フェイスボウトランスファー
2019.10.18
こんにちは、歯科技工士科の山口です。
台風や雨などで気温が随分と下がり、肌寒くなってきましたね。
体調管理に気を付けていきたい季節です(゜.゜)
歯科技工士科2年の「顎口腔機能学」では、フェイスボウという器具を使用し、実際の頭蓋(顎関節)に対する上顎歯列(うわあごの歯の模型)の三次元的な位置関係を咬合器(歯の模型を咬み合せる器具)上で再現するという、専門的な実習を行いました!
(※この一連の操作のことを、フェイスボウトランスファーといいます。)
長谷川先生の指導のもと、学生さん同士で助け合いながら実習を進めます。
人によって歯列(歯並び)や基準となる点や面の位置が異なる為、一人ずつ作業を進めていきます。
↑フェイスボウで採得した上顎の位置関係を咬合器上に再現します。
↑石膏で上顎の模型と咬合器を固定し、フェイスボウトランスファー完了です!
教科書で見るだけだとなかなか理解が難しい部分でもありますが、実習を通じて理解が一層深まったと思います😊
そして、学生さんは自分の口腔内をまじまじと見れる良い機会だと思うので、色々と観察してみて下さい!
(歯科技工士科 山口)