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2019.04.19

臨床工学科

意外性や驚きの体験授業(血液透析 中空糸体験)

血液浄化療法の授業の風景です。

今日の授業テーマはダイアライザの中空糸についてです。
ダイアライザとは、血液浄化療法を行う際に、血液の中に含まれている尿毒素や水分を除去するために用いるものです。ダイアライザの中には8000~12000本の中空糸膜と呼ばれるものがありますが、1本が髪の毛の太さと同じくらいで、ストロー状になっています。
臨床工学技士のたまご~血液透析 中空糸体験~1

よ~く観察すると、血液が通る穴が肉眼でも見えます。

ダイアライザはこの中空糸膜の素材が多数有り、臨床工学技士として各種類の特徴を知っておく必要があります。

今回、授業の中において、中空糸膜の構造がストロー状になっていることを実感してもらうために、実際に中空糸をストローに見立てて、お茶を飲んでもらいました。
臨床工学技士のたまご~血液透析 中空糸体験~3

臨床工学技士のたまご~血液透析 中空糸体験~2

当初はこんな糸くずの様なものでお茶が飲めるのか?と半信半疑でしたが、実際に口にお茶が入ると至る所で「飲めた!」という歓喜が上がります。

ストロー状のものでお茶を飲むといった、単純な体験ですがそこには意外性や驚きがあります。
教科書的な知識として、構造が理解でき、尚それを体感することは大事であると思います。

今後もより学生がリアルに実感し、イメージできる授業を行って行きたいと思います。

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