調理実習を行いました(透析食を作る)
2018.06.02
透析患者さんは様々食事制限・塩分制限を日々行っています。
臨床工学技士としても血液透析業務に携わる医療従事者として、食事療法について知っておく必要があります。
この実習では管理栄養士の講師を招き、実際の透析食を作りながら重要なポイントを理解しました。
今回のメニューはフルーツゼリー、餃子、混ぜご飯の3品です。
調理工程では、食材は刻んで水にさらすことでカリウムを効果的に除去したり、塩分を制限しながらもうま味を出すにはどうしたら良いかなどの具体的な方法も実践しています。
また、この実習の日のみですが、学校に到着してから授業終了まで(調理実習の試食時のみ飲水可)は一切の水分摂取は禁止とし、透析患者さんの引水制限についても体験しました。
調理は不思議で、同じ材料、同じ調味料を使っても各班とも味が違います。
今日の調理実習で得た知識を現場でも活用してもらえたらと思います。