学校法人セムイ学園 厚生労働大臣指定/愛知県知事認可専修学校

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東海医療科学専門学校

心臓カテーテル実習~医療研修施設 ニプロiMEP~

臨床工学科3年生は6月より臨床実習がスタートします。
最近の臨床工学技士業務において心臓カテーテル分野は目覚ましく活躍する臨床工学技士の数も増加しています。

そこで、東海医療科学専門学校では昨年より、より実践的な実習が行える医療研修施設 ニプロiMEP(滋賀県)に行きました。
 


 

このニプロiMEPは実際の病棟や手術室、カテーテル室などでのトレーニングを行えるシミュレータを備えた施設です。

心臓カテーテル室(X線シネアンギオ室)での実習はX線投影できるCアームを用いて、様々な角度で冠動脈がどのように見えるかをシミュレーションしました。
また、この実習ではX線照射しませんが、学生には治療で使用するプロテクターを装着し実習を受けてもらいました。

手術室での実習では心臓カテーテル治療の一連の流れについて、カテーテルデバイスを用いてシミュレーションしました。

医療技術の進歩は目覚ましく、心臓カテーテル治療もそのうちの1つです。
今回の実習内容は6月からの臨床実習に役立つ内容です。
学んだ知識を是非とも活かして欲しいモノです。

病院で一番使用される医療機器です(安全管理学)

安全管理学にて輸液ポンプ、シリンジポンプの演習を行いました。
今回もニプロ株式会社の協力のもと実施しました。

輸液ポンプ、シリンジポンプは医療現場で最も多く使用させている医療機器です。点滴などを自然落下による調整を手動で行う代わりに、自動かつ安全に輸液を行う装置です。しかし様々な薬剤の使用に用いられるため正しく使用しなければ、患者さんに影響を与えてしまします。
 
臨床現場では輸液ポンプ、シリンジポンプにおける医療事故の事例は、安全教育を徹底することで回避できるものが多いと言われています。

 
今回の演習では、輸液ポンプ、シリンジポンプの正しい使用方法を習得し、また、実際の医療事故がどのようにして起こるのかを再現し安全管理の重要性について学びました。

 
臨床工学技士として、輸液ポンプ、シリンジポンプの関わりは非常に多く、今回の演習を今後に役立ててもらえればと思います。

手術室で使用する医療機器の代表!電気の力でモノを切る~電気メス演習2019

臨床工学科 1年生の「医用治療機器学」の授業風景です。

電気メスの機械を実際に操作し、体験しています。

使用する材料は、
木綿豆腐・高野豆腐、豚肉スライス・スモークジャーキー、トリムネ肉・スモークチキン、バター・スライスチーズ・ホイップクリーム、あじ、せんべい、レタス、じゃがいも、グレープフルーツ、りんご

食材によってどんな違いが起こるか、予測を立てながら実習が進みます。

電気メスは、電気の通過があって初めて作用が起こります。その際に、どんな条件が必要になってくるのか、各自が考え実施していました。なにも反応がおこらない食材もあり、「どうして作用が起こらないのか」ということを班ごとに考えていました。

実習の最後には、班の代表者が今回の実習で勉強になったことを発表していました。

電気メスで出たニオイや、スパークなど教科書では知ることができない経験をして理解が深まったようです。

臨床工学科は体育も全力です!

臨床工学の授業というと、解剖学や電気などの専門的なものが思い浮かぶかもしれませんが、私たちの学科には体育の授業もあります。

臨床工学技士のたまご~体育01 臨床工学技士のたまご~体育02
スポーツを通した学びは体へのメリットだけでなく、クラスメイトとの交流が深まる場でもあります。
これからも楽しく元気に運動していきましょう!

臨床工学技士のたまご~体育03

同窓会を実施しました(臨床工学科)

先日、昨年度卒業した学生の同窓会を実施しました。

臨床工学技士のたまご~同窓会(2019)04

今回は在校生3年生も先輩との交流を兼ね参加しています。

3年生は6月から臨床実習が始まるため、昨年度の臨床実習の状況を先輩から聞ける良い機会となります。

臨床工学技士のたまご~同窓会(2019)02 臨床工学技士のたまご~同窓会(2019)03 臨床工学技士のたまご~同窓会(2019)01

昨年度卒業した彼らはまだ、臨床工学技士として働き始め1ヶ月しか経っていませんが、現場の厳しさも痛感し一皮むけ顔つきは学生ではなく医療従事者となっていました。また就職先の状況などを楽しそうに話を聴かせてくれています。

卒業生から「東海医療科学専門学校の学生で良かったです」との一言は教員として涙が出るほど嬉しい報告でした。

みなさんの今後の活躍を期待しています。

内科学にてグループワークが行われています

臨床工学科3年生は6月より臨床実習が始まります。
そんな中、内科学の授業を覗いてました。
臨床工学技士のたまご~内科学 グループワーク③
各グーループに分かれグループワークを実施しています。
大切なポイントの講義を行い、その後、実際の臨床工学技士国家試験問題(内科分野)のディスカッションを行っています。
臨床工学技士のたまご~内科学 グループワーク④

臨床工学技士のたまご~内科学 グループワーク②
今日のテーマは腎疾患と血液疾患。
どちらも臨床工学技士国家試験にて必須となりますので、国家試験合格に向けて知識を身につけてほしいと思います。

血液透析プライミング実習を行いました。

血液浄化療法の実習にてプライミング実習を行いました。

プライミングとは、ダイアライザと血液回路内を組み立て生理食塩液(透析液)で満たすことを言います。

近年、このプライミングは透析装置の技術の進歩とともに、透析液を使用した自動化プライミングが普及しつつあります。

 
そのため、手動プライミングの実習内容を行うことよりも、他に教えることがあるのではとの声を頂くこともありますが、それでも当校では手動でのプライミング方法を学びます。

 

この実習では、今後の授業における治療中のトラブルシューティングや自動化プライミング動作を理解するため、血液回路の流れは大切な基礎となります。

その基礎のイメージ定着を つけておくことが重要であると考えます。

 

 

プライミングは血液浄化療法を行う上で、大切な治療準備の1つです。

また、プライミングは毎日患者さんの人数分行う必要があります。それ故に、このプライミングの手技をしっかりとマスターしなければ毎日の透析を受けている患者の治療の安全は守れません。

 

血液浄化療法には多くの臨床工学技士の人たちが従事しています。血液浄化療法の治療を行っている患者さんの安全を確保する一つの業務がこのプライミングであると言えます。

 

今回の実習内容を是非とも、臨床の現場で役立ててください。

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