鋳造の実験をしました。
2023.10.13
歯科技工士科1年生では、理工学の授業で鋳造理論を学んでいます。

鋳造とは、金属を溶かして型に流し込み、固めて形を作る技術です。歯科技工では、この鋳造技術を使ってクラウン(被せ物)などの歯科技工物を製作します。
鋳造には、精度が求められ、精度が悪いと歯科技工物がフィットせず、患者さんに不快感や痛みなどを与えてしまう可能性があります。

今回の実験は、ワックスを軟化圧接して実験用のパターンを作り、鋳造して金属に置き換えます。
実験では、鋳造の条件(前処理の条件や鋳造するタイミングなど)を変えることで完成物の精度にどのような影響が出るか調べてレポートをまとめました。
こうした経験を積み重ねて、鋳造のコツを身につけましょう!