こんにちは、教員の大野です。
徐々に朝夕が涼しくなり、過ごしやすい日々
となりつつあります。「秋」をゆっくりと感
じています。

病院実習に対応するための教育として臨床実
習事前研修が行われていますが、臨床実習へ
の参加の許可を判断すべく試験のひとつとし
て「実技試験」が行われています。

本日も「静脈路確保（点滴）」「胸骨圧迫心
臓マッサージ」「気管挿管（および資器材点
検）」「血圧測定」などの実技試験が実施さ
れましたが・・・

ほぼ全員が合格している状況ではあります。
救急救命士に大きく関連する救急救命処置は
比較的に良好ではありました。

しかし血圧測定は思った以上に測定時間が掛
っていることや自動血圧計との数値が大幅に
異なる測定結果であった学生さんもいました。

救命士として処置を行う事も大事ではありま
すが、処置の必要性を考慮する「観察と評価」
は更に重要なスキルになってきます。

正確に傷病者の方々を観察させて頂くことで
病態の把握や処置の必要性を考慮できます。

臨床実習でも「観察と評価」は非常に重要な
学習内容にもなります。

医療機関でなければ病態生理の把握は困難で
あります。さらには病態や状況に応じた環境
で正確なバイタルサインを測定できるように
なることが求められます。

目標への到達していないと実感した学生さん
は個人的にも練習していました。
最低限の知識・技術を得るための事前学習に
頑張っています！！