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2026.01.20

臨床工学科

秀吉・清正の足跡を辿る「中村公園」徹底ガイド。誕生の碑や記念館など見所を凝縮!

言語聴覚科

名古屋の歴史を語る上で欠かせないのが、天下人・豊臣秀吉の足跡です。

先日のブログに引き続き、地元出身の教員が秀吉公の生誕地として知られる「中村公園」にスポットを当て、歴史ファンならずとも楽しめる、公園内の主要な見どころを巡る散策ガイドをお届けします。


秀吉公の原点に触れる:中村公園・歴史紀行

名古屋市中村区に位置する中村公園は、明治22年に豊国神社の創建に合わせて整備された歴史公園です。園内には秀吉公のみならず、同じくこの地で生まれたとされる加藤清正公、そして文化芸能にまつわる記念碑が点在しています。

1. 豊公誕生之地碑(ほうこうたんじょうのちひ)

公園の北側にひっそりと佇むこの石碑は、まさに「戦国一の出世頭」秀吉公が産声を上げた場所を指し示しています。かつてこの場所には、父・木下弥右衛門の屋敷があったと伝えられており、天下統一へと突き進んだ英雄の、慎ましい始まりを感じることができる重要なスポットです。

2. 日吉丸となかまたちの像

秀吉公の幼名である「日吉丸」。その少年時代の姿を再現したブロンズ像です。幼なじみたちと遊び、語り合う姿は、のちの天下人の社交性とバイタリティを象徴しているかのようです。瑞々しい躍動感あふれる像は、訪れる人々に親しみやすさを与えてくれます。

3. ひょうたん池

秀吉公の馬印として有名な「千成ひょうたん」にちなんで名付けられた池です。公園の景観に潤いを与えるこの池の周辺は、四季折々の花々が美しく、散策の合間のリフレッシュに最適です。水面に映る緑を眺めながら、当時の情景に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。


歴史と文化を深く学ぶ施設

公園内には、歴史資料をじっくりと鑑賞できる施設も併設されています。

豊臣ミュージアム と 秀吉清正記念館

公園の北東に位置する「中村文化小劇場・中村図書館」の建物内には、秀吉清正記念館(名古屋市博物館の分館)があります。

  • 秀吉清正記念館: 秀吉公と加藤清正公の生涯や、彼らが活躍した時代背景を専門的に展示。重要文化財を含む貴重な資料も期間限定で公開されます。

  • 豊臣ミュージアム: 近年、地域振興の一環として親しまれているこの名称は、秀吉公にまつわる歴史展示や文化発信の総称としても使われます。(2026.01.18現在は建設中)


意外な歴史の繋がり:松と歌舞伎

公園内には戦国時代以外にも、注目すべき記念碑や名木が存在します。

大正天皇お手植えの松

大正天皇が皇太子時代にこの地を訪れた際、自ら植えられたとされる松です。長い年月を経て堂々と枝を広げるその姿は、この公園が単なる地域の公園ではなく、国家的な歴史の節目を見守ってきた場所であることを物語っています。

初代中村勘三郎生誕記念像

歌舞伎の江戸三座の一つ「中村座」の座元であり、名優でもあった初代中村勘三郎。彼もまた、この中村の地の出身と伝えられています。2017年に建立されたこの像は、現代まで続く歌舞伎文化の源流がここにあることを示しており、歴史ファンのみならず演劇ファンにとっても聖地となっています。

地下鉄東山線「中村公園駅」から徒歩圏内。巨大な赤鳥居をくぐり、一歩足を踏み入れれば、そこには都会の喧騒を忘れる静寂と、偉人たちが駆け抜けた時代の残り香が漂っています。次のお休みには、歴史のロマンを探しに、ぜひ足を運んでみてください。

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