こんにちは、教員の大野です。

本校では教育カリキュラムの編成や教育の

質を第三者による評価などによって定期的

に見直しています。

現在「東海医療工学専門学校の教育」につ

いて中間報告を作成していますが、新型コ

ロナウイルス感染症の影響で学生成績の低

迷化が危惧されました。

しかし分析してみると例年以上の良い成果

が得られていることに安心しました。

この要因として考えられる事は・・・

事前に低迷する恐れを危惧した補習講義や

定期的な国家試験対策模擬試験の回数増加

などが功を制していました。

また入学試験などに直結するオープンキャ

ンパスにおいても新型コロナウイルス感染

症の拡大防止を目的とした新たな取り組み

や学生募集の改善も良かったです。

このなかでも国家試験出題基準によって作

成されたオリジナル模擬試験は大幅な改訂

と増加を行ってきました。

本校では10年前より救急救命士国家試験出

題基準を主体にオリジナル模擬試験のあり

方や出題内容の見直しに時間をかけてジワ

ジワと学生成績の向上を図ってきました。

おかげさまで昨年度の国家試験当日には本

校のオリジナル模擬試験に似たような問題

が出題されて、学生さんの国家試験合格に

貢献できました。

しかし不合格であった卒業生がいたのも事

実です。それこそ原因は学習方法、模擬試

験の出題内容、本人の学習時間、指導ポイ

ントなど・・・

常に反省と改善の繰り返しです。

個人的には限られた時間内に効果的な成果

を得るためには教育を提供する「学校」も

「学ぶ側（学生）」も努力が求められます。

学生さんのなかには常に反省と改善を繰り

返してほしい方もいますが・・・

本校はPDCAサイクルをもって学生教育に

ジワジワと反映させて本当の能動的学習を

学生さんに実感してほしいです。