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2025.11.10

歯科技工士科

学生が挑戦した2本義歯の製作と臨床への一歩

歯科技工士科の学生が、実習で製作したパーシャルデンチャー。今回は、2本義歯の製作工程と、臨床現場での活用を見据えた工夫についてご紹介します。

製作の概要

今回の義歯は、欠損歯が2本の症例を想定して設計されました。クラスプはワイヤーを屈曲して手作業で成形し、保持力と審美性のバランスを考慮しました。

クラスプの屈曲では、プライヤーの使い方や角度の調整に苦労しながらも、模型にぴったりと適合する形状に仕上げました。学生にとっては、技術の習得と精度の重要性を実感する工程となりました。

臨床への応用

最終的には、高齢者施設を利用する患者さんを想定し、個人名を義歯に埋め込む方法を取り入れて提出しました。これは、施設内での紛失防止や本人確認に役立つ工夫です。

 

実習を通して、技術だけでなく「使う人の生活を支える」という視点を学ぶことができました。今後も、患者さんに寄り添った技工物づくりを目指していきたいと思います。

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