学校法人セムイ学園 厚生労働大臣指定/愛知県知事認可専修学校

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東海医療科学専門学校

苦労して作るからこそ!冠動脈模型で心カテ検査を攻略!

今日は、臨床工学科3年生が取り組んでいる「冠動脈模型作り」について紹介します。
冠動脈は、心臓に栄養と酸素を送る血管です。まるで、心臓の命綱のような存在です。
6月から始まる臨床実習で、心臓カテーテル(心カテ)検査室での実習も行われます。心臓カテーテル(心カテ)検査では、冠動脈の病気を見つけるために造影を行い、治療部位を特定します。
この模型作成では、冠動脈の場所と形、冠動脈の枝分かれを理解します。

また、一般販売されている冠動脈模型(製品)は高額ですが、今回の電線を使うことで数百円で作成可能です。
さらに自分で作ることで、より理解が深まり、解剖学的な知識も身につきます。

学生たちは、試行錯誤しながら模型を作り上げています。
苦労した分、冠動脈の構造や心カテ検査への理解が深まっているようです。
このSNS記事が、医療に興味を持つきっかけになれば幸いです。

「里山の冒険者たち」:自分を超える姿勢に感銘

「ぎふ清流里山公園」への遠足は、まさに冒険の日でした。学生たちはメガジップ体験に挑戦しました。風に吹かれ、鳥のように自由に飛ぶ感覚は、心躍るものでした。そして、昼食は野菜たっぷりのカレーライス。エネルギーをチャージして午後の冒険に備えました。

午後はエアリアルアクティビティが待っていました。全員が安全器具を装着し、高所からの景色を楽しむ準備を整え、中には恐怖と闘っている学生もいましたが、緊張と興奮の中で一歩ずつ前進し、自分自身を超えていく姿勢に感銘を受けました。

入学当初からの緊張感から解放され、みんなは良い笑顔で楽しんでいました。友情が深まり、新たな思い出が刻まれた一日でした。

新入生歓迎会を行いました。

今日は新入生歓迎会でした。3学年合同のボーリング大会です。一投する度に喚起があり元気いっぱいの学生達です。
今日の歓迎会で先輩・後輩との良い関係作りが出来たのではないでしょうか。

【医療安全のスペシャリスト】臨床工学技士が学ぶKYTで事故を防ぐ

医療現場の陰で、患者の命を支える重要な役割を担う「臨床工学技士」。人工心肺装置や人工呼吸器など、高度な医療機器を駆使し、患者さんの生命維持に貢献するスペシャリストです。しかし、その仕事は高度な技術力だけでなく、医療の安全を守る責任も伴います。

医療現場では、例えば、移動中の輸液ポンプが倒れて患者さんにぶつかったり、電源コードにつまづいたりすることで事故が起こりえます。

そこで、臨床工学科では病院安全管理の授業の中で「KYT(危険予知トレーニング)」と呼ばれる訓練を通して、潜在的な危険を察知し、未然に事故を防ぐための対策を学びます。チームワークで様々な状況を想定し、活発な議論を交わすことで、より効果的な安全対策を導き出すのです。

今回、グループワークと発表を通して、仲間と意見を共有し、より深い安全意識を培うことができました。今後も、日々の業務で培った経験と知識を活かし、安全な医療環境づくりができるように学びを深めていきます。

雨上がり、岐阜清流里山公園へ!1年生、笑顔あふれる遠足で仲間との絆を深める

先日までの雨空もようやく上がり、眩しいほどの太陽が顔を出し、絶好の遠足日和となった今日。1年生は、岐阜清流里山公園へと元気に足を運びました。

入学から1ヶ月が経ち、少しずつ顔なじみも増えてきた頃でしょうか。
今回の遠足は、そんなクラスメイト同士の距離をさらに縮め、心に残る思い出を作る絶好の機会です。
思う存分楽しんで来て欲しいと思います。

臨床実習に向けて!より実践的!

臨床工学科3年生は6月からの臨床実習に向けて、シミュレーション実習が始まっています。
1・2年生で学んだ知識を含め、医療現場必要な技術を再確認しながら実践的な内容となります。
透析のグループでは模擬透析室にて患者役、スタッフ役に分かれての実習です。

臨床工学技士と医工連携:医療の未来を拓く架け橋

医療現場において、ますます重要な役割を担う臨床工学技士医工連携について、今回は深掘りしていきたいと思います。

臨床工学技士とは、人工心肺装置や体外循環装置などの医療機器の管理、操作、保守、修理を行う専門職です。医師や看護師と共に、患者の生命維持や治療を支える重要な役割を担っています。

医工連携とは、医療と工学の専門家が協力し、新たな医療技術や医療機器の開発、医療現場の課題解決に取り組む活動です。近年、医療の高度化や複雑化に伴い、医工連携の重要性がますます高まっています。

臨床工学技士が医工連携に果たす役割

臨床工学技士は、医療現場における「医療機器のスペシャリスト」として、医工連携において以下のような重要な役割を果たします。

  • 医療機器に関する専門知識と技術を活かした、開発・改良への貢献
    • 医療現場のニーズを踏まえ、新たな医療機器の開発や既存機器の改良に携わります。
    • メーカーとの橋渡し役となり、医療現場と開発側の双方の意見を調整しながら、より良い医療機器の実現に貢献します。
  • 臨床現場での課題解決と提案
    • 医療機器に関する豊富な知識と経験を活かし、臨床現場で発生する課題を解決するための提案を行います。
    • 医療機器の操作方法や保守管理方法の改善など、現場の効率化や安全性向上に貢献します。
  • 医療従事者との連携と情報共有
    • 医師や看護師など、他の医療従事者と密接に連携し、医療機器に関する情報を共有します。
    • チーム医療の一員として、患者の安全と治療の質向上に貢献します。

医工連携の進展事例

近年、医工連携の取り組みによって、次のような成果が生まれています。

  • AI技術を活用した画像診断支援システムの開発
    • 画像診断の精度向上や医師の負担軽減に貢献しています。
  • 患者の状態をリアルタイムでモニタリングするシステムの開発
    • 早期発見・早期治療につなげ、患者の予後改善に貢献しています。
  • ロボット支援手術システムの開発
    • 微小創手術による患者の負担軽減や、手術の精度向上に貢献しています。

臨床工学技士を目指す方へ

医療の進化を支える臨床工学技士は、やりがいのある魅力的な仕事です。医療機器に関する専門知識と技術を身につけ、患者さんの命と健康を守るために貢献したいという方に、ぜひおすすめしたい職業です。

臨床工学技士になるには、臨床工学技士を養成する学校を卒業する必要があります。また、国家試験に合格し、免許を取得する必要があります。

医療現場で患者さんと直接関わるだけでなく、医療機器開発など幅広い分野で活躍できる臨床工学技士。医工連携の担い手として、医療の未来を拓く重要な役割を担っています。

まとめ

臨床工学技士と医工連携は、医療の進歩と発展を支える重要な役割を担っています。医療機器に関する専門知識と技術を活かし、患者さんの命と健康を守るために貢献したい方にとって、臨床工学技士は魅力的な職業と言えるでしょう。

メディカルメッセに参加しました!

2024年4月19日~20日、愛知県セントレア国際空港において、医療機器・医薬品・医療関連サービスの展示会「メディカルメッセ2024」が開催されました。
本イベントでは、最新の医療技術や製品が紹介されるだけでなく、臨床工学技士による医工連携の取り組みも展示・発表されており、伺いました。
当校の学生も臨床工学技士ブースの見学に来ており、臨床工学技士の方から直接、最新の医療機器についての説明を受けていました。

臨床工学科卒業生が近況報告で来てくれました!

名古屋は桜の満開を迎え、すっかり暖かくなりました。気温も20度を超え、初夏のような陽気が続いています。
ここ最近、臨床工学科卒業生が近況報告で学校に遊びに来てくれています。
卒業生の中には結婚して子供も生まれ、とても幸せそうでした。
学生時代は勉強で苦労していた学生が、今では立派な臨床工学技士として活躍している姿を見ると、教員として本当に嬉しいです。

今後も卒業生との交流を大切にしていきたいと思います。
また、学生たちには、卒業後もこうして学校を訪れてくれるような、温かい人間関係を築いてほしいと思います。

血液浄化療法実習スタート!血液回路の役割を探る!

血液浄化療法は、人工透析や血液吸着など、血液を体外に取り出して老廃物や余分な水分を除去する治療法です。腎臓の機能が低下した患者さんにとって、命綱となる治療です。
血液回路は、血液浄化療法を行う上で最も重要な機器の一つです。血液を体外に出して戻すまでの道筋となるものです。

血液回路は、安全性を第一に考え、様々な工夫がされています。
学生たちは、実際に使用する回路を手に取りながら、それぞれの部品の役割や構造を知り重要性と複雑さを理解することができました。

https://www.youtube.com/watch?v=lGrgv6FDDbY

今後の実習で、さらに知識を深めていきます!

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