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2026.06.22

臨床工学科

医療の最前線を支えるプロへの道!臨床工学科2年生「血液透析実習・プライミング試験」レポート

言語聴覚科

将来、医療の道に進みたいと考えている方や、「臨床工学技士」という仕事に興味がある方に向けて、今日はリアルな実習の様子をお届けします。

今回は、臨床工学科2年生の「血液透析実習」に潜入してきました。本日のメインイベントは、ズバリ「プライミング試験」です。

皆さんは「プライミング」という言葉を聞いたことがありますか? 血液透析(人工透析)では、患者さんの血液を体外に取り出し、ダイアライザーと呼ばれる「人工腎臓」を通してきれいにします。この治療を始める前に、血液が通るチューブ(血液回路)やダイアライザーの中を生理食塩水で満たし、空気を完全に追い出す準備作業が必要です。これが「プライミング」です。

もし空気が残ったまま患者さんに繋いでしまったら、重大な医療事故につながってしまいます。つまり、絶対に失敗が許されない、命に直結する大切な技術なのです。

試験会場の実習室に入ると、普段の和気あいあいとした雰囲気とは全く違う、ピンと張り詰めた空気が漂っていました。

今日この日のために、学生たちは放課後も残って何度も何度も練習を重ねてきました。 試験中は、「緊張で手が震えて、いつも通りにチューブが繋げない」「焦って手順が飛んでしまった」と、普段なら絶対にしないようなミスをしてしまい、悔しい思いをしている学生もいました。

でも、その「緊張」や「悔しさ」こそが、真剣に取り組んでいる証拠です。実際の医療現場では、常にプレッシャーの中で正確な操作が求められます。今のうちにその緊張感を味わい、失敗から学ぶことは、これからプロの医療従事者になるための大きな財産になります。

一方で、多くの学生からは「練習の成果が出た!」という安堵と自信に満ちた表情が見られました。流れるような手つきで正確にプライミングを完了させる姿は、もう立派な医療人の卵です。少し前まで機材の扱いに戸惑っていた彼らが、ここまで堂々と操作できるようになるなんて、日々の努力の積み重ねには本当に驚かされます。

高校生の皆さんも、今は勉強や部活などで「練習ではできるのに本番でうまくいかない」と悩むことがあるかもしれません。でも、その経験は決して無駄にはなりません。今日実習室で見せてくれた先輩たちの姿が、それを証明しています。

臨床工学科では、こうした実践的な実習を通して、知識だけでなく「患者さんの命を守る責任感」と「確かな技術」を少しずつ身につけていきます。

機械が好き、医療で人を助けたい。 そんな思いを持っている方は、ぜひオープンキャンパスなどで、実際の医療機器に触れてみてくださいね。先輩たちのように、皆さんもきっと夢中になれるはずです!

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