救急救命士と公務員採用試験
2022.06.28
こんにちは、学科長の大野です。
東海地区もかなり短い梅雨が明けまして灼熱
の日々を過ごしています。恵みの雨がわずか
ながら潤いとなればと願います。
現在、本校の2年生は7月12日に行われます
学生の救急技術を競い合う「スチューデント
ラリー」に向けてシミュレーショントレーニ
ングや国家試験対策の一環である模擬試験を
頑張っています。
同時進行で将来の進路として主な就職先であ
る消防官をめざして「公務員採用試験」を受
験していますが・・・
時折、救急救命士は医療従事者であるのに医
療機関でなく消防機関に就職するの?
このようなお問い合わせをオープンキャンパ
スなどでも伺います。救急救命士は主に救急
車両などに乗車して医療機関に傷病者の方を
特定行為などの医療行為を行いながら搬送し
ます。
じつは「救急車両」は各自治体で運営してい
る消防機関が所有する緊急車両のひとつにな
ります。
その関係で消防機関に就職することで資格の
有効活用が可能となります。
そこで消防職員になるためには「公務員採用
試験」の受験が必須となります。
なお公務員採用試験は45~50問出題される政
治、経済、文章理解、英文読解、数的推理、
資料解釈など多岐にわたる問題に取り組まな
ければなりません。
なお救急救命士は医学的な知識が国家試験で
求められ、公務員採用試験は一般教養が求め
られるために両立して学習していくことが求
められます。
私自身(大野)も経験者であるために、この
両立は言葉で示すよりもかなり難しいです。
しかしマルチな知識が得られ、公務員として
の自覚や使命感も採用後はしっかりと身に付
くと思われます。
本校の学生さんたちも必死で現在も頑張って
います!!
この両立のお手伝いとして少しでも国家試験
対策講義は充実させていき、全員合格をめざ
していきたいです。
学生さん!!!
今現在も公務員採用試験を頑張って合格して
ほしいです!!!