[社会福祉科(昼間課程)] 相談援助演習の授業
2018.04.05
今日は「相談援助演習」の授業がありました。
社会福祉士養成のカリキュラムでは、
「科目の講義授業」と「演習/実習の授業」と二つに大別される形で進んでいきます。
演習授業においてはソーシャルワークに関して、より体験的、実践的に学んでいくのですが、
本課程の最初の段階としては、「自己理解・自己覚知」や「他者理解」を設定しています。
実際に現場で働いていた身としましても、
「自分のことを意識的に見ること」や「自分の無意識に目を向けること」、「自己統制すること」は不可欠であり、
それなしには「他者理解」はできないと思うのですが、
しかしながら、そう簡単にできるものでもないともいえるように思います。
本課程の学生はさまざまな経歴をお持ちであって、そういった感覚に初めて触れる方も少なくありませんので、
少しずつ、ゲーム的な要素を取り入れながら、
体験的に自分のことを理解していけるように…というシラバスを組んでいます。
他者に触れ、他者と関わり、他者を支援していく仕事であるからこそ、
まずは「自分を知ることを丁寧に行えること」、
そのうえで、「他者を理解したい!と思ってアプローチができること」、
それらが礎となって職務にあたっていくことができるようなソーシャルワーカーを育成したいと考えています。