歯科技工専攻科「顎義歯」の製作
2020.09.14
歯科技工専攻科では「顎義歯」製作の実習が始まりました。
顎義歯とは、ケガや手術、先天的な理由などにより生じた欠損を補填するための義歯(入れ歯)のことです。欠損部を封鎖することで咀嚼(噛む)、嚥下(飲み込む)、発音(会話)などの機能回復を目指します。
封鎖する範囲が広くなりがちな分、顎義歯自体も大きくなるため、通常の義歯よりも軽量化や動かないように固定するための工夫や複雑な形態への対応が必要となります。
学生さんは、顎義歯を歯に引っかけて固定するためのワイヤークラスプの設計や屈曲などに取り組みました。