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学生時代の絆はかけがえのない財産! 食べる楽しみを守り続ける言語聴覚士を目指して頑張っています。

言語聴覚科

卒業生

特別養護老人ホーム勤務(愛知県一宮市)

古田(8期生)さん

学生時代の絆はかけがえのない財産! 食べる楽しみを守り続ける言語聴覚士を目指して頑張っています。

言語聴覚士の職業を選んだきっかけ・理由を教えてください。

もともと、人の役に立つ仕事がしたいという思いを漠然と抱いていましたが、自分が進むべき道を見つけられずにいました。
転機となったのは祖父を看取った経験です。祖父は次第に言葉を発することができなくなり、食事も満足に摂れなくなっていきました。
その姿を目の当たりにし、「自分に何かできることはないか」と強く感じたことを覚えています。
祖父の入院中にリハビリスタッフと関わる機会があり、その中で言語聴覚士という職業を知りました。
言葉によるコミュニケーションや食べる機能を支援し、その人らしい生活を支える仕事に大きな魅力を感じ、「これが自分の進むべき道だ」と確信しました。
言葉や食べる喜びを支えながら、一人ひとりの人生に寄り添い、その人らしい生活を支えられる言語聴覚士を目指したいと思い、この道を選びました。

現在のお仕事の内容・魅力・やり甲斐を教えてください。

現在は特別養護老人ホームで勤務しています。
施設では利用者様と長い時間を共に過ごすことができるため、信頼関係を築きながら、その方らしい生活を支えられることが大きな魅力です。
特に私は、食事を通して「食べる楽しみ」を最後まで守ることを大切にしています。
施設に入所される方の中には、好きなものを食べることや外出することを諦めてしまう方も少なくありません。
しかし、言語聴覚士として嚥下機能を適切に評価し、多職種やご家族と連携することで、「味噌煮込みうどんが食べたい」「もう一度食べ歩きを楽しみたい」といった希望を実現できる場合があります。
利用者様の願いが叶い、笑顔を見ることができた時や、ご本人やご家族から「ありがとう」という言葉をいただいた時には、この仕事を選んで本当に良かったと感じます。

本校での学びは、現在の仕事にどのように活かされていますか?

私は学生時代、日々の授業や実習についていくのに必死で、お世辞にも優秀な学生とは言えませんでした。
しかし、実際に言語聴覚士として働き始めてから、学生時代に学んだ基礎知識の大切さを改めて実感しています。
現場では利用者様一人ひとりの状態を評価し、適切な支援方法を考える必要があります。
その際、解剖学や生理学、嚥下に関する知識など、学生時代に学んだ内容が支援の土台となっています。
臨床の現場は毎日が新しい学びの連続であり、自身の未熟さを痛感することも少なくありません。
だからこそ、学生時代に学んだ基礎を大切にしながら、今でも教科書を見返し、学び続ける姿勢を心がけています。
本校で身につけた知識と学習習慣は、現在の業務を支える大きな力になっています。

在学中のクラスメイトや先生との思い出やエピソードがあれば教えてください。

私は社会人経験を経て入学したため、当初は友人関係や学業への不安がありました。
しかし、クラスには20代から40代まで幅広い年代の学生が在籍しており、年齢の壁を感じることなく和気あいあいとした雰囲気の中で学ぶことができました。
資格取得という同じ目標に向かって努力する仲間がいることは、とても心強かったです。
特に実習期間中は大変なことも多くありましたが、同級生と夜遅くまで語り合いながら励まし合った時間は今でも印象に残っています。
また、テストや実習が終わるたびに仲間と集まり、馴染みのお店で打ち上げをすることも楽しみの一つでした。
先生方も親身になって相談に乗ってくださり、学習面だけでなく精神面でも支えてくださいました。
卒業後も交流が続いている仲間がおり、学生時代に築いた絆はかけがえのない財産になっています。

 

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