臨床実習に向けて
2018.05.18
2018.05.18
2018.05.07
2018.05.03
血液浄化療法の授業にて、ダイアライザ(人工腎臓装置)について勉強します。
その中で、ダイアライザの構造を理解します。ダイアライザには8000~10000本の中空糸と呼ばれる血液をきれいにするためのものが束ねられています。
中空糸1本はストロー状の構造をしており、髪の毛2~3本ほどの大きさの穴が空いています。そこに血液が流れていきます。
中空糸はストロー状の構造をしていますので、よ~くみると血液が通る穴が点で見る事ができます。
そして、構造がストロー状とあれば、毎年行っているのが、中空糸を使ってお茶を飲んでみよう!
一気に吸うことができないため、唇で軽く中空糸を加え、弱い陰圧をゆっくりゆっくりと加えながら吸っていきます。
「・・・・・・・・・」
学生は真剣で、静かな時間が流れます。
「・・・・・・・・」
「!?」
「ほんとに飲めた!」
所々で、飲めた!との声が上がります。
教科書ではイラストで記載がありますが、この様な体験を通すことでより実感がわきイメージができると思います。
これからも、様々な体験を通じた授業を行っていきたいと思います。
2018.05.02
臨床工学科1年生が体育の授業にてシッティング・バレーボールを行いました。
シッティング・バレーボールはおしりを床につけた状態(座ったまま)で行う、バレーボールです。
ボールを打つときに立ち上がったりすると反則となります。
この競技はパラリンピック競技の種目にもなっています。
2018.05.01
臨床工学科 2年生の病院安全管理の授業にて、輸液ポンプ、シリンジポンプの安全管理について演習を行いました。
今回もニプロ株式会社さんのご協力での実施です。
輸液ポンプ、シリンジポンプは臨床現場で最も多く使用されている医療機器であり、
臨床工学技士として関わりが非常に大きいです。
臨床現場では臨床工学技士が医療機器に関する安全管理を行っています。
今回の演習内容は、実際に臨床現場において臨床工学技士が医師や看護師への教育指導として行っている内容でもあります。
学んだ内容を今後に活かしてほしいものです。
2018.04.29
新学期が始まり1ヶ月が経ちました。今年もラウンドワンにて新入生歓迎会(ボーリング大会)が行われました。
ボーリングは新1年生~3年生までのミックスチームで行われます。
新1年生は初めて先輩との交流会であり緊張した様子もありましたが、最後には楽しんでいました。
その様子をまとめましたのでご覧ください。
2018.04.25
臨床工学科1年生が医の倫理の授業真っ最中です。
医療従者になるためには、医療の倫理観を知る必要があります。すべては患者様の回復をもたらす最善の方法を考えることが大切となります。
今回は過去に放送されたあるこども病院のドキュメンタリー番組を見て、医療の現実を知ってもらいます。助けることのできる命、残念ながら亡くなってしまう命。このドキュメンタリー番組をみた学生の思いは様々です。
このドキュメンタリー番組の中に印象となるシーンがいくつかあります。
その一つを紹介します。
ご両親が臍帯血移植に立ち会う様子のシーンです。
臍帯血移植を受ける無菌病室にいる子どもに逢うため、ご両親が入室しようとします。
無菌病室は1/1000ミクロン単位の菌までも無くした部屋であり、入室には細心の注意が必要です。
ご両親は手を洗い、マスクを装着、予防衣を身につけ入室しますが・・・
看護師さん「お母様、髪の毛が長いので、縛って(まとめて)もらって、もう一回その手、洗ってきてもらえますか」
看護師さん「髪の毛が他のカ所に付いちゃうと、ちょっと不潔なもんでね」
お母様「わかりました」
移植は他人の造血細胞を入れるた拒絶反応を抑制するために免疫力を抑えています。そのため髪の毛1本からの雑菌でも、それが原因で時には命に関わります。
医療という現場は、普段の日常生活と違い患者様を治療することを最優先として考えます。1年生はまだ、医療という扉をあけたばかりの状況ですが、少しずつ医療人として、また臨床工学技士としての志を強く持って欲しいと思います。
2018.04.21
2018.04.20
2018.04.16
血液浄化療法の実習にて、透析回路の構成を調べました。
基本的な実習ですが、今後の血液浄化療法を学ぶ上に置いて、血液回路の構成、そしてパーツの役割を知っておくことは、今後の勉強において必要となります。
現在、血液透析は各社自動化が進んでおり、血液回路も各社メーカにより異なります。しかし基本構成は同じであるため、血液回路の基礎知っておけば様々なメーカに対応できます。
血液透析回路の構成には必要な条件がいつかあります。臨床工学技士としての現場で働いていた時、血液回路の役割や形状を細かく観察することがありませんでしたが、1つ1つのパーツには意味があり、非常に興味深いです。
今回の実習のテーマ「血液回路」を調べることで、今後の血液透析を学ぶ上でのプライミング実習やトラブルシューティングを学ぶ基礎となります。
また、ダイアライザの構造についても調べました。
非常に単純な構造と思いきや、切断してばらしてみると予想していなかった発見があります。
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