[社会福祉科(昼間課程)] ゲスト講義~“介助犬”特別授業 Part3
2018.11.06
part3…
介助犬ユーザーさんや介助犬トレーナーの職員さんにもさまざまなお話をいただきました。
やはり大切なのは、
介助犬および補助犬のことを、“社会に知ってもらう”ことであり、
介助犬に限らず、補助犬全般的に、
社会の中でまだまだ認知度や“本質的な理解”は得られていない現状もあるようです。
そのような影響により、
残念ながら、飲食店等の利用拒否が、
「犬アレルギー等、他の客の迷惑になるから」「受け入れたことがないから」「何かあったら困るから」
という理由等でよくあるようです。
しかしながら、 犬アレルギーの原因となるのは、フケと唾液であり、
「ユーザーさんによる日常的な衛生管理や、胴着による抜け毛対策等が徹底してなされている」
ことから、まず大丈夫であるということでした。
また、お店の利用では、座席などの特別な条件はいらず、
「禁煙席」や「子連れのための広めの席」等を依頼するのと同様に、
「出入りがしやすい手前の席」等の配慮があれば十分であるということも話されていました。
お店の利用等のことだけでなく、さまざまな情報について、社会に広く知られていくことで、
今よりももっと受け入れられやすい土壌ができ、
補助犬を利用する人のみならず、万人が過ごしやすい社会をつくっていくことにもつながるといえます。
学生にとっては、そのことを肌で感じることができた有意義な機会となりました。
ご協力いただき、ありがとうございました!!