血液中の酸素量を増やし治療します~高気圧酸素療法~
2019.04.22
高気圧酸素療法の特別授業を行いました。
臨床工学科3年生は5月に高気圧酸素療法が行える施設へ実習に行きます。
その前にある程度の知識を持って実習に望んでほしいため、特別外部講師を招いての授業です。
高気圧酸素療法とは、日常生活している大気圧よりも高い気圧の状態にすることで、血液中の酸素量を増やします。それにより、一酸化炭素中毒、減圧症、ガス壊疽、突発性難聴、腸閉塞(イレウス)などに治療効果があります。
また、この高い気圧状態にする装置として、第1種(一人用)と第2種(多人数用)があります。
この特別講義では、治療効果の原理、事故の危険性から臨床工学技士の役割や重要性、治療時間や回数、治療を受ける前の注意事項、副作用などを学びました。
今日の知識を持って、臨床実習に望んでください。