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2026.10.05

臨床工学科

移植を受けた人の本音/聞いたことある?

言語聴覚科

臨床工学科では毎年、患者様に来校していただき、特別講演をお願いしています。

今回は「いのちの教育」として、日本で初めて腎臓と膵臓の同時移植を受け、現在はご自身の体験を多くの方に伝える活動をされている方にお話しいただきました。

講演ではまず、日本における臓器移植の状況についてご説明いただきました。

脳死と植物状態の違いなど、移植医療を考えるうえで欠かせない基本についても、学生にとって改めて整理する機会となりました。

 

臨床工学技士は、生命維持管理装置をはじめとする医療機器の操作や保守点検を担う医療専門職で、なかでも血液透析療法に携わる機会が多い職種です。

血液透析とは、腎臓の機能が低下した方の血液を、装置を使って体外できれいにする治療です。

講師の方は以前、血液透析療法を受けておられ、その際に臨床工学技士に大変お世話になったとお話しくださいました。

また、移植を受けた後、ご家族やご親友からは「良かったね」と声をかけられたそうです。

しかし、ご自身が助かった反面、亡くなられた方がいるという思いがあり、気持ちは複雑であったと語られました。

このお話は、学生や医療従事者では思いもつかない内容であり、大変感慨深いものでした。話を聞く学生の真剣な様子からも、その重みが伝わってきました。

これから医療従事者をめざす学生にとって、実際に患者であった方から直接お話を伺えたことは、大変貴重な経験です。

今回の講演が、今後学生が患者様と関わるうえで何が大切であるかを考えるきっかけになったのではないかと思います。

この記事の著者

中村 新一 先生

臨床工学科 学科長 担当科目 腎泌尿器学、血液浄化療法、国家試験対策 など

【勉強と遊びのメリハリある学生生活を送ってください】

臨床工学技士は、医療機器を駆使して患者さんを助ける「いのちのエンジニア」です。常に患者さんの状態変化に対応していくため、とても大きなやりがいを感じられる仕事です。

当学科では、「当たり前の事が、当たり前に出来る」という基本を大切にして学生指導を行っています。皆さんには、勉強するときはしっかり集中し、遊ぶときは思い切り楽しむ、そんな「メリハリのある学校生活」を送ってほしいと思っています。

ちなみに私も、オフの時間は思い切り楽しむタイプです。趣味はメダカの飼育と登山で、今年の夏は念願の富士山登頂を達成しました!しっかりリフレッシュすることが、日々の頑張りにつながっています。

「臨床工学技士になりたい」と強く信じれば、それは皆さんの具体的な目標になります。そして、どんな目標であっても、諦めずに頑張れば必ず達成できます。

皆さんのその頑張りを、私たち教員一同が全力でサポートします。一緒に学べる日を楽しみにしています!

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