陶芸の様子
2021.06.07
※今日のブログは入構制限のかかる前、5月下旬頃の授業の様子です。
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今回は、なんだか職人さんのような1年生の様子をご紹介します。
基礎作業学各論Ⅰでは、次々と新しい創作活動に進んでおり、
今回行っているのは「陶芸」です。
陶芸は子どもから高齢者まで楽しめる作業活動として
主に精神科分野で用いられるリハビリ手段です。
作業工程の中で、「手をよく使う→上肢機能へのアプローチ」
これはもちろんのことながら
作品を作る中での注意力や集中力といった認知機能面、
作品作りを通して得られる自信や達成感、
また他者とのコミュニケーション機会など精神機能面の要素も
たくさん含まれています。
初回は材料となる粘土を練る作業でした。
「荒練り」と「菊練り」があるのですが・・・


見てください!この菊練り!
これ、なかなかこのように練り込むの大変なんです。
わたしも交ざって約10年振りにこの練りの作業をしましたが
まったくできず・・・10分程度で断念してしまったのは
ここだけの話です。笑
空気を抜くための作業なんですが、
みなさん1時間近く練っていたでしょうか。

え!待って待って!投げつけようとしてない!?
練り続ける作業の疲労から
こんな一場面も見られましたが、
みなさん一生懸命取り組んでいました。
どんな作品が出来上がるのか、今から楽しみです!
作業療法科 山口