますが、次年度の新入生に関する

AO入学試験エントリーが6月より開始されま

す。

　

おかげさまで年々、受験者の増加傾向となり

AO入学試験エントリーの時期が近くなるこ

とで「どのような学生を求めていますか？」

と伺われる機会も増えてきました。

　

基本的には本校のアドミッション・ポリシー

「入学者受入の方針」としてホームぺージな

どで公開されています。

　

具体的には過去の入学試験でどのようなこと

を面接でアピールできた受験者の方々が合格

を勝ち得ているかについて書きたいと思われ

ます。

気になる方は「下記の（さらに・・・）」を

押して下さい！！

面接試験官が確認している点としては下記の

内容も注意しています。

１．受験生の過去の実績などを伺う際に、受

　　験生の感想でなく、実績から何を学んで

　　きたかが重要視しています。

例）私は部活動の〇〇〇において県大会で準

優勝になりました。←素晴らしい実績です！

【以下の発言を評価しています！】

その際にコロナ禍ということもあり、満足の

いくトレーニングができませんでしたが、

YouTubeなどを視聴して筋力トレーニングや

基本動作を家庭内で繰り返して努力しました

【以下の発言はもっと評価しています！】

この事より与えられた事を実施することも大

事ですが、それ以上に自己分析を行い、自ら

の成長ために不足することを日頃から考えて

実行する大切さを学びました。

　

試験官としては実績は大事ですが、それ以上

に「結果に至る過程」を考えて行動できれば

今後も成功に導いていける「成長力」を持っ

ていると評価します。

　

２．失敗にめげない、ストレス耐性がある、

　　冷静な判断力を評価します。

救急救命士は精神的なストレスに遭遇する恐

れのある職業です。

試験官が受験生に対して予想外の質問や発想

力を問う質問が行われた際に、考えが思い浮

かばず発言できない場合もありますが・・・

救急救命士はその場で冷静に判断して行動し

ていくことが求められる職業でもあります。

　

この点は日常的に学校の先生方や保護者の方

などの友達とは立場の違う方としっかりとコ

ミュニケーションを行うことで、ポイントの

整理や有効なアドバイスを頂ける可能性があ

ると思います。

それだけ何度もイロイロな方と面接練習を事

前に実施することをおススメします。

　

同時に上記のようなコミュニケーションがで

きる受験生であれば、救急現場で幅広い年齢

層ともコミュニケーションのポイントも理解

できていると考えています。

　

試験官は１つの筆問項目でも多くの情報を受

験生の発言から判断させて頂いています。

　

ちなみに・・・

過去に素晴らしいと実感した受験生の回答に

Q．自己ＰＲを教えて下さい。

Ａ．失敗の数は誰にも負けません。

　

えっ？　成功の数ではないの？

っと普通であれば、そのように思われますよ

ね。

じつは次のように受験生の発言は続きます。

　

誰よりも数多くチャレンジした結果、失敗の

数も誰より多いです。

しかし失敗の数だけ、成功に導くための工夫

と忍耐力も身に付き、成功の数も少しだけ多

くなったと感じます。

　

表現力も発想力も文句なしで合格です！！

そして本校を卒業後も成長を続けて、消防機

関でも大活躍中です！！

　

私の個人的な持論もありますが・・・

「本気の失敗には価値がある」と信じていま

す。

このような前向きな受験生も大歓迎です！

まずは・・・選ばれる学校として我々も継続

的に努力していく必要もありますけど・・・