学校法人セムイ学園東海医療科学専門学校
無料資料請求 オープンキャンパス
臨床工学科
学科紹介
資料請求 オープンキャンパス
  • オープンキャンパス開催日
  • 2017年12月3日()  
  • 2018年1月14日()  
  • 2018年2月4日()  
  • 2018年2月25日()  
  • 2018年3月11日()  
パンフレットダウンロード ao入試 よくあるご質問
基本情報 担任紹介 学外実習 教育課程表 ブログ
臨床工学科ブログ
集中治療治療室、病棟で行う血液浄化療法
2009.06.22

血液浄化の授業で、旭化成クラレメディカルの方に講義をお願いしました。
今回は講義と共に、急性期の血液浄化装置、アフェレーシス治療が行える装置をデモとして持ってきて頂きました。

ICUにおける血液浄化01  ICUにおける血液浄化02
 


 
まずは、講義で急性期の血液浄化療法というものがどういったものかを教えてもらいます。

血液浄化療法導入を決めたら,どのような血液浄化療法を選択すべきかを考えなければなりません。急性の血液浄化療法は下記のように分類することができます。

○治療時間による分類
間欠的治療(4〜8時間,連日)
持続的治療(少なくとも20時間以上連続して治療する)

○治療モードによる分類
血液透析
血液濾過
血液濾過透析
腹膜透析
※さらに,病態によって血流量,透析流量,濾過量などの治療条件が変更される。

ICUにおける血液浄化03  ICUにおける血液浄化04

ICUにおける血液浄化05  ICUにおける血液浄化06

急性期の血液浄化では、間欠的な治療でよいか、持続的治療を必要とするかをまず考えます。その指標としては大きく2つの病態を考慮します。一つは血圧,脈拍、心電図変化,心エコー所見などの血行動態の不安定さ、そしてもう一つは、ほかの臓器不全を合併するか、または多臓器不全に陥る可能性があるかどうかです。

持続して血液浄化を行うことをCHDFと言います。
治療は8〜12時間程度の治療を連続的に行うこともありますし、連日行うこともあります。
持続的治療の目的は患者さんの体力の負担を軽減するためにも、単位時間当たりの除去量を最小とし、長時間行うことにより総除去量を増大させることです。さらに血液の状態をつねに正常状態に近づけておくことができます。

ICUにおける血液浄化07  ICUにおける血液浄化08

アフェレーシス治療は血漿交換療法とも言います。
血漿成分を浄化する目的で用いられ、回路構成は血液濾過に似ています。血液濾過との違いは、用いられるフィルターにあります。血漿交換用の濾過膜は、水や電解質だけでなく、血漿蛋白などの大分子量物質も簡単に濾過されるようにできています。

単純アフェレーシスでは、濾過された血漿成分をすべて廃棄し、その代わりに同量の置換液を補液します。置換液には新鮮凍結血漿やアルブミン液、あるいは電解質液などを用います。
これに対して、濾過された血漿成分をさらにフィルター(血漿成分分離器)に通し、濾過された濾過流(水、電解質、小・中分子量蛋白)を血液中に戻し、残った血漿成分(大分子量蛋白)だけを排液する二重膜濾過血漿分離交換法(DFPP)もある。DFPPでは処理血漿量に比べて置換流量を大幅に減量できると特徴があります。

ICUにおける血液浄化09  ICUにおける血液浄化10

今までの血液浄化の授業では慢性期の血液浄化の講義でした、今回は急性期です。総合病院など中核となる機関病院では、集中治療室、一般病棟などで今回講義を行った血液浄化療法が行われます。
来年の病院実習でもし、急性期の血液浄化療法を見学できた時には、今回の講義を思い出してください。

Comments are closed.

学校法人セムイ学園 東海医療科学専門学校
〒450-0003 名古屋市中村区名駅南2-7-2(名古屋駅・伏見駅から徒歩12分)
TEL:052-588-2977(学校代表) FAX:052-588-2978

臨床工学科

基本情報 担任紹介 学外実習
教育課程表 ブログ
集中治療治療室、病棟で行う血液浄化療法

血液浄化の授業で、旭化成クラレメディカルの方に講義をお願いしました。
今回は講義と共に、急性期の血液浄化装置、アフェレーシス治療が行える装置をデモとして持ってきて頂きました。

ICUにおける血液浄化01  ICUにおける血液浄化02
 


 
まずは、講義で急性期の血液浄化療法というものがどういったものかを教えてもらいます。

血液浄化療法導入を決めたら,どのような血液浄化療法を選択すべきかを考えなければなりません。急性の血液浄化療法は下記のように分類することができます。

○治療時間による分類
間欠的治療(4〜8時間,連日)
持続的治療(少なくとも20時間以上連続して治療する)

○治療モードによる分類
血液透析
血液濾過
血液濾過透析
腹膜透析
※さらに,病態によって血流量,透析流量,濾過量などの治療条件が変更される。

ICUにおける血液浄化03  ICUにおける血液浄化04

ICUにおける血液浄化05  ICUにおける血液浄化06

急性期の血液浄化では、間欠的な治療でよいか、持続的治療を必要とするかをまず考えます。その指標としては大きく2つの病態を考慮します。一つは血圧,脈拍、心電図変化,心エコー所見などの血行動態の不安定さ、そしてもう一つは、ほかの臓器不全を合併するか、または多臓器不全に陥る可能性があるかどうかです。

持続して血液浄化を行うことをCHDFと言います。
治療は8〜12時間程度の治療を連続的に行うこともありますし、連日行うこともあります。
持続的治療の目的は患者さんの体力の負担を軽減するためにも、単位時間当たりの除去量を最小とし、長時間行うことにより総除去量を増大させることです。さらに血液の状態をつねに正常状態に近づけておくことができます。

ICUにおける血液浄化07  ICUにおける血液浄化08

アフェレーシス治療は血漿交換療法とも言います。
血漿成分を浄化する目的で用いられ、回路構成は血液濾過に似ています。血液濾過との違いは、用いられるフィルターにあります。血漿交換用の濾過膜は、水や電解質だけでなく、血漿蛋白などの大分子量物質も簡単に濾過されるようにできています。

単純アフェレーシスでは、濾過された血漿成分をすべて廃棄し、その代わりに同量の置換液を補液します。置換液には新鮮凍結血漿やアルブミン液、あるいは電解質液などを用います。
これに対して、濾過された血漿成分をさらにフィルター(血漿成分分離器)に通し、濾過された濾過流(水、電解質、小・中分子量蛋白)を血液中に戻し、残った血漿成分(大分子量蛋白)だけを排液する二重膜濾過血漿分離交換法(DFPP)もある。DFPPでは処理血漿量に比べて置換流量を大幅に減量できると特徴があります。

ICUにおける血液浄化09  ICUにおける血液浄化10

今までの血液浄化の授業では慢性期の血液浄化の講義でした、今回は急性期です。総合病院など中核となる機関病院では、集中治療室、一般病棟などで今回講義を行った血液浄化療法が行われます。
来年の病院実習でもし、急性期の血液浄化療法を見学できた時には、今回の講義を思い出してください。

2009.06.22

学科紹介ページへ

メニュー

学校法人セムイ学園 入学サポートセンター

電話:052-561-8001 FAX:052-561-7887

サポートセンターへ電話

学校事務室や教員にご用の方はこちら

学校事務室へ電話 メールフォームでのお問い合せ

ページ TOPへ