【相手のイエスを必ず引き出す モノの伝え方サクッとノート】
自分の気持ちを相手に適切に伝える事の難しさで悩むことが多々あります。
伝え方1つで、良い結果が悪い方向になってしまうこともあります。その原因の多くが、実は伝え方、言い回し方を変えるだけで相手への印象が好印象になることもあります。
この書籍は様々シーンに合わせて、適切な伝え方を伝授してくれる1冊です。
【失敗百選 41の原因から未来の失敗を予測する】
現在の技術発展の裏側には多くの失敗がある。その失敗の原因を追及し同じような事が起こらないよう対策を行い今の技術があります。
この書籍では、タイタニック号の事故やチェルノブイリ原発事故、地下鉄サリン事件など誰もが知っているだろう事故・事件から、こんな事があったんだと考えさせられるものまで200近い事例を取り上げています。
この書籍は日常で起こっている失敗(事故)が実は大事故と呼ばれているものの原因につながっていることです。また、自己分析と聞くと難しいイメージがありますが、図解が多くありイメージとして理解がし易いのもお薦めできるポイントです。
今日からフジテレビ系列にて「コードブルー」が始まりました。
是非、医療を目指す学生さんには見て欲しいドラマです。
その1つの理由が、実践的な専門用語や医学用語が出てくるため勉強となります。
今回、藍沢先生が登場したシーンにてユニホームの背中に「Neuosurgery」とプリントされていましたが、これは脳神経外科を意味します。
また、ドラマ最後に着ていたユニホームのプリントには「Emergncy Mediical Service」となっていましたが、救急医療を意味します。
病院で使用されている、診療科には様々あります。
Cardiology 循環器科
Nephrology 腎臓器科
Urology 泌尿器科
Gastroenterology 消化器科
Pulmonology 呼吸器科
Gynaecology 婦人科
Gynaecology 血液内科
・・・・・など。
紹介するとキリがないのですが、こういった視点から医学用語を学んでみてはどうでしょうか。
ちなみに、ドラマの名称である「コードブルー」の意味はご存じでしょうか。
院内などで急を要する患者さんがいた場合に使用されるコール名称(フレーズ)となります。
病院によって、緊急時のスタッフ呼び出し方は様々となります。
今後、ドラマの中で臨床工学技士と関連あるシーンがありましたが、紹介していきたいと思います。
血液浄化療法の点検の1つに「バランステスト」と呼ばれる点検があります。
透析装置は密閉系と呼ばれる、誤差のない閉鎖された回路内にて、除水を行います。
(除水とは体に溜まった水を取り除くこと)
透析回路の密閉系は「閉鎖回路容量制御方式」ともよばれ、一定の大きさの容器を用いてダイアライザに送る液の量を同じにしています。
もし、この密閉系のバランスが崩れると、予定していた除水が行えず、体の中の水を引きすぎたり(低血圧を起こす)、また、余分な水分が残った状態となります。
この密閉系を調べるためには、バランステストが重要なります。
T字管と呼ばれる専用チューブで測定を行い、もし、誤差が基準以上であった場合は、背圧弁の調整を行います。
このバランス管の内径は8mmです。管の容積は1cm当たり約0.5mLです。すなわち、±10cm/10分の誤差は±30mL以内/時間(除水精度)を意味します。測定は透析運転モードで行います。
血液浄化療法は、臨床工学技士が誕生した30年前と比べ、治療方法の確立や治療の多様化が進んでいます。
また、近年の医療機器の進歩により血液浄化機器もハイテク化しています。医療機器が進歩するにつれ医師や看護師の方のみでは血液浄化療法の治療を行うことは大変難しく臨床工学技士の今後の業務拡大は必至となるでしょう。その中において臨床工学技士が血液浄化の治療を安全・円滑に行うためにも、医療機器の安全管理業務の重要性が高まると考えられます。
透析装置オーバーホール実習で、その意味合いを学生が理解してくれたらと思います。
血液浄化療法実習にて今日は「除水ポンプ」の紹介です。
腎不全の患者さんは、尿が作られないため、飲んだり食べたりした水分は体に溜まってきます。水分が溜まってくると様々な症状が出てきます。
そこで、透析療法では毒素を取り除くと同時に、除水と呼ばれる過剰となった体液を除去します。
この除水を行うために、除水ポンプを用います。
この除水を行う際はこの『除水ポンプ』のプランジャと呼ばれるモノが前後に動き使用済透析液を引き込みます。除水ポンプで引き込んだ分の透析液には患者さんに溜まった余分な水分が含まれています。
除水ポンプを通過した透析液は排液ラインへ流れ排液となります。日機装の除水ポンプはプランジャーの前後動きにより使用済透析液を吸入・吐出を繰り返します。また透析液の流れが一方向であり逆流しないように入口と出口には逆子弁が設けられています。近年の除水ポンプには吐出精度を監視するためにポンプ室の入口と出口には電極が設けてあります。
除水ポンプは決められた設定通りに除水を行うことが重要であり、精度の高いポンプの1つです。動作原理は一見、単純ですがとても重要なパーツの1つです。
次回は、透析装置全体の密閉系を確認する「バランステスト」です。
【5分で送信! ビジネスメール 速書き文例集】
仕事柄、メールでの連絡や依頼などが日常となっていますが、以外とメールで文書を送る際のマナーを完璧に理解しているか?となると不安です。
メールの書き方、マナーについてしっかりとレクチャーを受けた事が無く、悩んでいたときにこの書籍に出会いました。
この書籍1冊あるだけで、今までメールの文書作成に多くの時間を費やしていましたが、時間が短縮でき重宝している1冊です。
血液浄化療法実習、今日は「背圧弁」の紹介です。
多くの透析装置が「密閉閉鎖式容量制御方式」が採用されています。
また、透析液を送る方式として、複式ポンプ方式(日機装)、ビスカスコントロール方式(ニプロ)、ダブルチャンバー方式(東レメディカル、JMS)が代表としてあります。
当校では、日機装の透析装置を使用して実習を行っています。
透析液をバランスよくダイアライザに送るためには複式ポンプが正しく動くだけではうまく行きません。そこで、バランスをさらに一定に保つために「背圧弁」が用いられます。
この背圧弁は複式ポンプの前後に位置しており一定の圧力(流量)を与えます。
背圧弁の構造として、ダイアフラムと呼ばれるゴムの弁に対してダイアフラムの上方向からバネの力で押さえ、流れてくる流量に対して、流量を一定(過大吐出を防止)にします。
実習ではマノメータ(圧力計)を用いて、実際の圧力を測定し、正しい基準値に圧力を整えます。
明日はいよいよ、毎年恒例の流しそうめんです。
手の空いている教員総出で準備を行いました。
当校の流しそうめんは、室内全天候型、最大80名で行える壮大なセットです。
明日が楽しみです!
今日は血液浄化療法実習「複式ポンプ」のオーバーホールの紹介です。
血液透析装置は各メーカ様々な特徴があります。
特徴の1つが透析液の送る様式があります。
多くのメーカが透析液量を予定通り送り、除水も行い制御する「閉鎖式容量制御方式」が用いられています。その中心となるシステムとして、複式ポンプ方式(日機装)、ビスカスコントロール方式(ニプロ)、ダブルチャンバー方式(東レメディカル、JMS)が代表としてあります。
当校では日機装社製を用いていの実習を行っているため、複式ポンプのオーバーホールを行いました。
複式ポンプの動作原理・役割は、シリンダ内におけるプランジャーと呼ばれるものを、モータによって左右に往復運動させます。一方のシリンダ内における透析液をダイアライザに送り、もう片方のシリンダにダイアライザから透析液と同量の排液を吸い込み、送る量、排液量のバランスを一定に保っています。
1つのシリンダの容量は約16.7mL。1分間に約30往復し、1分間の合計が約500mLとなります。よって、ダイアライザには1分間に約500mLの透析液が流されていることに鳴ります。
また、複式ポンプはプランジャの動作が左右往復に動いているため、送る量、排液量が交互に動作するため、脈派流を発生します。これは他のメーカにはない特徴です。
臨床工学技士として血液浄化療法に携わる上では、透析液の送るシステムを知っておくは大切です。今回は日機装の複式ポンプのオーバーホールでしたが、機会があれば東レメディカル・JMSで採用されているダブルチャンバー方式も取り入れて行えればと思います。
次回は、背圧弁のオーバーホールです。
血液浄化療法実習にて脱気ポンプ、加圧ポンプについての紹介です。
脱気ポンプ、加圧ポンプとも基本的な構造は同じです。
この2つのポンプはカスケードポンプとも呼ばれます。
カスケードポンプの特徴として、中に歯車のようなもの(インペラ)がついています。この羽根車が高速回転することで、勢いよく吸い込み、吐出します。そしてこのカスケードポンプは透析液の中にエアが混入していても、流量を送ることが可能なポンプです。
脱気ポンプは、透析液の中に含まれている空気を除去するポンプです。
透析液はダイアライザで送られる前に温められます。透析液は温められると、中に溶け込んでいる溶存空気がエア(気泡)となって現れます。そのエアはダイアライザ内における拡散現象に悪影響となり、透析効率を低下させることに繋がります。
そのため、ダイアライザに送られる前に、透析液に溶け込んでいる溶存空気を機械的に除去するために脱気ポンプが必要となります。
加圧ポンプは、透析装置内の排液側(ダイアライザ出口の後)についており、複式ポンプを含めた密閉回路内の圧力を安定させる働きがあります。
もし、液圧が安定しないと複式ポンプの吐出のバランスが崩れてしまいます。
2つのポンプは一見すると、全く同じですが、役割はまったく異なります。
次回は「複式ポンプ」のオーバーホールです。
基本情報 | 担任紹介 | 学外実習 |
教育課程表 | ブログ |
【相手のイエスを必ず引き出す モノの伝え方サクッとノート】
自分の気持ちを相手に適切に伝える事の難しさで悩むことが多々あります。
伝え方1つで、良い結果が悪い方向になってしまうこともあります。その原因の多くが、実は伝え方、言い回し方を変えるだけで相手への印象が好印象になることもあります。
この書籍は様々シーンに合わせて、適切な伝え方を伝授してくれる1冊です。
【失敗百選 41の原因から未来の失敗を予測する】
現在の技術発展の裏側には多くの失敗がある。その失敗の原因を追及し同じような事が起こらないよう対策を行い今の技術があります。
この書籍では、タイタニック号の事故やチェルノブイリ原発事故、地下鉄サリン事件など誰もが知っているだろう事故・事件から、こんな事があったんだと考えさせられるものまで200近い事例を取り上げています。
この書籍は日常で起こっている失敗(事故)が実は大事故と呼ばれているものの原因につながっていることです。また、自己分析と聞くと難しいイメージがありますが、図解が多くありイメージとして理解がし易いのもお薦めできるポイントです。
今日からフジテレビ系列にて「コードブルー」が始まりました。
是非、医療を目指す学生さんには見て欲しいドラマです。
その1つの理由が、実践的な専門用語や医学用語が出てくるため勉強となります。
今回、藍沢先生が登場したシーンにてユニホームの背中に「Neuosurgery」とプリントされていましたが、これは脳神経外科を意味します。
また、ドラマ最後に着ていたユニホームのプリントには「Emergncy Mediical Service」となっていましたが、救急医療を意味します。
病院で使用されている、診療科には様々あります。
Cardiology 循環器科
Nephrology 腎臓器科
Urology 泌尿器科
Gastroenterology 消化器科
Pulmonology 呼吸器科
Gynaecology 婦人科
Gynaecology 血液内科
・・・・・など。
紹介するとキリがないのですが、こういった視点から医学用語を学んでみてはどうでしょうか。
ちなみに、ドラマの名称である「コードブルー」の意味はご存じでしょうか。
院内などで急を要する患者さんがいた場合に使用されるコール名称(フレーズ)となります。
病院によって、緊急時のスタッフ呼び出し方は様々となります。
今後、ドラマの中で臨床工学技士と関連あるシーンがありましたが、紹介していきたいと思います。
血液浄化療法の点検の1つに「バランステスト」と呼ばれる点検があります。
透析装置は密閉系と呼ばれる、誤差のない閉鎖された回路内にて、除水を行います。
(除水とは体に溜まった水を取り除くこと)
透析回路の密閉系は「閉鎖回路容量制御方式」ともよばれ、一定の大きさの容器を用いてダイアライザに送る液の量を同じにしています。
もし、この密閉系のバランスが崩れると、予定していた除水が行えず、体の中の水を引きすぎたり(低血圧を起こす)、また、余分な水分が残った状態となります。
この密閉系を調べるためには、バランステストが重要なります。
T字管と呼ばれる専用チューブで測定を行い、もし、誤差が基準以上であった場合は、背圧弁の調整を行います。
このバランス管の内径は8mmです。管の容積は1cm当たり約0.5mLです。すなわち、±10cm/10分の誤差は±30mL以内/時間(除水精度)を意味します。測定は透析運転モードで行います。
血液浄化療法は、臨床工学技士が誕生した30年前と比べ、治療方法の確立や治療の多様化が進んでいます。
また、近年の医療機器の進歩により血液浄化機器もハイテク化しています。医療機器が進歩するにつれ医師や看護師の方のみでは血液浄化療法の治療を行うことは大変難しく臨床工学技士の今後の業務拡大は必至となるでしょう。その中において臨床工学技士が血液浄化の治療を安全・円滑に行うためにも、医療機器の安全管理業務の重要性が高まると考えられます。
透析装置オーバーホール実習で、その意味合いを学生が理解してくれたらと思います。
血液浄化療法実習にて今日は「除水ポンプ」の紹介です。
腎不全の患者さんは、尿が作られないため、飲んだり食べたりした水分は体に溜まってきます。水分が溜まってくると様々な症状が出てきます。
そこで、透析療法では毒素を取り除くと同時に、除水と呼ばれる過剰となった体液を除去します。
この除水を行うために、除水ポンプを用います。
この除水を行う際はこの『除水ポンプ』のプランジャと呼ばれるモノが前後に動き使用済透析液を引き込みます。除水ポンプで引き込んだ分の透析液には患者さんに溜まった余分な水分が含まれています。
除水ポンプを通過した透析液は排液ラインへ流れ排液となります。日機装の除水ポンプはプランジャーの前後動きにより使用済透析液を吸入・吐出を繰り返します。また透析液の流れが一方向であり逆流しないように入口と出口には逆子弁が設けられています。近年の除水ポンプには吐出精度を監視するためにポンプ室の入口と出口には電極が設けてあります。
除水ポンプは決められた設定通りに除水を行うことが重要であり、精度の高いポンプの1つです。動作原理は一見、単純ですがとても重要なパーツの1つです。
次回は、透析装置全体の密閉系を確認する「バランステスト」です。
【5分で送信! ビジネスメール 速書き文例集】
仕事柄、メールでの連絡や依頼などが日常となっていますが、以外とメールで文書を送る際のマナーを完璧に理解しているか?となると不安です。
メールの書き方、マナーについてしっかりとレクチャーを受けた事が無く、悩んでいたときにこの書籍に出会いました。
この書籍1冊あるだけで、今までメールの文書作成に多くの時間を費やしていましたが、時間が短縮でき重宝している1冊です。
血液浄化療法実習、今日は「背圧弁」の紹介です。
多くの透析装置が「密閉閉鎖式容量制御方式」が採用されています。
また、透析液を送る方式として、複式ポンプ方式(日機装)、ビスカスコントロール方式(ニプロ)、ダブルチャンバー方式(東レメディカル、JMS)が代表としてあります。
当校では、日機装の透析装置を使用して実習を行っています。
透析液をバランスよくダイアライザに送るためには複式ポンプが正しく動くだけではうまく行きません。そこで、バランスをさらに一定に保つために「背圧弁」が用いられます。
この背圧弁は複式ポンプの前後に位置しており一定の圧力(流量)を与えます。
背圧弁の構造として、ダイアフラムと呼ばれるゴムの弁に対してダイアフラムの上方向からバネの力で押さえ、流れてくる流量に対して、流量を一定(過大吐出を防止)にします。
実習ではマノメータ(圧力計)を用いて、実際の圧力を測定し、正しい基準値に圧力を整えます。
明日はいよいよ、毎年恒例の流しそうめんです。
手の空いている教員総出で準備を行いました。
当校の流しそうめんは、室内全天候型、最大80名で行える壮大なセットです。
明日が楽しみです!
今日は血液浄化療法実習「複式ポンプ」のオーバーホールの紹介です。
血液透析装置は各メーカ様々な特徴があります。
特徴の1つが透析液の送る様式があります。
多くのメーカが透析液量を予定通り送り、除水も行い制御する「閉鎖式容量制御方式」が用いられています。その中心となるシステムとして、複式ポンプ方式(日機装)、ビスカスコントロール方式(ニプロ)、ダブルチャンバー方式(東レメディカル、JMS)が代表としてあります。
当校では日機装社製を用いていの実習を行っているため、複式ポンプのオーバーホールを行いました。
複式ポンプの動作原理・役割は、シリンダ内におけるプランジャーと呼ばれるものを、モータによって左右に往復運動させます。一方のシリンダ内における透析液をダイアライザに送り、もう片方のシリンダにダイアライザから透析液と同量の排液を吸い込み、送る量、排液量のバランスを一定に保っています。
1つのシリンダの容量は約16.7mL。1分間に約30往復し、1分間の合計が約500mLとなります。よって、ダイアライザには1分間に約500mLの透析液が流されていることに鳴ります。
また、複式ポンプはプランジャの動作が左右往復に動いているため、送る量、排液量が交互に動作するため、脈派流を発生します。これは他のメーカにはない特徴です。
臨床工学技士として血液浄化療法に携わる上では、透析液の送るシステムを知っておくは大切です。今回は日機装の複式ポンプのオーバーホールでしたが、機会があれば東レメディカル・JMSで採用されているダブルチャンバー方式も取り入れて行えればと思います。
次回は、背圧弁のオーバーホールです。
血液浄化療法実習にて脱気ポンプ、加圧ポンプについての紹介です。
脱気ポンプ、加圧ポンプとも基本的な構造は同じです。
この2つのポンプはカスケードポンプとも呼ばれます。
カスケードポンプの特徴として、中に歯車のようなもの(インペラ)がついています。この羽根車が高速回転することで、勢いよく吸い込み、吐出します。そしてこのカスケードポンプは透析液の中にエアが混入していても、流量を送ることが可能なポンプです。
脱気ポンプは、透析液の中に含まれている空気を除去するポンプです。
透析液はダイアライザで送られる前に温められます。透析液は温められると、中に溶け込んでいる溶存空気がエア(気泡)となって現れます。そのエアはダイアライザ内における拡散現象に悪影響となり、透析効率を低下させることに繋がります。
そのため、ダイアライザに送られる前に、透析液に溶け込んでいる溶存空気を機械的に除去するために脱気ポンプが必要となります。
加圧ポンプは、透析装置内の排液側(ダイアライザ出口の後)についており、複式ポンプを含めた密閉回路内の圧力を安定させる働きがあります。
もし、液圧が安定しないと複式ポンプの吐出のバランスが崩れてしまいます。
2つのポンプは一見すると、全く同じですが、役割はまったく異なります。
次回は「複式ポンプ」のオーバーホールです。