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今回は、内視鏡(腹腔鏡下手術)の授業の様子をご紹介します。
内視鏡手術は、従来のお腹を大きく切る手術に比べて「低侵襲(ていしんしゅう)」、つまり患者さんの身体への負担が非常に少ない治療法です。この手術を成功させるには、高度なチーム連携が欠かせません。
通常、内視鏡手術は2名以上の体制で行われます。一人は「スコピスト」としてカメラを操作し、最適な視野を確保する役割。そしてもう一人が、鉗子(かんし)などの器具を操り、実際に処置を行う術者の役割です。
授業ではまず、基本となる鉗子の使い方を「肉眼」で練習することから始めます。 しかし、いざ内視鏡セットを通した練習に切り替えると、途端に難易度が上がります。モニターという2次元の世界では、肉眼とは「方向」や「奥行き」の感覚が全く異なるため、思うように操作できず苦戦する学生も少なくありません。
ここで重要になるのが、カメラ操作の的確さです。 実は、スムーズな手術進行のカギは、カメラがいかに「見たい場所」を的確に捉え、保持し続けられるかにかかっています。
近年、この「内視鏡のカメラ操作・保持」を担う臨床工学技士が増えています。手術現場の最前線で医師をサポートし、安全な手術環境を支える。臨床工学技士は今、内視鏡手術において欠かせない重要なポジションを確立しています。
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