老齢期の看護
2019.12.12
12/3は老齢期の患者に対する看護について学びました。
まずは専用の装具を付けて患者さんの状態を疑似体験します。
過去に妊婦体験も行いましたが、患者さんの気持ちを知るにためには自ら経験することが一番です。
老人役の人を介助しながら、一緒に階段を上り下りします。
足元が良く見えない患者さんの安全を確保し、安心して歩行できるように介助します。
次は財布から小銭を出してもらいます。
我々が当たり前に行っている動作がスムーズに出来ません。
「ゆっくりで良いですよ」やさしい声掛けも看護のひとつです。
ベットの介助では、普通に歩行できる場合と杖歩行の場合でベットの高さを変えてあげます。
他にも車いすから移乗する場合など、患者さんの状態で対応方法を変えなければいけません。
さらに脱いだ靴の揃い方で、筋力低下の程度を把握するなど観察も忘れてはいけません。
実習は、座学では得られない知識と経験の宝庫ですね。
この経験が学生たちの成長につながると嬉しいです。