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2025.05.13

臨床工学科

自動化の先へ:血液浄化療法実習で挑む、手動プライミングの重要性

言語聴覚科

血液浄化療法の臨床実習で、プライミングを実施しました。近年の透析装置は自動化が進んでおり、今回のプライミングも自動で行うことが可能ですが、あえて自動化システムを使用せず、手動によるプライミング方法(血液ポンプと落差を利用)を習得することに重点を置きました。

その目的は、手動操作を学ぶことで、将来的なトラブルシューティング(事故対策)において、原因の究明と解決策を見出すための基礎を築くことです。後日、プライミングの実技試験を予定しています。手順はもちろんのこと、清潔操作についても確実にマスターし、臨床現場で安全かつ的確に対応できる力を身につけてほしいと願っています。

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