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水浸しは、今だけでお願いします。
2010.04.26

血液浄化療法の実習にて、プライミング実習を行いました。

プライミングとは、組み立てたダイアライザと血液回路内を生理食塩液で満たすことをいいます。

プライミング01 プライミング02

ダイアライザには、ウエットタイプとドライタイプがあります。
ウエットタイプではダイアライザに空気が入らないようにするため、ドライタイプとウエットタイプとでは、プライミングの手技が一部異なります。

今回は、ウエットタイプのダイアライザを用い、血液ポンプを利用した方法を学びます。

 
プライミングの目的には以下のようなことがあります。

①製造に伴う滅菌剤や溶出物などを除去する。
②ダイアライザおよび回路内のエアーを除去する(生理食塩水の充填をする)。
③ダイアライザおよび回路内の破損や異常を点検する。
④血液と置換させ、体外循環開始後の血圧を安定させる。 
⑤ヘパリン加生理食塩水により血栓形成を防止する。

プライミング03 プライミング04

プライミング05 プライミング06

プライミングの目的における①の製造に伴う滅菌剤や溶出物には様々なものがありますので、以下にまとめます。

①PVP(ポリビニルピロリドン)
透析膜を親水化させるために膜材にふかされている。PVPの溶出により、血圧低下やアナフィラキシーショックを起こすことがある。

②ビスフェノールA
ポリスルフォンなどの透析膜素材中やポリカーボネイトを素材とするダイアライザ容器に含まれている内分泌攪乱物質(環境ホルモン)のこと。PVP同様、注意が必要であるが、透析での直接的な影響は報告されていない。

③DEHP(フタル酸ジ2-エチルヘキル)
血液回路の可塑剤として一般的に用いられている環境ホルモン。可塑剤とは、塩化ビニールなどの原材料を軟らかくするもので、最近はこれに代わり、環境ホルモンが溶出しにくい可塑剤(TOTM)も臨床利用されるようになってきた。

④ポリウレタンフォーム(ポッティング剤)
ダイアライザの中空糸をハウジングに固定するための接着剤で、ポリウレタンを原材料として用いる。

⑤滅菌による残留物
EOG滅菌によるガス残量でアレルギー反応が出現する可能性がある。

プライミング07 プライミング08

プライミング09 プライミング10

まずは、プライミングの方法を学び、そして学生自身が実践します。
当然のことながら、プライミングが初めてのため、様々な箇所から水が漏れ、床は水浸しです。

そのため、毎年この実習において、モップは欠かすことができません。

プライミング11 プライミング12

血液浄化療法にて、このプライミング操作を覚えることは、今後の治療におけるトラブルにも速やかに対応するためにも必要です。

また、プライミングは臨床の現場では毎日行われる作業です。
よって、毎日行われる作業ことミスがあってはいけません。

ゴールデンウィーク明けには、実技試験を行います。
必ず完璧にマスターしてください。

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プライミングとは、組み立てたダイアライザと血液回路内を生理食塩液で満たすことをいいます。

プライミング01 プライミング02

ダイアライザには、ウエットタイプとドライタイプがあります。
ウエットタイプではダイアライザに空気が入らないようにするため、ドライタイプとウエットタイプとでは、プライミングの手技が一部異なります。

今回は、ウエットタイプのダイアライザを用い、血液ポンプを利用した方法を学びます。

 
プライミングの目的には以下のようなことがあります。

①製造に伴う滅菌剤や溶出物などを除去する。
②ダイアライザおよび回路内のエアーを除去する(生理食塩水の充填をする)。
③ダイアライザおよび回路内の破損や異常を点検する。
④血液と置換させ、体外循環開始後の血圧を安定させる。 
⑤ヘパリン加生理食塩水により血栓形成を防止する。

プライミング03 プライミング04

プライミング05 プライミング06

プライミングの目的における①の製造に伴う滅菌剤や溶出物には様々なものがありますので、以下にまとめます。

①PVP(ポリビニルピロリドン)
透析膜を親水化させるために膜材にふかされている。PVPの溶出により、血圧低下やアナフィラキシーショックを起こすことがある。

②ビスフェノールA
ポリスルフォンなどの透析膜素材中やポリカーボネイトを素材とするダイアライザ容器に含まれている内分泌攪乱物質(環境ホルモン)のこと。PVP同様、注意が必要であるが、透析での直接的な影響は報告されていない。

③DEHP(フタル酸ジ2-エチルヘキル)
血液回路の可塑剤として一般的に用いられている環境ホルモン。可塑剤とは、塩化ビニールなどの原材料を軟らかくするもので、最近はこれに代わり、環境ホルモンが溶出しにくい可塑剤(TOTM)も臨床利用されるようになってきた。

④ポリウレタンフォーム(ポッティング剤)
ダイアライザの中空糸をハウジングに固定するための接着剤で、ポリウレタンを原材料として用いる。

⑤滅菌による残留物
EOG滅菌によるガス残量でアレルギー反応が出現する可能性がある。

プライミング07 プライミング08

プライミング09 プライミング10

まずは、プライミングの方法を学び、そして学生自身が実践します。
当然のことながら、プライミングが初めてのため、様々な箇所から水が漏れ、床は水浸しです。

そのため、毎年この実習において、モップは欠かすことができません。

プライミング11 プライミング12

血液浄化療法にて、このプライミング操作を覚えることは、今後の治療におけるトラブルにも速やかに対応するためにも必要です。

また、プライミングは臨床の現場では毎日行われる作業です。
よって、毎日行われる作業ことミスがあってはいけません。

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必ず完璧にマスターしてください。

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