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臨床工学科の3年生が、病院での実習を控えた時期に、最新の医療機器について学ぶ貴重な機会がありました。今回は、ニプロ様のご協力をいただき、全自動透析装置の実習を行いました。
現在の血液透析装置は、そのほとんどが全自動化されています。でも、「全自動」と聞いても、具体的に何がどう変わったのか分からない方も多いのではないでしょうか。
以前の血液透析装置では、治療を始める前にプライミングと呼ばれる準備作業を行います。
プライミングとは? 血液回路(血液が通る管)とダイアライザ(血液をきれいにするフィルター)を組み立て、生理食塩水で満たす作業のこと。
この作業は1台ずつ手作業で行う必要があり、清潔さを保ちながら正確な手順とテクニックが求められる、とても神経を使う作業でした。
ところが全自動化された装置では、血液回路とダイアライザを接続して装置に取り付けるだけで、あとは血液透析装置が自動でプライミングを行ってくれます。
さらに、透析の開始から終了まで(返血操作:治療終了時に血液を患者さんの体に戻す操作)も全自動で行われるため、医療スタッフはその間、患者さんのケアにより集中できるようになりました。
今回の実習では、学生たちが小グループに分かれて、全自動透析装置の仕組みを理解し、実際の操作を体験しました。
透析治療を行っている多くの医療機関で、この全自動化システムが導入されています。今回の実習経験が、学生たちの臨床実習で大いに役立つことを期待しています。
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