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2019.05.08

臨床工学科

血液透析プライミング実習を行いました。

血液浄化療法の実習にてプライミング実習を行いました。

プライミングとは、ダイアライザと血液回路内を組み立て生理食塩液(透析液)で満たすことを言います。

近年、このプライミングは透析装置の技術の進歩とともに、透析液を使用した自動化プライミングが普及しつつあります。

 
そのため、手動プライミングの実習内容を行うことよりも、他に教えることがあるのではとの声を頂くこともありますが、それでも当校では手動でのプライミング方法を学びます。

 

この実習では、今後の授業における治療中のトラブルシューティングや自動化プライミング動作を理解するため、血液回路の流れは大切な基礎となります。

その基礎のイメージ定着を つけておくことが重要であると考えます。

 

 

プライミングは血液浄化療法を行う上で、大切な治療準備の1つです。

また、プライミングは毎日患者さんの人数分行う必要があります。それ故に、このプライミングの手技をしっかりとマスターしなければ毎日の透析を受けている患者の治療の安全は守れません。

 

血液浄化療法には多くの臨床工学技士の人たちが従事しています。血液浄化療法の治療を行っている患者さんの安全を確保する一つの業務がこのプライミングであると言えます。

 

今回の実習内容を是非とも、臨床の現場で役立ててください。

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