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臨床工学科3年生の学生たちが、麻酔・集中治療の実習に取り組んでいます。今回の授業では、小さな命を支える重要な医療機器について学びました。
まず学習したのは、NICU(新生児集中治療室:生まれたばかりの赤ちゃんのための特別な治療室)で活躍する「保育器」です。
保育器は、予定日よりも早く生まれた赤ちゃんや、体重が少ない赤ちゃんにとって、まさに「お母さんのおなかの代わり」となる大切な治療機器です。温度や湿度を適切に保ち、外部からの感染を防ぎながら、赤ちゃんが安全に成長できる環境を作り出します。
学生たちは実際の保育器を前に、点検方法を丁寧に学びました。「この機器が正常に動作しているかどうかで、赤ちゃんの命が左右される」という責任の重さを実感しながら、真剣に取り組んでいました。
同時に学習したのが、麻酔器の点検方法です。麻酔器は手術中に患者さんの意識をなくし、痛みを感じないようにするための重要な機器です。実際の操作は医師が行いますが、臨床工学技士は毎朝、手術が予定されているすべての手術室で麻酔器の安全点検を行います。
「患者さんが安心して手術を受けられるように」という使命感を持って、学生たちは点検手順を一つひとつ確認していきます。
当校の臨床工学科では、実際の医療現場で使われている機器を豊富に揃えています。教科書だけでは理解しにくい医療機器の構造や操作方法も、実物に触れることで「なるほど、こういう仕組みなんだ」と具体的にイメージできるようになります。
学生たちは「将来、自分たちがこの機器を扱って患者さんの命を支えるんだ」という実感を持ちながら、日々の学習に取り組んでいます。この実践的な教育こそが、信頼される医療技術者を育てる基盤となっています。
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